人生黄昏時

 老いを心身ともに感じ

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今帰仁 【23】

2016年02月10日 00時07分48秒 | 日記

 今泊 <4>

今帰仁阿応理屋恵とは

琉球王国の神事

祭祀を執り行う神職、神女である


聞得大君を頂点に

その下に高級神女三十三君おりその一人が

今帰仁阿応理屋恵である


今帰仁阿応理屋恵は

山原(北部)地方のムラやシマの祭祀を管轄する

ノロ、神人を統括、年中の神事祭司を執り行う


阿応理屋恵になるには

特別な霊力は直接的な関係はなく


今帰仁按司(城主)あるいは

阿応理屋恵の娘、孫が継承していた


また、他家から嫁いで

阿応理屋恵職を受け継いでいる

五世克此、六世縄祖、七世従宣今帰仁管守の

正室が阿応理屋恵となっている


阿応理屋恵職は今で言う

国家公務員である

給与、土地、穀物などが与えられる


1899年 火の神、社殿:2間方、境界:116坪

社禄13石6升、孫ヨリ31戸


1910年 社禄 給与額250円(証券)

11円28銭(現金)などの記録がある

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