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人生黄昏時

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袋中良定【5】

2020年09月25日 00時00分26秒 | 日記

  袋中に厚く帰依した

馬幸明が琉球は神国であるのに未だその伝記がない

 

是非とも書いて欲しいと袋中に懇願した

袋中は旅行中の身であることを理由に断ったが

 

あまりに懇願するので

琉球神道記五巻・琉球往来記一巻を著わした

 

檀王法林袋中上人―琉球と京都の架け橋・飯岡西方寺関山記

寤寐集(ごびしゅう)などに、その経緯がしるされている

 

また、馬幸明という人物についても詳しく記述されている

馬幸明は那覇港に勤める士族、国土黄冠の中で

 

最高位となる位階三位で王府の高官であるとしている

しかし、琉球では、王、その一族、上級士族には

 

すべて家譜(系図)を作ることが決められていた

馬幸明に関する家譜がない

 

袋中の著書には、詳しく、多く記されている

そのため実在の人物であると推測されている

 

袋中の著書、琉球神道記から沖縄の正史である、

中山世鑑・地誌・琉球国由来記などは

 

参照、資料とされていることが多々あると

歴史学者の東恩納寛惇は述べている

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2 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

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沖縄 (joker)
2020-09-25 06:48:15
初めまして、ブログ訪問ありがとうございました。
沖縄の歴史や、かかわる人たちを根気よく描写していらっしゃるのに、頭が下がります。
たまたま、原田マハさんの「太陽の棘」を読んでいます。
戦後3年、沖縄に駐留してきた軍医と「ニシムイ美術村」の芸術家たちとの交流を描いた作品です。
表紙の「玉那覇正吉」さんの力強い肖像画に、沖縄の魂を感じました。
有難うございました。
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知らないことばかりです (onecat01)
2020-09-25 19:43:47
 新ノ城さん。

 知らないことばかりです。大変勉強になります。
ありがとうございます。
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