ピアノと海と花との生活 Ⅰ

海まで歩いて1分、大好きなピアノと花との毎日

金沢弁と富山弁

2010-08-26 | 

昨晩、レッスンしていたら、

レッスン室の窓の下で、秋の虫が大きな声で、鳴いていた。

そりゃそうだ。秋の虫も、もうそろそろ鳴きたいだろう

こんなに暑くちゃ、夜でも鳴かなきゃとがんばっていた。

もう20年も前になるかなあ、富山県の高岡の海で、友人と泳いでいた。

泳ぐのはクラゲの出る8月10日前くらいだから、その頃だったろう。

砂浜に、赤とんぼが、大量にとんでいて、

夏と秋が一緒になったようで、とても奇妙な経験をした

それにしても、現在のわが家の庭である。

この暑さにもかかわらず、庭にある植物もものすごく元気だ。

紫陽花が1本、あぶない感じだが、

そのほかの木、果物の木、紫陽花のほかの木とかが、異常な成長度だ

藤の木は、剪定しないでそのままにしていたら、

ツルが、前庭の奥、全体にのびていき、ジャングルのようになってしまった

前庭のブラックベリーも、もうずいぶん前、生徒さんのお母さんから、鉢植えでいただいた、かわいい1本だったが、

引越しの時も運んで、根つき、今は、10メートル以上の、大木である

今年は、ものすごい実もなり、毎日少しずつ収穫して、今は全部冷凍してある。

バラも間に植えたせいか、紫陽花も、競争心さかんで、

ここ何年みられない成長度だ。

この酷暑にどうしたことだろう!

陽が昇るのが、6時半くらいだから、その前に庭の手入れをする。

デデッポッポ(ヤマバトのこと、小さいときからこう呼んでいる

が鳴きだす。

海で、船の汽笛がなってる。

他の家のあちこちで、目ざまし時計の音がして、

この街も目覚めるのだ

今年のお盆は、夫が仕事で、1年に2回しか帰れないのに、行けないといっていた。

でも、どうしてもお墓参りがしたいと、2日目に突然半日行ってくる事になった。

夫のふるさとは、映画『少年時代』の舞台になったところだ。

陽水の『少年時代』そのものの街だ。

夫と知り合ってすぐに、ここへ連れてきてもらった。

この街は、ポーンと空に抜けていて、まっすぐで空が広くて、

ものすごく気に入った。

お正月と盆休み、だいたいこの2回で、温泉とカラオケ三昧だが

ここにくると、特に夏は、日本の夏を満喫できる。

ただでさえ、感覚が子供みたいな私なのに、

このときは特に娘とキャーキャーおおしゃぎだ。

http://blog.goo.ne.jp/albealbe/d/20070821

ここで昨日もコメントでちらっと出たので、金沢弁と富山弁!

この嫁は、夫の実家でも、全然遠慮せず、むしろいつもよりのびのびして(笑)

楽しく遊ぶ。

片付けようとすると、

お義母さんは、そんなとき必ずこういう。

「よしちゃん、ねとらっしゃい」→「よしこちゃん、寝てなさい」

これが金沢だと

「よしちゃん、ねとるまっし」となる。

これはどういうことですか→富・きゃどいが?

               →金・か、どいがや?(若い子はあまり使いません・・・)

                                 →英・How is it?

食べなさい→富・たべっせま

      →金・たべまっし

そうだね→富・そいが

      金・おいね

うるさい→富・けさがしい

      金・うざっかしい  

それでは、金沢弁の特徴あるものは・・・

かわいい→いちゃけな

いいなあ→いいじ

立派な→うまそな (用例 「あら、うまそい子や~」→「立派な身体の子だ!」)

~なんだ→げん (用例 「今日、授業、ないげん」→「今日、授業ないんです」  

たくみな→りくつな (用例 「あらりくつな~」)

散らかってる様子→むたむた (用例 「そんなむたむたーっとしとらんとはよ、片付けよ!」→「そんなに散らかさないで、早く片付けなさい」

同じ石川県でも、地域によって全然違う。 

 

私が住んでいた輪島も、強烈な輪島弁だが、

特におかしいのが

身体がだるい→金・だやい→輪・ちきない

レースの仲間たちは、だいたい輪島の子だから、

彼らは「ああちきねえ~」という。

本当にちきないのだと、私は理解する 

   

北陸は、標準語で「バカ」のとこを「だら」という。

これは、関西の「あほ」とニュアンスが似ているかもしれないが、

愛情が込められている感じがある。

あんた、何だらなこと、いっとるげんて」→「あなた、何バカなことをいっているのですか」

こういう言葉は、愛があってあたたかい。

富山も、夫の実家は新潟寄りで、

富山や高岡などは全然違う。 

方言は良いものだと思う。

私も、小さい子のレッスンは、出来るだけ金沢弁でやっている。

子供たちもうれしそうだ。  

 

    《おまけの映像》

娘と雨の晴れ間にいっぱい写真をキャーキャー撮って、

実家に戻ると、娘がおもしろいことを始めた。

いつもここにくると、せみのぬけがらが、あまりに庭に多いので、

どれだけとれるか競争するのだが(笑)

今年は娘はこんなもの作りました!

           

私もちょうしにのって

              

題して『ぬけがらアート!』

でもこれって・・・虫嫌いな人、異常に気持ち悪いよね 

ごめんなさい・・・

田んぼでてんとうむしをみつけた。

大好きな映画『トスカーナの休日』では、ダイアン・レインがてんとうむしを見つける事が、大きなネックになっている。

うちの庭には、しょっちゅうてんとうむしが、いるが、

このときは何だかすごくうれしかった。

いいことあるといいな。 

 

 

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