日常にバカンスを!

お台場に住むakkiitaner(アッキーターナー)のまったりな日常とぼやきっぷり、っぷり。

3月20日、イタリアの旅/アッシジ→ローマ→シシリア島へ

2008年04月09日 | 健康 美容 旅行 エンターティメント 語学勉強
アッシジを午前11時33分発の列車に乗って、
ローマのテルミニ駅へと向かった。
さらにこの日はテルミニ駅から空港へと向かい、
シシリア島へと旅立つのだ。

初めての行程をこれほどに慌ただしく動くわけで、
この時の旅行では本当に背負えるタイプの小さなスーツケース
を使わざるを得なかった。いわゆるバックパッカーな旅ってやつ。

ローマには午後1時46分につき、ローマではテルミニ駅で
ゆっくりとくつろぐ時間の余裕があった。
実は市内観光のバスにでも乗ろうと思って、
バス停までいったのだが、スーツケースを持っては乗れない、
と断られてしまったのだ。

スーツケースを預けてまで市内観光をする気にならず、
テルミニ駅でお茶をすることにした。
その時、日本の長野県からツアーでイタリアを回っている
ご夫婦と知り合った。ご夫婦は
「ツアーのバスでイタリアを回っているんだけど、
一泊ずつで動いていくから疲れて仕方がない」と
不満を率直に語っていた。なるほど、8泊程度の
旅行でイタリアの主な都市を回るのはきっと大変に違いない。
ちょっと同情した。でも、よく考えなくても、
私と娘の旅も2泊、あるいは3泊ずつして、
6箇所を回る計画なのだから、こちとらも
どっこいどっこいのハードな旅だ。
自分で全部手配してやっていく分、こっちのが効率悪いし、
気苦労は数倍ある。でも、それが実は楽しくもあるので、
我ながら妙な体質だとつくづく思う。
さて、そのご夫婦は「フィレンチェが今のところ一番よかった」、
とも話してくれた。

イタリアはさすがに日本人には人気なのだろう。
この時で、出会った日本人はすでに3組目だった。
アッシジでは老夫婦と親子の2組と出会った。どちらも
個人旅行で気ままな旅をしていて、とってもくつろいで見えた。
「言葉ができなくても、何となく通じちゃうかんじが、
すごく楽しいのよ」と自分の母くらいのご婦人がおっしゃったのには
驚いた。歳をとってもそんな風に怖じ気づかないで
楽しんで旅ができるなんて、本当に素晴らしい。

飛行機はルフトハンザ航空の2822便で18:15ローマ発だった。
パレルモに19:55に着く。

夢にまで見たシシリア島へと乗り込むのだ。
映画「ゴット・ファーザー」の島だ・・・・!
緊張と期待で胸は高まった。
娘はイタリアに来てから、ジェラートばかりを食べている。
ローマのテルミニ駅のジェラートの味には
満足したようだった。

マフィアで有名なパルレモに夜に着くのはさすがに心細く、
用心して送迎車を手配しておいた。
心配というのは果てしなく連鎖するもので、
「お迎えの車、本当に来ているのかしら」と
不安が胸をよぎったのはいうまでもない。