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映画「カサブランカ」

2012年01月12日 | 金沢日誌

  管理人は金沢市に移住してから、JR金沢駅5分という賃貸マンションの立地条件を最大限に活用し、駅前にある石川県立音楽堂でのクラシック音楽鑑賞やイオン金沢フォーラス店シネコンの映画鑑賞を堪能してきた。

 昨日は「午前十時の映画祭」で上映している「カサブランカ」を観てきた。高校時代は新宿伊勢丹前にあった日活名画座に入り浸りだったが、この映画は多分その頃に観た思うが、ハンフリー・ボガードとイングリット・バーグマンの恋愛物語としか記憶に無かった。

 ところが、第2次世界大戦勃発時のナチス・ドイツがパリを陥落した頃の時代背景もさることながら、脚本、音楽、撮影の出来が素晴らしかったことに感動した。

 主人公リックが、付き合っている女性から「昨日貴方は私にこう言ったは」と詰られると、「そんな昔のことは忘れたよ」

 「じゃー明日はどうなの」と言われたリックは「そんなに先のことは分からないよ」とはぐらかす台詞は格好良かったですね。勿論「君の瞳に乾杯」の台詞も・・・・。

 愛し合ってる二人が別れる雨のパリ駅。そして再びの別れとなる霧が噎ぶ飛行場のシーンは映画史上に残る名場面にウットリだった。

  映画の主題歌『アズ・タイム・ゴーズ・バイ』は勿論のこと、店内でドイツの愛国歌「ラインの守り」を歌うドイツ士官たちに憤慨したラズロが、バンドに「ラ・マルセイエーズ」を演奏させこれに対抗し、その後店内の全ての客が「ラ・マルセイエーズ」を歌うシーンには、思わず一緒に口ずさんでしまった。映画が終わったときには拍手をしたくなる程の久しぶりに心地よい感動で映画館を後にした。

 

 

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