むたむたな毎日

新米ママの育児と日々のささいな出来事を書いていきます。

お勉強の時間です

2008-05-16 16:24:03 | 不妊治療ノート
今日は、1日休みをもらったので暇です。
たまにお腹が痛くなるけど大丈夫そうなので
体外受精で使ったホルモンに関係する薬を調べてみました。

クロミッド
排卵誘発剤
脳下垂体に働きかけ、ゴナドトロピン放出ホルモン(Gn-RH)の分泌作用により卵巣を刺激して排卵を誘発する。

スプレキュア
Gn-RHアゴニスト
GnーRHとは「ゴナドトロピン放出ホルモン」のことで、このホルモンが分泌されると、脳下垂体ホルモンのFSH(卵胞刺激ホルモン)、LH(黄体化ホルモン)が作用して、卵巣内の「卵」が成長して排卵します。
最初は一時的に脳下垂体が刺激されるのですが(フレアーアップ)、数日連続投与することで脳下垂体が無反応状態になります。本来のGnRHが反応しなくなり、脳下垂体からのFSHやLHの分泌が抑制されるので、採卵前に排卵を抑制させるために使用します。このフレアーアップを利用してLHサージを起こすスイッチを入れます。これで、排卵日のコントロールができます。
本来、子宮内膜症に使われる薬で、IVFで使用するときは保険がききません。

フォリルモンP150
LHがほとんど含まれないFSH製剤で、卵巣を直接刺激します。

フォリスチム150
遺伝子組み換えヒト卵胞刺激ホルモン製剤(FSH製剤)
体外受精で、複数卵胞発育のための調節卵胞刺激として使われるために保険適用はありません。

HMGフジ
hMG製剤 LHとFSHが含まれています。

デュファストン
プロゲステロン製剤
黄体ホルモン(プロゲステロン)は排卵後、子宮内膜を充実させ、受精卵を着床しやすい状態にします。さらに着床後も分泌が続き妊娠を維持する働きをするので流産予防にも使用します。
副作用 嘔気、むくみ、体重増加、だるい、めまい、頭痛、眠気など。慣れれば軽快します。

プレマリン
結合型エストロゲン製剤
卵胞ホルモン薬で、子宮内膜を厚くします。
副作用 嘔気、むくみ、体重増加。慣れれば軽快します。


周期14日目採卵日②

2008-05-16 13:53:46 | 体外受精1回目
今日一日の記録

8:00 来院
   精子とスプレキュアを渡す。
   2階の201号室へ。
   ブラジャーを外し、術衣に着替える。頭に帽子をかぶる。
   点滴開始。ラクテック500
   手足が冷たく、血管がちっとも浮いてこない。
   抗生剤テスト セファメジン(-)
   トイレを済ませて、下着を外しポケットに入れる。

もう時間はさっぱりわからない

歩いて採卵室へ。
前室でスリッパを履きかえる。
ベッドに上がる。
なるべく下の方に下がって、足を台に乗せて仰向け。
足に袋をかぶせる。
「怖かったら、麻酔するよ」
私「車で来てしまったので」   
改めて無麻酔で、ということになる。あー後悔
クスコを入れて、消毒。とても念入りに
まだ痛くない。でも、お尻が浮いてしまう。
「お尻落として。動かしたら危ないから。」
む、無理です
エコーのプローブが入って、ぐいぐい動かされる。
あのー、もう痛いんですけど
バリバリと後ろの方でパックを開ける音がする。(採卵のキットかな)
針刺してる感じ、吸引している感じ、
何かよくわかんないけどお腹の奥の方が痛ーい
「泣いても叫んでもいいから、動かないで!」
無理、無理ですー!
看護婦さんも、何度も声かけてくれたり、手握ってくれたり。
右側何カ所か、ぐいぐいぎゅいーんとやり、
左は一回だけ。
で、やっと抜いてくれました。
クスコ入れて、ガーゼタンポン挿入。
「痛み止めの座薬、入れる?」
お尻にぐにゅーっと入れてくれました。
ちらっと周りを見ると、エコーの画面が少し見えたり(たまごと針まで見えたので怖くてすぐ目を逸らしてしまった)
顕微鏡のモニターも見えました。
「4個たまごが取れたよ。
腰をくねくね動かすと、針がまっすぐ入っていかないから1個取れなかったよ。
卵巣に針刺したから、出血するかもしれないから
お腹が痛くなったら、すぐ教えて」
   
