人生黄昏時

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久米島の祭&祀【4】

2019年05月20日 00時00分49秒 | 日記

  久米島に、マキヨと言われる

血縁関係集団が集落を形成し

 

古くから、神人、根神(神女)が存在し

各集落事の、宗家から選人された女性が

神職者として祭祀を行っていたが

 

尚真王(1477~1526年)の治世に

神職、拝所を整備し改革が行われ久米島も例外ではなかった

 

神職が組織化され、十人のノロ(神女)と

根神、掟神その他の神人が各地に置かれ

 

その上にノロ、神人を統括する高級神女と言われる

三十三君の一人チンペ(君南風)が任命された

 

ノロは各集落の祭祀に関わり

チンペーは久米島の大きな祭祀の時に十人のノロを招集し

 

主にチンペールンチ(君南風殿内)や

祭祀に関わる御嶽、祭場で祭礼を執り行う

これはチンペーを中心とする祭祀となる

 

1944年に思戸金翁が、十八代聞得大君に就任したが

戦後廃職となり、現在、三十三君にあたる高級神女は

久米島のチンペー一人だけである

 

チンペーは最高位のノロとして存続している

現在のチンペーは十二代目で、、、、高齢である

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