ツレヅレグサ

雑記と愚痴と、時々小説

ブログのあり方・著作権・ルール

2007-02-01 16:15:20 | 批評
最近人にウケればいいとしか考えていないようなブログが多くてブチ切れそうです、akkiyですこんにちは。
これは事実です。最近のブログに果たしてそんな文句を言えるかどうかわかりませんが、書く記事がないからといってでたらめなニュースを盛り上げる、どこかから記事をコピー&ペーストしてきたような記事を掲載する、単なる広告サイトにするなんて事はあんまり良くないんじゃないですか?そこまでしてあなた達はアクセス数を伸ばしたいんですか?自分がブログをやる意味を、もう一度考えてみてはどうですか?確かにアフィリエイトなどでお金を儲けても、つまらない日記を書いてもいいですが、他人がやってるからで始めて、結局書く事がなくてという人はどうなんでしょうかね・・・。ブログもやっぱり基本的に日記帳のようなもの。日記を書き続けるためにはそれなりのやる気がなければいけないですよね。別にやめろというわけではありませんが、書くネタがないから人の記事を盗んだり、個人・団体を中傷・誹謗するような発言で人を惹きつけるといった行動は慎むべきです。ネットなら匿名だし何を言っても許される、そんな甘い考えでそういう事をやっているのなら、あなたにはネットで発言する権利などありません。権利を持つという事は、同時に自分の行動に責任をもたなければいけないという事でもあるんですから。

それにしても2ちゃんねるって結局潰れなかったみたいですね。いまだに健在のようです。もちろん、荒らし集団や各種厨房さんも元気に活動しておられるようです。ただ、荒らすという事は何らかの形で犯人を特定されて問い詰められた時に責任を取らなければいけないので、よく考えて行動するべきではないでしょうか。それと、厨房と呼ばれてムッとした人がいるかもしれませんが、あの掲示板にだってちゃんとルールがあるわけです。それを守らずに勝手な書き込みをやっているという事は、国に例えれば無法者とでも言えばいいでしょうか。今は厨房と呼ばれているだけですんでいますが、現実ではもっとひどい目に遭います。どんな場であれ、そこのルール(法律)をきちんと呼んである程度は理解した上で、それを守るべきですよね。決してそれを忘れないように。郷に入っては郷に従え。それを忘れたら無法者でしかないのですから。

著作権著作権となにやら作り出したものに関する問題が浮上しているわけですが、もし全てのものに著作権がどうのこうのと文句を言ったらどうなるでしょうか。あなたがもし絵を描いたとします。それは自分が勝手に創造したオリジナルであったのに、それ以前に非常に似たような作品があったとします。そうなると、事情を知らない周囲の人達は「これはパクりだ。著作権侵害だ」と訴えるわけです。そうなればいくらあなたが自分の作品が完全なオリジナルであるという事を主張しても、周囲は聞き入れる事はない。現実にそういった問題も起こっているようです。確かに人の作品をそのままコピーするのは問題ですが、だからといって過度に著作権を認めるのはなんともいえません。何事にも加減というものがあり、それを超えれば他の部分に影響を与えてしまいます。もし、いくら自分がオリジナルを作っても世間がコピーだと判断されてしまうなら、その人は創作活動をやめてしまうでしょう。つまり、過度な著作権保護は逆に創作活動を妨げる事もあるのです。
第一、新しくものを生み出すにしても、脳内では以前に五感で体験した事を参考に作り出すので、多少は共通した部分が現れてきます。つまり、小説で言えば似たようなストーリー、イラストで言えば似たようなシチュエーション・構図といったところでしょうか。そこで、過去に作り出されたものと完全に一致するのなら問題だし、許可無しにほとんどの部分をコピーするのも問題がありますが、しかし一部が似ているだけなら別のものではないでしょうか。つまり、作品に個人的な部分が現れていれば問題はないのです。個性といえばわかりやすいでしょうか。そういうものがあれば問題ないと思います。ただし、もし他人の作品・画風を参考にしたのであれば製作者にその旨を伝えるべきです。
問題は商用的な利用。タカラギコ騒動やエイベックス問題で浮き彫りになった事ですが、キャラクターを商品として使う場合、よく似た作品などを使用するのであれば一応確認は取るべきだし、著作者が使用を拒否するのであれば止めるべきです。利益ばかりを求めてルールを無視する事は決してあってはならない事です。著作者側がフィギアなどの形での商品化を依頼した場合も、著作者が許可する範囲内での商業的な使用にとどめるべきです。著作者の意見を無視して、勝手に改変などを絶対に行ってはいけないという事は理解しなければいけないと思いますよ。勝手に既存のキャラクターの一部を改変して販売、などといった強引な行為は絶対に行わないで、双方が合意して気持ちよく利用できる形が一番望ましいのではないか、と思われます。
どの場合でも一番大切な事は、著作権というのはどんな著作物であっても発生するが、それをどう利用するかは著作者が決めるべき事、という事です。誰かに真似された、というように訴える前に講じるべき対策、例えば最初から著作物に関する事項について表記しておく、著作物の利用・参考・転載などの許可を求める為の手段を確保するなどといった事が必要だし、それでも無断で利用された場合にはいきなり強気な姿勢で訴えるのではなく、相手も納得できるような、平和的な態度での交渉をまず試みるべきです。そして、もし商用利用がしたいという話を持ちかけられた際には、相手の契約内容を確認し、不明な点があれば明らかにする事、そして自分が納得のいくように意見を言う事も大切です。もし相手の意見を鵜呑みにしてしまうと、知らないうちに改変されたり、著作者を偽って販売されたりするので気をつけましょう。
訴えを起こす前に防衛手段を講じる。そうすれば、もし訴える事になっても著作者側が有利になります(著作者の意向を無視するという事になるので)。作ったらそれで終わり、パクられたら怒る、そういう態度では良くない方向に傾きますよ。とはいえ自分も対策をまだ講じてないという罠orz

ではでは。

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