「池坊・花のあけちゃんブログ明田眞子」 花の力は素晴らしい。広島で45年、池坊いけばな教室。熱心な方々と楽しく生けてます

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花ショウブの生花は、決まりがある・忘れない様に今年も生ける

2019-05-10 | 八丁堀教室・小畑百花園2階

   

2019. 5. 8(木)八丁堀教室・・小畑百花園2階

生花・一種生・・花ショウブ

花ショウブを、取り寄せてもらった。

昨日、他の教室で、配りで生けた、花ショウブが、

上手く留まらなかった。

今日は、作戦を考えていた。

配りで生ける時、まず、又木の幅を1㎝位にする。

花ショウブの花の真は、又木に差して、

茎が1本で、立っている事。

2枚組の葉は、底に着いていても、

途中に浮いていても、

又木の上に、のせても良い。

葉の巾は、細くしても良い。

又木の、上にのせる時は、下を三角に切って、のせる。

三角を細長くする。

生けるのは、大変だったが、

上手に留まった。

夜教室も、上手く生けられる様にと、考えていた。

残念ながら、皆さん、残業・体調不良などで、欠席。

明日、取りに行かれた「花ショウブ」は、

配りで生けなくていいので、

剣山で生けてみましょう。

花ショウブの生花は、1年に1回位しか、生けない。

花・葉の決まりがあるので、忘れない様に、

生けておいて下さい。

葉の組み方・・・2枚1組(体だけ3枚1組)       

       ・先の爪を向い合せる

       ・2枚合わせて、短い葉が、前側

        (体の3枚葉・前の2枚を組んで、後ろに一番長い葉をくっ付ける)

       ・2枚葉の時、傾く側を、長い葉にする

       ・葉の裏表・・裏は1本線・表は2本線

花    ・・・真に開花

       ・真・副に花を多く、下段に少なくする

       ・真より後ろに、花を多くする

池坊いけばな明田眞子教室

http://akeda-ikebana.com

 

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