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あきらの稽古日誌~合唱、日本舞踊、ETC

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どんどん上手くなってます

2013-04-24 15:06:58 | 日記
23日の稽古は、一日ずっと”観客”になってました。
でも、あっという間に終わりの時間になりました。
稽古も、いよいよ深く深く、真に迫ってきました。
何も考えない演技:せんべいを無心に食べている姿を見せる。

デレクターの名言抄:
・ここでは、“無心”で食べることに専念している姿を演じること。
・人間の心理は、刻々と変化していく。
 落胆の中から次第に希望を見出し、その夢がどんどん膨らんで強い確信になっていく。
 このような過程は、役者自身が、本当に自由に舞台に生きて、表現していってほしい。
・泣きながら言うセリフでも、観客席に確実に届くクリアに言う必要がある。
・セリフを信用するな。
 せりふは、言葉通りでないものがある。
 むしろ、そのような表現にこそ、旨く演じれば人の(観客の)心を打つことが多い。
 例えば「なるほど、なるほど」という場合でも、額面の通り「納得した」という意味ではなく、場面によっては「ほんとにそうなの?嘘だろう。」と言うニュアンスになっている場合もある。
 「人間死ぬまで何が起こるかわからないものなのね。」は、「私は、もうどういう事態にもめげないわ。」と言う意味であることを読み取らなくてはならない。
 台本は、頭で読んではダメ、体で細胞で読め。
 役者は、台本を読み通して、セリフの真の意味を理解して表現しなければならない。

最高のアドバイスを受けて、みんな見違えるようにうまくなっていくのが手に取るようにわかります。
ラストワンの演技は、私も思わず涙が出ましたよ。
出番のない「上野」は、何か取り残されていくような気分に襲われます。

てる「諦めたのよ。もう。いくら泣いたって、お金戻ってこないもの」