周期１４日目採卵日②

今日一日の記録

8:00　来院
　　　精子とスプレキュアを渡す。
　　　２階の２０１号室へ。
　　　ブラジャーを外し、術衣に着替える。頭に帽子をかぶる。
　　　点滴開始。ラクテック５００
　　　手足が冷たく、血管がちっとも浮いてこない。
　　　抗生剤テスト　セファメジン（－）
　　　トイレを済ませて、下着を外しポケットに入れる。

もう時間はさっぱりわからない

歩いて採卵室へ。
前室でスリッパを履きかえる。
ベッドに上がる。
なるべく下の方に下がって、足を台に乗せて仰向け。
足に袋をかぶせる。
「怖かったら、麻酔するよ」
私「車で来てしまったので」　　　
改めて無麻酔で、ということになる。あー後悔
クスコを入れて、消毒。とても念入りに
まだ痛くない。でも、お尻が浮いてしまう。
「お尻落として。動かしたら危ないから。」
む、無理です
エコーのプローブが入って、ぐいぐい動かされる。
あのー、もう痛いんですけど
バリバリと後ろの方でパックを開ける音がする。（採卵のキットかな）
針刺してる感じ、吸引している感じ、
何かよくわかんないけどお腹の奥の方が痛ーい
「泣いても叫んでもいいから、動かないで！」
無理、無理ですー！
看護婦さんも、何度も声かけてくれたり、手握ってくれたり。
右側何カ所か、ぐいぐいぎゅいーんとやり、
左は一回だけ。
で、やっと抜いてくれました。
クスコ入れて、ガーゼタンポン挿入。
「痛み止めの座薬、入れる？」
お尻にぐにゅーっと入れてくれました。
ちらっと周りを見ると、エコーの画面が少し見えたり（たまごと針まで見えたので怖くてすぐ目を逸らしてしまった）
顕微鏡のモニターも見えました。
「4個たまごが取れたよ。
腰をくねくね動かすと、針がまっすぐ入っていかないから1個取れなかったよ。
卵巣に針刺したから、出血するかもしれないから
お腹が痛くなったら、すぐ教えて」
　　　
起き上がって、さっきの病室に戻る。
点滴にアドナ（止血剤）とセファメジン（抗生剤）を混注。速度アップ。
怖くて痛くて、涙がぼろぼろ出る。
看護婦さんが、「痛かった？ゆっくり休んでね。」

１時間後、トイレに行ってガーゼを抜く。出血なし。排尿。
アドナで、おしっこ黄色い。
　　　
看護婦さんから、今後の話を聞く。
今回４個卵子が取れたので、胚盤胞まで培養しませんか？
内膜の状態いいので、移植できるんですが
早くお腹に戻したところで
胚盤胞まで育たないと着床しないし
外の環境と中とどっちがいいのかわからないけど
妊娠率は分割卵より胚盤胞のほうがいいんですよ。
とのこと。
明日、受精の確認をして
次は、移植日5月21日（水）電話で確認してから、11時過ぎに病院へ。

点滴漏れるまで続けて
これから飲む薬をもらって帰宅。
パンスポリン（抗生剤）　３錠分３
トランサミン（止血剤）３錠分３　２日分
プレマリン　　　　２錠分２
デュファストン　　４錠分２　　5/18夜から３日分

11:30　帰宅

周期１４日目採卵①

採卵してきました。

昨日の夜、だんなと大喧嘩。
採卵日は一緒に来てね、と前から言ってあったのに
出張だと言われ、
はじめのうちはまあ仕方ないか、コダンナの種を持って一人で行こうと思っていたのが
だんだんなんだか逃げられているような気がしてきて
そういえば前もそうだった、あのときも・・・
と考え出したらもうどうしようもなくなってきていらいらいらいらしていました。
だんなが夜帰ってきても腹が立ってどうしようもなくて
「何を怒っとる？言ってみろ！」
と言われたのでそれを全部言ったら、だんなブチキレ。
「ちゃんと心配しとったんに。もう知らん！！頭来たー」
結局私が泣いて謝って、
「ごめんなさい。許してください。機嫌直して～。
お願いお願い～。だから明日がんばって。」
だんなの種がないとどうしようもないから、もう必死でした


