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逆特需

2009-09-01 21:43:19 | 経済・企業
まず、自動車系の産業から立ち枯れるかな?


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ETC:特需一転、キャンセル続々 「高速無料」民主の公約で

http://mainichi.jp/hokkaido/seikei/news/20090827ddr041040006000c.html

 民主党がマニフェスト(政権公約)に掲げた「高速道路の原則無料化」が思わぬ影響を及ぼしている。自公政権による高速料金の「休日1000円」でETC(自動料金収受システム)特需が起き、車載器が一時店頭から消えたが、今度は「民主党政権になったら高速道路はただになる」とキャンセルが出ている。販売事業者は「やっと車載器が入荷してきた時期なのに……」と戸惑っている。【中川紗矢子】

 札幌市内の大手自動車販売会社で営業を担当する男性(40)は顧客から3月に車載器の予約を30件ほど受けた。ところが、やっと入荷した7月になって、顧客に連絡を取ると、3人から「政権が代わると無料になるから、やっぱりいらない」と言われ、キャンセルされた。

 同市中央区の自動車販売店でも50~60人から予約を受けていたが、7~8月で約1割がキャンセルとなった。同店の工場長(43)は「キャンセル分は在庫に回した。自民党と民主党で公約が違うのでお客さんが混乱し、振り回されているようだ」と話す。

 車用品販売店の「イエローハット札幌白石店」では、2週間ほど前までは店頭に出してもすぐ売り切れる状態だったが、今は在庫がそろっているという。

 ETC車載器製造メーカーの古野電気(兵庫県)は「一部の小売店や自動車販売店でキャンセルがあることは認識しているが、全国的な動きか判断がつかない」としながらも、「今回の衆院選がETC車載器の需要動向を左右する可能性がある」と注視する。

 ただし、民主党の公約は高速道路の段階的無料化。古野電気は「もし政権交代が実現してもすぐETC車載器が無駄になることはない」と話している。

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 ■ことば

 ◇ETC特需
 政府は3月、ETC搭載車を対象に高速道路料金を土日祝日・上限1000円としたほか、ETC車載器の購入助成を実施した。全国でETCの品切れが相次ぎ、7月まで供給が間に合わない状態が続いた。電子情報技術産業協会によると、今年3~6月のETC車載器(四輪)の国内出荷台数は302万5000台で、前年同期の約2・2倍。

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