コンピュータリテラシー
久しぶりにこの言葉を思い出した。
昭和44年に就職した時がちょうどコンピュータの黎明期だった。
当時はまだパソコンの形も無い時で、
世間は電卓が売り出されてブームだった。
昭和50年代に入って、パソコンが誕生し学校に導入された。
ミニコンではFORTRANというプログラミング言語を使って、
表の縦横を集計して順位付けするプログラムを作った。
パソコンではBASICという言語を使ってプログラムの学習をした。
Excelなど今のようなソフトは無かったから自前でプログラムをした。
当然、学習内容もFORTRANやBASICの文法を学びプログラミング技法を学ぶ事だった。
いつしかアプリケーションソフトが売り出されプログラムの必要がなくなった。
そしてソフトの使い方を学ぶ事が学習の中心になった。
またゲームソフトが売り出されブームになって、
コンピュータはゲームをする道具になった。
そして書店ではプログラミング言語の棚がゲーム攻略本に置き換えられた。
そもそも情報教育は何をするべき何だろうか?
スマホが世に出て事情が変わった。
いわゆるアプリの開発がブームになり、
外国ではプログラミング教育が見直されてきた。
便利なアプリケーションソフトを創ることがビジネスになるのだ。
何となく先祖帰りしたようだ。
プログラミングを学ぶ事は、論理的思考力と表現力を身につけることができる。
小学生でも出来るので、単にゲームで遊ぶだけでなく、ゲームを創る事を教えたら
将来、世界で使われるOSを創る人材が現れるかもしれない。
外国産のソフトでなく国産のソフトが
世界のスタンダードになる日が来ることを期待したい。
各国で始まるプログラミング教育必修化の波 遅れている日本の取り組み、環境整備は喫緊の課題(日経ビジネスオンライン) http://business.nikkeibp.co.jp/article/report/20141001/271963/?n_cid=nbpnbo_mlt