　朝ごはんぬきだったので途中でお腹空くなーと思って
おにぎりとお茶を持って行きましたが
ごはんどころじゃなかったです。
点滴入らなくって二回刺すし、最後結局もれて腕ぽんぽこりんに腫れるわ。
採卵は実はあんまり痛くなかったけど。
後でよく考えたらそんなにおびえる必要なかったのかもしれないけど、
すっごい痛くて怖くて、おしりが浮いて腰が引けて
先生に何度も注意されました。
「怖いんなら、麻酔しようか？」
って先生言ってくれたけど車で来たので・・・。
動くと、ちゃんと取れないんだって。
腰くねくねしたら針刺してもまっすぐ入らないからだめだって。
それでも、４個取れました。
５個目は私が動いてしまって取れなかったって。
４個取れたので、胚盤胞まで育てて移植します。
先生も、看護婦さんもみんな優しかったです。
ずっと手握ってくれた看護婦さん、点滴してくれた看護婦さん
みんなありがとうございました。

たまごは取れた
精子も取れた
あといくつクリアーしなくちゃいけないんだろう。
とりあえず、ひとつずつ。
みんな受精してくれるようにクリニックの方に向かって

周期11日目②

「たまごが大きいので、採血しますね。たぶん今日決まりますよ。」

　前回の診察で、たまご、ちっさいなあーと言われていたので
採卵日遅れるのかな？と思っていたら、どうもそうではなかったらしい。
あの日のサイズではアレで丁度よくて、注射したし、クロミッドも飲んだし、
日数もたったので、たぶん今日辺り、日取りが決まる
予定通りにいけそう、らしい。（診察前の看護婦さんからの説明から考えて）

看護婦さん、もうちょっと優しく説明してよー。
言葉足りなくないー？意味よくわかんないよ

「こんにちわ^＾」
私「こんにちわー」
「クロミッド飲んでるね？」
私「はい^^」
「じゃあ、見てみましょう」
看護婦さんが、足の絆創膏見て、あらー、どうしたの？
って。あれ？この人はじめてだっけ？
私「ちょっとこけてー」
Ns「いたそうねー」
Dr「なかなか治んないんだよねー」
ははは。。。ちゃーんとみてたのね～
と、ちょっと雑談。

「うーん、このサイズだと土曜日かなー。
都合どう？日曜日だと、ちょっと遅いかな？木曜日だと早すぎるし・・・」
私「たまご、1個だけですか？
できたら、土曜日じゃないほうがいいんです。」
「小さいのもいくつかあるよ。
えー？そうなの？じゃあ、金曜日か、日曜か、日曜だと破けないように祈っとかないと。小さいのも全部育てるか。。。」
祈るのか？たまごの都合とか、先生の都合は考えなくてもいいのか？？？
勝手が違う病院はシステムがよくわからない～～　

「じゃあ、採血結果みてから決めるから、待ってて。」
私「はーい^^」

で、採卵日は金曜日になりました。
あー、どきどきだ。
だんなはその日出張で来れないって。
コダンナの●～を持って１人でガンバッテきます！

こわいよ、こわいよ～
でも、先生と看護婦さんに任せて
流れに任せて、がんばるしかないもんね。
まずは、今夜の鼻しゅっしゅ　だーー

周期11日目①

本日受診日。
　
基礎体温　下がった。なぜ？？
クロミッド飲みわすれなし。
体調良好。
日曜日はマラソン大会走ったし、打ち上げでビールも飲んだし、気分転換もバッチリ　
今日はクリニックが午後休みなので、昼前に行ってきました。
待合室は、わたしとあとふたり。意外と空いてる～。
採血をして、しばらくで呼ばれました。
　そういえば。
こないだも思ったけど、処置室の看護婦さんと診察介助の看護婦さん、なんか対応違うくない？
「体外受精、薬でやりますか？注射にしますか？」
とか、
「たぶん今日決まると思うけど、麻酔するか？しないか？どうする？」
って。
そんなことわかんないよー
そんなのわかりません。どうしたらいいんですか？って聞いたら
「じゃあ、薬でね。」
とか、
「じゃあ、麻酔なしで。」
って。


何か変ー！

周期8日目

本日、診察日。

基礎体温　　低温期　36.5度あたりをうろうろ。最近ちょっと体温高め。
クロミッド　飲み忘れなし。
生理おわり、おりもの減ってきた。今回は生理痛なし、量も少なく、あっという間に終わった。

私「こんにちわ～」
「クロミッド飲んでる？」
私「はいー^^」
「じゃあ、みてみましょう。」

「・・・・。」
「・・・・。」
な、ないのか？　たまご？？
「うーーん。右の卵巣に・・・。
ちっさいなあー。」
１個？　１個だけ？？？
「今日、注射していって。で、次火曜日にまた来れる？」
私「はいー　」
「仕事、無理しなくていいからね。水曜日でもいいから。」
私「はい、火曜日に来ます。昼前に。火曜の方が出やすいので。」
「じゃあ、注射していってね。」
私「はーい　」
先生の優しさなのか？？？気遣ってもらっちゃった

