グシク(城)とは、琉球列島に存在する
琉球独特のグシクと言われる城跡の事です
琉球列島に同じ古流球文化を共有する
北は奄美群島から南は宮古・八重山諸島に
様々な形態のグシクがある
岩台地や小高丘などに小規模なグシクが
マキヨ(血族)と呼ばれる小集団・集落を
柵で囲ったものから、堀、土塁の作事
そして時代とともに石塁、石垣のグシクへと
外敵から防衛するためグシクは発展していった
その大部分は小規模なグシクであった
私たちが現在目にしている城とは
まったく違う形態のものである
沖縄本島及び周辺離島に
380のグシクがある
それから奄美群島に40グシク
宮古諸島に29のグシク
八重山諸島に39のグシクがあると言われている
合計すると468グシクになる
この数字は沖縄県教育委員会発行誌
各市町村史・各市町村教育委員会が発行した雑誌及び
関係する誌等に載っているグシク
そして各地域で伝わるグシク跡などの数字である