今日の稽古で印象に残るディレクターの言葉を、順不同で、並べてみましょう。
・台詞は、言葉と言葉の間の「・・・」の部分で演技する。
「・・・」は、台詞と台詞の間、ここに何があるかが問題。ここが、芝居のしどころ。
・心と体が、その場のものになっていけば、台詞なんかどうでもいい。その場面の行動を掘り起こせ。
・長い台詞では、ポイントになる言葉(単語)をきちんと(クリアに、強調して)云うこと。
その前後は、多少不明瞭でも意味は伝わる。
その方がかえって全部を、丁寧に力を入れて言うよりも伝わる。
・普通に読むと会話だが、会話になってない台詞がある。
この場合の表現を工夫すること。
一方的に自分の意思を吐露している場合とか、相手よりむしろ自分自身に問いかけて言っている場合とか。
・出来るだけ低い声でしゃべること。
高い声は、色々な、微妙な味を出すことがむつかしい。
その他、ここではちょっと説明しにくいのですが、人物の性格、おかれた立場に即した表現の多様性、心に滲みる稽古でした。
稽古の前に散歩した雁がね堤の彼岸花
・台詞は、言葉と言葉の間の「・・・」の部分で演技する。
「・・・」は、台詞と台詞の間、ここに何があるかが問題。ここが、芝居のしどころ。
・心と体が、その場のものになっていけば、台詞なんかどうでもいい。その場面の行動を掘り起こせ。
・長い台詞では、ポイントになる言葉(単語)をきちんと(クリアに、強調して)云うこと。
その前後は、多少不明瞭でも意味は伝わる。
その方がかえって全部を、丁寧に力を入れて言うよりも伝わる。
・普通に読むと会話だが、会話になってない台詞がある。
この場合の表現を工夫すること。
一方的に自分の意思を吐露している場合とか、相手よりむしろ自分自身に問いかけて言っている場合とか。
・出来るだけ低い声でしゃべること。
高い声は、色々な、微妙な味を出すことがむつかしい。
その他、ここではちょっと説明しにくいのですが、人物の性格、おかれた立場に即した表現の多様性、心に滲みる稽古でした。
稽古の前に散歩した雁がね堤の彼岸花