で、ぶちゅうーっっと注射してもらいました。
あんまり痛くなかったな。
痛くないようにしてくれたのかなあ。
採卵日の予定聞きたかったけど、卵小さいし、1個しかないし。
きっとまだわかんないなあ。と思って聞けませんでした。

　帰り、お花屋さんでカーネーションの鉢植えと
サンニコラでマカロンを買ってきました。
母の日のプレゼント
プロの作るマカロンはやっぱちがう～
ふっくらして大きくて、きれいでした。
たっぷりジャムとかクリームがはさまっていてとっても美味しそうでした。
自分用に買うにはちょっと高いかな？？？
でもでもー。採卵が無事に終わったら、ご褒美に買っちゃおうかなー！

連休明け

連休明けの1日目。
久しぶりの仕事で疲れ果てました。
5日の当番医、私は休みでしたが出た子はさらに疲れ果てていました。
先週からの疲れが抜けないまま、だそうです。
だんなも、夕ご飯のあと
「疲れたから、もう寝る」
とさっさと寝てしまいました。
わたしも、きょうはさっさと寝ます。

今日の夕飯は
・ハンバーグ（先日の冷凍してあったもの）
・グリーンサラダ
・付け合せ
・浅漬け
・ごはん
・味噌汁

　ハンバーグはたくさん作るのも1個作るのも手間はそう変わらないので、一度に500gぶんのひき肉をこねてしまいます。それで5個作り、2個はその日のメイン。残りはラップして冷凍。別の日にまた食べます。手間のかかるハンバーグがチンするだけで食べられるので、とっても楽チンです。

安近短のゴールデンウイーク

　今年も遠出しませんでした。
お天気のいい日が多くてよかったです。
何となく毎年行っている九谷茶碗まつりに
今年も行って来ました。
お天気いいのも手伝ってか、凄い人出。
何年か通っていると自分の好きな窯元が決まってきます。
私は青郊、上出長右衛門窯が好み。
　
　青郊は九谷焼らしいスタンダードなところが気に入っています。
デパートで買った汲み出しも、結婚する時に茶碗まつりで買ったお皿も
裏を見たら青郊でした。

　去年、ちょっと雰囲気の違う器をと思い探していたら
赤絵のお店を見つけて、そこで茶碗蒸しの器と豆皿を買いました。
そこが長右衛門窯。
豆皿が欠けたので、買い足そうとのぞきました。
同じ絵柄がなかったので、今年は同じ器の絵違いを。
漬物や、ほんの一口盛るのにぴったりです。
一閑人（笛吹き？）の汲出しと
お刺身や焼物にぴったりの長角皿も素敵なのがありました。
食器棚にスペースができたら買いたいなあ、と思いながら帰ってきました。



　ラ・フォル・ジュルネ音楽祭にも行って来ました。
バイオリン協奏曲、ソロのバイオリンが凄かった。
あんなに小さい華奢な女の子がとてもダイナミックな演奏で
ソロが終わると、その勢いで弓が飛んでくるんじゃないかってくらいの迫力。
私はひとつしか見なかったけど
いくつものコンサートをハシゴして1日音楽に浸るって
とっても素敵です
来年も是非聴きに行きたい。

周期4日目

昨日から、クロミッド1錠夕食後内服しています。
体調変化ありません。
もう、生理終わりそう。
最近量も少ないし、すぐ終わるし、大丈夫なのかな。
老化？
心配です。

休みが続くいてうちにいる時間が増えると、ネットで検索してばかりいます。
不妊、体外受精、たまご、キーワードにして。
患者さんのブログとか、不妊のホームページとか
卵のグレードの事とか
調べたからってスッキリするわけでもなく、安心するわけでもなく
余計悶々するだけなのに
だんなもたぶんあきれています。
本当は、先生と看護婦さんにお任せして
余計なことは考えないように
流れに任せて
わくわく楽しく楽しく
って思っていたのに～
今日はもう、不妊関係の検索はしません！　って決めました。

周期２日目

本日、診察に行って来ました。

休日なのに先生も看護婦さんもみんな勢ぞろいで
先生階段走って下りてくるし、とても忙しそうでした。
受け付け時間前に着いたのに待合室はいっぱい
びっくりしました。
処置室で採血、体重測定、血圧、脈をとってから診察。

