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英祖王統【4】

2020年03月10日 00時00分18秒 | 日記

 英祖王は瞬天王統三代目義本王より

1259年王位を禅譲受け

 

初代英祖王、二代大成、三代英慈、四代玉城、五代西威と

五代で90年続いた王統は1349年に滅びた

 

英祖王統は琉球の正史である

羽地朝秀著書中山世鑑 1650年

 

蔡鐸、蔡温親子の中山世譜1697~1724年に編纂

球陽(琉球国編年史)は鄭乗哲が1743~1876年に編纂

などに記されている

 

英祖王が実在したか、どうかについて

歴史家の間でも意見が異なっている

 

否定的に述べる懐疑派は琉球の歴史書は

不明な点が多く史実として適否出来ないと

 

また歴史書は時の政治的背景に影響受け

都合よく書かれたものであるから史実とは言えない

 

これに対して実在派は、英祖王は琉球最古の

「おもろさうし」(1531~1623年の間に編纂された)に謡われ

彼が造ったと伝えられている「浦添ようどれ」が現存している

 

また仏教の導入、寺の建築などあることから

実在性を全く否定する事は出来ないとしている

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