伝える力 (PHPビジネス新書)
http://book.akahoshitakuya.com/b/4569690815
伝えるための努力の大切さを改めて学びました。
以下、抜粋■
〇何かを調べようとするときには、「学ぼう」「知ろう」という姿勢にとどまらずに、まったく知らない人に説明するには、どういたらいいのかということまで意識すると、理解が格段に深まります。理解が深まると、人に分かりやすく、正確に話すことができます。
〇理解を深めるためには、前段階として、「自分がいかに物事を知らないか」を知ることからスタートするしかない。そして、事実に対する畏れを持つ
〇文章で物事を伝える場合、人の意見を聞くことなく上達することは、まずありません。特に文章力に根拠のない自信を持っている人は、独りよがりの文章を書きがちで、読む人の立場を考えていないことが多いものです。謙虚に、人の意見に耳を傾けることから始めましょう。
〇「伝える力」に自信があっても、最も大事なことは「聞く耳を持つ」ことです。そして、他者の意見に「謙虚である」ことです。
〇よけいなプライドを持っている人は、そこまでだということです。意味のないプライドが邪魔をして、成長できるチャンスを自らみすみす逃してしまう
〇「自分は何も知らない」ことを知り、他者から謙虚に学ぶこと。この姿勢さえ持ち続けていれば、コミュニケーション能力は確実に向上していきます。自分の殻に閉じこもることなく、へこたれることなく、心を開き続けて、コミュニケーションをとり続けてほしいのです。そうすることで「伝える力」はきっとどんどん伸びていきます。20代の若いビジネスパーソンだけではなく、30,40代の中堅であっても、恥をかくことを忘れずに、分からないことは教えを請う気持ちで仕事に取り組むべき。ただし、なんでもかんでも人から聞こうとする気持ちは禁物。当然、自分でできる努力は最大限した上で、分からないことは素直に聞いて教えを請うという姿勢が大切
〇常に「おかげさま」の気持ちを持って、陰口や悪口は慎み、相手の話をじっくり聞く姿勢を持つ
〇相手の「へぇ」と増やす。自分がおもしろいと思っていたところで「へぇ」という反応があったことばかりでなく、予想外のところで受けた時は、自分のプレゼンテーションがなぜうまくいったのかを後で確認する。その秘密が分かれば次からのプレゼンテーションで利用できる
〇他人の失敗談はおもしろいもの。失敗談は、おもしろがるだけではなく、「この人は自慢話をするのではなく、率直に自分の失敗を語れて、ざっくばらんな人ね」と好感度がアップする
〇自信を持って発表するためには、企画自体をしっかり練って自分のものにしておくことが大前提。それができたら、臆することなく、一人一人の目をしっかり見て、自信を持って発表する
〇悪口を言う場合は、面と向かって言えるレベルにとどめる。そうすることで、人としての最低限の品位は保つことができるし、人との信頼関係を築くことができるようになるはず。
〇相手を認め、尊重した上で、叱ったり注意することが大切
〇「ごめんなさい」「すみません」の一言をこだわりなくいうのも人生では大切
〇現場に臨むには、下調べをして仮説をたてることが重要。現地にいけば、仮説とは違う現実があるもの。それを最初から念頭におき、どこが仮説と異なるのかを調べようとすることが、効率的な調査に結びつく。
〇書くときも、話すときも、「もう一人の自分」を常に意識する。そして、自分で自分にツッコミをいれてみる
〇音読すると気がつくのは文章のリズム。可能な範囲で、自分の書いた文章を声に出して読み返してみる。そうすることで、これまで気がつかなかったリズムの悪さや回りくどい表現に気づくようにすること
〇カタカナ用語は、互いに通じる相手だけに語る
〇使わない方がいい言葉や文字
・そして/それから
・順接の「が」
・ところで/さて
・いずれにしても
・絵文字の類
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