人生黄昏時

 老いを心身ともに感じ

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浦添城 【4】

2020年01月05日 00時00分31秒 | 日記

 浦添グシクは、第二次世界大戦で全て

破壊され城壁の基礎のみが残る

 

1945年4月1日連合軍(主に米軍)が

読谷、嘉手納、北谷の海岸から上陸し

一方は北部へもう一方は中南部へ侵攻して来た

 

それに備えて、日本軍は第一防御ラインを

和宇慶、我如古、嘉数、牧港に陣地を置き

主に嘉数高台に野戦築城とした

 

第二防御ラインを我謝、小波津、幸地、前田とした

陣地を置き主戦となる戦力を前田高地に置いた

 

そして前田高地(浦添城)から4キロ南に

首里城地下に1キロから2キロ掘った豪に司令部があった

千人以上の兵が生活していたと言われている

 

1945年4月8日嘉数高台陣地に攻撃が始まり

激しい攻防戦が繰り広げられた

 

4月24日、16日間の戦いで

嘉数高台は完全に占領された

 

4月26日第二防御の前田高地(浦添城)に

侵攻し攻撃開始され激しい死闘になり5月6日まで続いた

 

嘉数高台と前田高地の戦争は沖縄戦最大級の

組織的戦闘としてよく知られている

 

激戦であった、4月8日から始まり5月6日までの

両軍の戦死負傷者は10万人以上だったと言われている(諸説あり)

 

日本軍陣地のある浦添城跡の城域を

日本軍から前田高地と呼ばれ

米軍からは、ハクソー・リッジと呼んでいた

 

激戦死闘であった前田高地での戦いを

2016年メル・ギブソン監督によって

 

ハクソー・リッジ題名で映画化された

この戦争に従軍したデズモンド・トーマス・ドスの

実体験を描いたヒューマンドラマである

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