ツレヅレグサ

雑記と愚痴と、時々小説

なんとなく・・・反省。

2007-06-26 21:20:17 | 日記
今日やっと、俺自身のひがみの理由がわかった気がします。

というのも、今日の午後の授業が専門科目の実験で、その実験のパートナーに対して非常に失礼な態度をとってしまった事で、自分の弱さが見えたから。そのパートナーは現在俺から見て後ろの席にいて、授業中は大抵隣や前の人間と喋っているか、寝ているような人で。それで、俺としては気に入らないというか、どうせ手伝ってはくれないだろうと思っていた。

でも、実験の準備の大半は彼の方がやっていて、俺は回路を組み立てたまでは良かったものの、実験のやり方に戸惑って全く役に立っていなかった。日頃のストレス(主に対人関係での)が溜まっていたのもあり、非常に苛立っていた俺は「まだ計測できないの?」と訊いてきた彼に向かって暴言を発してしまい、更にはわけのわからない愚痴をいくつも言ってしまった。もちろん、相手は意味がわからない、あるいは何切れてんだ、といった感じで俺を睨み返していた。でも俺は、そんな視線を向ける彼に対して更なる怒りを感じていた。

それでも、彼は(多少怒りは持っていたが)実験を手伝ってくれた。その反面、俺自身は大して役にも立てなかった。もちろん、隣のグループとの雑談で俺のことで何か言っていたが、それを聞くうちに自分が嫌になってきた。結局、俺は見た目だけで人を判断していた。

俺は何も努力せず、ただ人から距離を置くことで自己を確立していただけだった。確かに、全ての人間に関わる必要など何処にもない。でも、俺は過去の失敗や苦痛から、人と触れる事自体を拒絶していたのかもしれない。それがいつの間にか、自分はやろうと思えば何でもできる、他人の力なんて必要ないと思うようになっていた。そう思う事で、人に助けを求めるという道から意識をそらそうとしていた。だけど、結局は何一つろくにできなかった。ただ、逃げていただけの自分。おろかな存在。

だが、もはや修正する事もできない。他人との関係など、もう完全に壊してしまったのだから。この苦い経験だけが、唯一つの収穫なのかもしれない。それでも、そういう経験から学んでも、俺は果たして以前のように関われるようになるんだろうか。もしなれるならば、俺は改心できるだろうか。

ではまた。