日常にバカンスを!

お台場に住むakkiitaner(アッキーターナー)のまったりな日常とぼやきっぷり、っぷり。

パリからの日帰りトリップーモネの家(6歳だった娘と)

2008年03月11日 | 健康 美容 旅行 エンターティメント 語学勉強
【モネの絵をマネして佇む娘(写真中央)6歳のころ】
パリに行くと必ず寄るお店が
「國虎屋」という讃岐うどんのお店。
そして、そこへ行く途中、ジャルパックやら
マイ・バスやらのオフィスの前を通っていく。

すると自ずと、ウインドーに飾られたツアーを知らせる文字が
目に飛び込んでくる。そして、ツアーに参加したくなってしまう。

私と娘の行動は、いつもこんな風。
「ツアーでどっか行ってみる?」
「うん」
「じゃ、どれにしようか」
「ディズニーランド?」
「まさか、日本にあるでしょ、ダメダメ」
「えー、じゃ、これ」
とモネの絵が添えられたツアーの案内を娘が指さした。
「ジヴェルニー モネの家、ねえ」
私はふーん、と首をかしげる。
そして、それに決めた。
このように突発的な決め方の場合、運も左右する。
それが毎日やっているツアーとは限らないし
たまたま曜日が合わないかもしれない。

旅に出ると、私たち親子はそんな運試しのようなことばかりしている。
でも、そもそも旅はどこか運試しのようなところがある。
行くと決めた日が快晴なら青い空をバックのモンサンミッシェルに出会えるし、
天候が悪ければ、私たちのように灰色な雲を従えたモンサンミッシェルになる。

さて、私たちのジヴェルニー(大画家モネの家、睡蓮の咲く庭
はモネの絵の世界そのものだ)は明るい光の中でほほえんでいた。

もっとも感銘したのはモネの浮世絵コレクションだ。
期せずして、娘は浮世絵をフランスで初めてみることになった。

彼の2番目の妻が愛用していただろうキッチンは
そのタイルの配置具合や、全体の色遣いが本当にカワイかった。

画家の感性に従って建てられた家は決してゴージャスなものではない。
さりとてそれはモネがすでに画家として成功していたことを、
如実に物語っている。いかにもセンスがいいし、何よりも庭が広大だ。
庭師が5人はいたというその庭に佇んで、
娘はモネの絵の中の少女になった。

●ジヴェルニー クロード・モネの邸宅と庭園 02 32 51 39 60
セーヌ河の下流にある緑豊かな静かな村。画家クロード・モネが43歳亡くなるまで過ごした邸宅がある。モネが描いた「睡蓮」の風景を実際に見られる池には日本人にとっては斬新な、緑色をした太鼓橋がかかっている。よく日本庭園にかかっているやつ、分かる?しだれ柳の下、その橋を渡るとふっと日本にいるような気になるよ。

パリ・サン・ラザール駅からフランスSNCFルーアンRouen
行きで約45分、ヴェルノンVernon駅下車。駅からナヴェット
(シャトルバス)で約15分。ツアーも出ているよ。