昨晩、レッスンしていたら、
レッスン室の窓の下で、秋の虫が大きな声で、鳴いていた。
そりゃそうだ。秋の虫も、もうそろそろ鳴きたいだろう
こんなに暑くちゃ、夜でも鳴かなきゃとがんばっていた。
もう20年も前になるかなあ、富山県の高岡の海で、友人と泳いでいた。
泳ぐのはクラゲの出る8月10日前くらいだから、その頃だったろう。
砂浜に、赤とんぼが、大量にとんでいて、
夏と秋が一緒になったようで、とても奇妙な経験をした
それにしても、現在のわが家の庭である。
この暑さにもかかわらず、庭にある植物もものすごく元気だ。
紫陽花が1本、あぶない感じだが、
そのほかの木、果物の木、紫陽花のほかの木とかが、異常な成長度だ
藤の木は、剪定しないでそのままにしていたら、
ツルが、前庭の奥、全体にのびていき、ジャングルのようになってしまった
前庭のブラックベリーも、もうずいぶん前、生徒さんのお母さんから、鉢植えでいただいた、かわいい1本だったが、
引越しの時も運んで、根つき、今は、10メートル以上の、大木である
今年は、ものすごい実もなり、毎日少しずつ収穫して、今は全部冷凍してある。
バラも間に植えたせいか、紫陽花も、競争心さかんで、
ここ何年みられない成長度だ。
この酷暑にどうしたことだろう!
陽が昇るのが、6時半くらいだから、その前に庭の手入れをする。
デデッポッポ(ヤマバトのこと、小さいときからこう呼んでいる)
が鳴きだす。
海で、船の汽笛がなってる。
他の家のあちこちで、目ざまし時計の音がして、
この街も目覚めるのだ
今年のお盆は、夫が仕事で、1年に2回しか帰れないのに、行けないといっていた。
でも、どうしてもお墓参りがしたいと、2日目に突然半日行ってくる事になった。
夫のふるさとは、映画『少年時代』の舞台になったところだ。
陽水の『少年時代』そのものの街だ。
夫と知り合ってすぐに、ここへ連れてきてもらった。
この街は、ポーンと空に抜けていて、まっすぐで空が広くて、
ものすごく気に入った。
お正月と盆休み、だいたいこの2回で、温泉とカラオケ三昧だが
ここにくると、特に夏は、日本の夏を満喫できる。
ただでさえ、感覚が子供みたいな私なのに、
このときは特に娘とキャーキャーおおしゃぎだ。
http://blog.goo.ne.jp/albealbe/d/20070821
ここで昨日もコメントでちらっと出たので、金沢弁と富山弁!
この嫁は、夫の実家でも、全然遠慮せず、むしろいつもよりのびのびして(笑)
楽しく遊ぶ。
片付けようとすると、
お義母さんは、そんなとき必ずこういう。
「よしちゃん、ねとらっしゃい」→「よしこちゃん、寝てなさい」
これが金沢だと
「よしちゃん、ねとるまっし」となる。
これはどういうことですか→富・きゃどいが?
→金・か、どいがや?(若い子はあまり使いません・・・)
→英・How is it?
食べなさい→富・たべっせま
→金・たべまっし
そうだね→富・そいが
金・おいね
うるさい→富・けさがしい
金・うざっかしい
それでは、金沢弁の特徴あるものは・・・
かわいい→いちゃけな
いいなあ→いいじ
立派な→うまそな (用例 「あら、うまそい子や~」→「立派な身体の子だ!」)
~なんだ→げん (用例 「今日、授業、ないげん」→「今日、授業ないんです」
たくみな→りくつな (用例 「あらりくつな~」)
散らかってる様子→むたむた (用例 「そんなむたむたーっとしとらんとはよ、片付けよ!」→「そんなに散らかさないで、早く片付けなさい」
同じ石川県でも、地域によって全然違う。
私が住んでいた輪島も、強烈な輪島弁だが、
特におかしいのが
身体がだるい→金・だやい→輪・ちきない
レースの仲間たちは、だいたい輪島の子だから、
彼らは「ああちきねえ~」という。
本当にちきないのだと、私は理解する
北陸は、標準語で「バカ」のとこを「だら」という。
これは、関西の「あほ」とニュアンスが似ているかもしれないが、
愛情が込められている感じがある。
「あんた、何だらなこと、いっとるげんて」→「あなた、何バカなことをいっているのですか」
こういう言葉は、愛があってあたたかい。
富山も、夫の実家は新潟寄りで、
富山や高岡などは全然違う。
方言は良いものだと思う。
私も、小さい子のレッスンは、出来るだけ金沢弁でやっている。
子供たちもうれしそうだ。
《おまけの映像》
娘と雨の晴れ間にいっぱい写真をキャーキャー撮って、
実家に戻ると、娘がおもしろいことを始めた。
いつもここにくると、せみのぬけがらが、あまりに庭に多いので、
どれだけとれるか競争するのだが(笑)
今年は娘はこんなもの作りました!
私もちょうしにのって
題して『ぬけがらアート!』
でもこれって・・・虫嫌いな人、異常に気持ち悪いよね
ごめんなさい・・・
田んぼでてんとうむしをみつけた。
大好きな映画『トスカーナの休日』では、ダイアン・レインがてんとうむしを見つける事が、大きなネックになっている。
うちの庭には、しょっちゅうてんとうむしが、いるが、
このときは何だかすごくうれしかった。
いいことあるといいな。
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