トシ&アキ

7歳年下の旦那に作るご飯の記録が・・・
愛犬の記録になりつつあるブログ。

転ばぬ先の杖

2015年03月04日 20時48分47秒 |  ~2015年
休み明けて出勤すると入居者さんの顔にあざがあることが多い・・・"(-""-)"・・・

今日も2名・・・目じりに強打したあざがあった。一昨日の夕方転倒された方と昨日の夜勤に転倒された。

そして別の日に骨折で入院された方1名・・・

転倒は本当に毎日のようにある・・・転倒も問題だが1番の問題は職員の意識。

転倒させない!という意気込みが全くない。

転倒しても『いつもの事』『しょうがない』と問題意識が全くない。


これは大問題。 毎日のように起こる転倒。そして毎日行われる事故検証・・・

検証しても何一つ変わらず転倒は繰り返される。(検証の意味が全くない)



高齢者は転倒しやすい。 大丈夫と言っても些細なことでバランスを崩し転ぶ。

後ろを振り向こうとしただけでもバランスを崩すということがどぉ~もわかっていないみたいだ。

転倒となぜ大騒ぎするか・・・

運動神経が衰えている高齢者は転倒しても反射運動がなく、頭や顔を強打することが多い。

しりもちをつけば脊髄を骨折する可能性もある。骨がもろくなっているので足でも手首でも簡単に折れてしまう。

股関節の骨折も多い。

骨折がなぜ怖いか・・・骨折=車いすになる方多い。

入院している間にADLが落ちてしまう方も多い。 認知症が進んでしまうこともある。

骨折して入院することによって随分状態が悪くなってしまうことが多いから。

状態が悪くなり、元の状態に戻すのに時間がかかる。 100%もとに戻すことは不可能に近い。

つまり転倒は犠牲が多いということ。


しょうがないとか、いつものことと割り切れる問題ではないというのに・・・

職員の心がけで防げる事故が多すぎる。やりきれない。