起き上がって、さっきの病室に戻る。
点滴にアドナ(止血剤)とセファメジン(抗生剤)を混注。速度アップ。
怖くて痛くて、涙がぼろぼろ出る。
看護婦さんが、「痛かった?ゆっくり休んでね。」

1時間後、トイレに行ってガーゼを抜く。出血なし。排尿。
アドナで、おしっこ黄色い。
   
看護婦さんから、今後の話を聞く。
今回4個卵子が取れたので、胚盤胞まで培養しませんか?
内膜の状態いいので、移植できるんですが
早くお腹に戻したところで
胚盤胞まで育たないと着床しないし
外の環境と中とどっちがいいのかわからないけど
妊娠率は分割卵より胚盤胞のほうがいいんですよ。
とのこと。
明日、受精の確認をして
次は、移植日5月21日(水)電話で確認してから、11時過ぎに病院へ。

点滴漏れるまで続けて
これから飲む薬をもらって帰宅。
パンスポリン(抗生剤) 3錠分3
トランサミン(止血剤)3錠分3 2日分
プレマリン    2錠分2
デュファストン  4錠分2  5/18夜から3日分

11:30 帰宅

周期14日目採卵①

2008-05-16 12:50:45 | 体外受精1回目
採卵してきました。

昨日の夜、だんなと大喧嘩。
採卵日は一緒に来てね、と前から言ってあったのに
出張だと言われ、
はじめのうちはまあ仕方ないか、コダンナの種を持って一人で行こうと思っていたのが
だんだんなんだか逃げられているような気がしてきて
そういえば前もそうだった、あのときも・・・
と考え出したらもうどうしようもなくなってきていらいらいらいらしていました。
だんなが夜帰ってきても腹が立ってどうしようもなくて
「何を怒っとる?言ってみろ!」
と言われたのでそれを全部言ったら、だんなブチキレ。
「ちゃんと心配しとったんに。もう知らん!!頭来たー」
結局私が泣いて謝って、
「ごめんなさい。許してください。機嫌直して~。
お願いお願い~。だから明日がんばって。」
だんなの種がないとどうしようもないから、もう必死でした


 朝ごはんぬきだったので途中でお腹空くなーと思って
おにぎりとお茶を持って行きましたが
ごはんどころじゃなかったです。
点滴入らなくって二回刺すし、最後結局もれて腕ぽんぽこりんに腫れるわ。
採卵は実はあんまり痛くなかったけど。
後でよく考えたらそんなにおびえる必要なかったのかもしれないけど、
すっごい痛くて怖くて、おしりが浮いて腰が引けて
先生に何度も注意されました。
「怖いんなら、麻酔しようか?」
って先生言ってくれたけど車で来たので・・・。
動くと、ちゃんと取れないんだって。
腰くねくねしたら針刺してもまっすぐ入らないからだめだって。
それでも、4個取れました。
5個目は私が動いてしまって取れなかったって。
4個取れたので、胚盤胞まで育てて移植します。
先生も、看護婦さんもみんな優しかったです。
ずっと手握ってくれた看護婦さん、点滴してくれた看護婦さん
みんなありがとうございました。

たまごは取れた
精子も取れた
あといくつクリアーしなくちゃいけないんだろう。
とりあえず、ひとつずつ。
みんな受精してくれるようにクリニックの方に向かって