I.D.S.

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円が買われたのか? ドルが売られたのか?

2009-09-01 00:06:55 | 経済・企業
外為17時 円、急反発し92円台後半 民主圧勝、上海株安で円買い

http://markets.nikkei.co.jp/kawase/summary.aspx?id=ASS0IMF06 31082009

 31日の東京外国為替市場で、円相場は急反発。17時時点は前週末28日の同時点に比べ1円16銭の円高・ドル安の1ドル=92円76~79銭近辺で推移している。30日投開票の衆院選で民主党が圧勝。外国人投資家による日本への投資が活発化するとの思惑から円を買う動きが優勢だった。

 上海総合指数が大幅に下落し、逃避通貨とされる円が買われたことも円高要因となった。円は一時92円54銭近辺まで上昇した。もっとも、31日の英国市場が休場のため、午後に入ると動意に乏しい展開が続いた。

 日銀の白川方明総裁は午後、大阪市内での懇談会で外国為替市場について「中央銀行としては為替は安定的に形成されることが一番大事」と語ったが、目立った反応はなかった。9~17時の円の安値は93円45銭近辺で、値幅は91銭程度だった。

 円は対ユーロでも急反発。17時時点では同2円15銭の円高・ユーロ安の1ユーロ=132円45~49銭近辺で推移している。上海株が大幅安で推移したことで投資家がリスクを取りにくくなるとの見方が広がり、相対的に金利の低い円を買う動きが優勢だった。16時前には132円16銭まで円高・ユーロ安が進んだ。9~17時の円の安値は133円63銭。

 ユーロの対ドル相場は反落。17時時点では同0.0055ドルのユーロ安・ドル高の1ユーロ=1.4276~79ドル近辺で推移している。上海株の急落が、対ドルでもユーロ売り要因となった。午後には一時1.4256ドル近辺まで下落した。〔NQN〕

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東証大引け 反落、円高で輸出株安い 民主圧勝の買いは限定的

http://www.nikkei.co.jp/news/market/20090831m1ASS0ISS16310809.html

 週明け31日の東京株式市場で日経平均株価は反落。終値は前週末比41円61銭(0.40%)安の1万492円53銭だった。経済指標の改善などを好感して急伸する場面もあったが、円相場が1ドル=92円台に上昇したことを受け、一転して利益確定売りが優勢になった。後場中ごろからは小安い水準での方向感に乏しい展開が続いた。東証株価指数(TOPIX)も小幅に反落した。

 7月の鉱工業生産指数速報が市場予想より改善したことや、米インテルの上方修正を手掛かりに、朝方には232円高まで上昇する場面があった。もっとも「日本買い」が円相場にも波及したことで、自動車など輸出関連株を中心に収益減速懸念が急速に台頭。後場寄り直後には上海株式相場の急落を嫌気した売りも膨らみ、逆に110円安まであった。日中値幅(取引時間中の高値と安値の差)は343円と、3月30日(414円)以来の大きさだった。

 前日投開票の衆院選で民主党が308議席を獲得する歴史的な圧勝を果たし、民主党政権が誕生することになった。朝方は政治の閉塞(へいそく)感の打破や、政権公約の実現期待から「ご祝儀」的な買いも入ったというが、閣僚人事や政策の実行力を見極めたいとの雰囲気も強く、政策関連とされる銘柄も含めて積極的な買いは続かなかった。

 東証1部の売買代金は概算で1兆5664億円、売買高は21億5862万株。東証1部の値下がり銘柄数は963、値上がり銘柄数は585、横ばいは137だった。

 三井住友FG、キヤノン、三菱UFJ、トヨタ、野村、ホンダ、ソニーが売られ、新日本科学、日本インター、日本化、新神戸、西松建が急落。東芝、オリックス、三菱商、NTT、武田、ソフトバンクが買われ、シークス、エディオン、CSKHDが大幅高。

 東証2部株価指数は反落。大幸薬品、FDK、ラオックス、オーミケンが売られ、アインファマが買われた。〔NQN〕(31日 15:18)

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円高にして株安…
とりあえずご祝儀相場はなしですね

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