私「おはようございます」
「おはようございます」
「始めるんやね？大丈夫やね？」
私「はい」
「じゃあ、みてみましょう」
私「はーい」

「足、どうしたの～？」
やっぱりきたか・・・
私「きのうちょっと、こけてー。マラソン大会で」
「ははは^^　あんなに暑いのに、脱水にならんかったか？」
私「はい～」
「卵巣的にははじめてオッケイやけど。
明日からクロミッド１日１錠飲んで、次８日目か９日目に来れる？」
私「はい、大丈夫です。」

帰り、看護婦さんともう一度確認して
クロミッドもらって帰ってきました。
診察日、土日でいけそうなので
職場に気使わずに済みそうです。
仕事休むの採卵日と戻しの日だけかな？
飲み忘れのないようにしなくっちゃね～

血まみれ女

体温下がりました。今日も茶オリ出てます。お腹痛いです。
と思っていたらリセットしました
明日病院行ってきます。
　
　そんな今日、マラソン大会に出ました。10kmの部。
練習は週に2,3回のビリーと休みの日の河原ジョギング、木曜日の体育館でのジョギングだけだったので完走出来るかさえ不安でした。が、朝から快晴で絶好のマラソン日和。友達夫婦とその姉夫婦も参加だったのでそんな不安も吹っ飛んでわくわくして出かけました。友達は姪っ子たちや子守り役のご両親も来ていてとっても楽しそう。私達もおかげでいっぱい笑ってレース前リラックスできました。
　レースと言ってもこの大会は速く走ることが目的ではないので、自分のペースでゆっくり長くたくさん走るのが目的。そのためのサポートもしっかりされていて、コース上には2箇所の給水所があり、おばちゃん達が水にスポーツドリンク、飴、フルーツ、梅干、花見団子（！）などなど、笑顔で準備してくれています。

　8時スタート。最初は団子状態なのでゆっくりと走り出し、徐々に速い人たちがばらけていきます　
わたしは最初から最後までずーっとゆっくりペース
脚力がなく足がちゃんと上がっていなかったので、スタートして2キロちょっとのところで穴につまづいてこけてしまいました
両膝をひどくすりむいて流血しながら一回目の給水へ。
係の人に、
「絆創膏か消毒ないですか」
と聞くと
「どうしたの？」
説明する元気もなくて、膝を見せると
「きゃあーー」
だって。
何もないそうなので、給水の水を傷口にざぶざぶかけて（砂を流すため）行こうとしたら、おばちゃんがかばんからティッシュと絆創膏を出してきてくれました。
ちょっとふいてから絆創膏を貼ってもらっていると友達が追いついてきて、一緒にかわいそがってくれました。
ありがとう・・・
みんなにありがとうを言って励まされながらまた走り出しました。
まだ3k前なのに～。
傷口じんじんして痛ーい。
でも、こんなことくらいで負けたら、あたし駄目や。
こんなんじゃ体外受精なんてできん。
こんなことで負けたら駄目や。
って思いながら走っていたらだんだん悲しくなってきて、
折り返してくるランナーにハイタッチされたり
「楽しく楽しく！」
って声かけられたり。
途中で折り返してきただんなにも会って、
「こけたー」
って言ったら
「がんばれ」
って励まされたりして。
２回目の給水は混雑していたので取らずに
６キロの折り返しまでがんばりました。
いつのまにか痛いのも忘れて、悲しい気持ちも忘れて
給水に到着。
「花見団子があるー！」
と大騒ぎして一個いただき
ポカリも飲んで
「ごちそうさま。いってきまーす！」
しっかりパワーチャージ
４回目の給水でもバナナとポカリをいただき
最後の力を振り絞ってゴール！！
ゴール地点ではだんなと友達夫婦も待っていてくれたのに
たまたまゴールが一緒になった知らないおじさんと何か盛り上がって
手をつないでゴーーール！！
おじさんの奥さんが
「あんたなにやってるの？」
って怒ってました。
わたしも足が血まみれで
「血だらけで何やってるの？」
って笑われました。
見ると、絆創膏の上から出血があふれて、足首まで流れていました。
あのおじさん、奥さんの目の前で血まみれ女と手つないでゴール。
これでよかったのかなあ～
私とすれ違う人たちが何人も声かけてくれたのは
私が血まみれでかわいそうだったから？？？
だんなとすれ違った時も、すでに血まみれで
遠くからでも何かあったらしいことは分かったって。
わたし、ずっと血まみれだったんだ・・・
あはははーーー
やっちゃいました。