<人情時代小説の名手、山本一力の直木賞受賞作を内野聖陽&中谷美紀主演
で映画化した感動作。京で豆腐作りの修行を積んだ永吉と江戸っ子のおふみ。
江戸で出会ったふたりはすぐに惹かれ合い、深川の長屋に小さな豆腐店を
開いた。永吉が作る京の豆腐は江戸の人々にはなかなか
受け入れられなかったが、気丈なおふみの努力のかいあって店は次第に
繁盛しはじめる。彼らはやがて3人の子どもにも恵まれ、
幸せな日々を送っていたが……。 映画.comより>
小説を読んでいたので映画はどんな風に描かれているのかと気になって
見てみた。
内野聖陽さんがまさかの二役やっているとは・・・
中谷美紀さんが相手役。んんんん?「仁」を見ているような錯覚。
「仁」よりは前だよな~。仕方ないか・・・😅
傳蔵親分、借金の証文帳消しにしてた(火鉢にいれて焼いた)
なんか目つき悪い役やってたけど、根はいい人だったな~。
小説の方と付き合わせたらその通りだった~。(平田屋の件)
本来は親子二代の話だが、長男が戻ってきて店を手伝うとこで終わっていた。
無理に二代目さんまで話を長くしなかったんだね。
(京都の豆腐がどこまで江戸でなじむか?親子の葛藤話。
ありふれた題材だけど泣けるよ)
長男が榮太郎が店の金をくすねては賭場に出入り勘当されて・・・
けっこう映画もていねいに描かれていてよかった。
家族の話だし・・・。どんなに離れていようが最後は許し合えるのは
親であり、兄弟だと言う話。
しかし主役の永吉が早馬に蹴られて亡くなるとはね~。
(小説では深酒して長男に説教してそのまま倒れて寝てしまい、そのまま
亡くなってしまった)
長男のことを考えているうちにフイと通りに出て早馬に蹴られてしまって・・・
たしか、表通りに豆腐屋を出す話がないまま終わったってこと?
家族の話だけにしたことがよかったんじゃないかと。
(小説は次男が嫁をもらって店が続く話なんだけど・・・)
グダグダに映画を引き延ばししなかったのがよかったと思う。