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陽炎日記

日々の出来事を中心に綴ってます。

風野真知雄著「初秋の剣」

2015-02-01 14:11:40 | Weblog
 ブックオフで見つけて読んでみた。
風野さんの作品なのでそこそこいいかな~と。

もちろん江戸時代の話だ。
三人の男は職を退いた。
町方同心だった藤村慎三郎、旗本の夏木忠継、町人七福仁左衛門。
この三人は職を退いたものの、気力体力ともにまだまだ若いものに
負けないぐらい充分で、さてこれからどう生きるかと思案。

ある時いい隠れ家<初秋亭>を根城に江戸市中の厄介な事解決に乗り出した。
そして1つ、1つ難事件?を解決していく痛快時代小説。

隠居人にしておくのはもったないこの三人。
厄介な事件を解決していこうと決める所なんか面白い。

夏木という人物が好色で・・・(女がめっぽう好きで・・・

俳句の女師匠にもおかぼれというか・・・
いっぺんに20も30も句を作ってしまうほど・・・

それを羨む藤村。句を分けて欲しいとか言う。
友達だからできることだよな~
次の句会までにお題が出ても夏木がすぐ出来てしまうが、
藤村は家に帰ってもなかなか出来ずに、妻に文句を言われたりして・・・

この三人のでこぼこ差が妙にいいのだ。

三人と言えばあれ?
現代の「三匹のおっさん」ってテレビドラマあったよね。
あんな感じかな~ それの江戸時代版だろうと思う。


 <番外編  「信長・曹操 殺人事件」>
現代物の風野さんの作品だがいまいちだった。
(話の流れは良かったのにつめが甘かったのが残念)

「三国志」好きの息子に言わせるとこれはないよと怒る。
「三国志」を知らなすぎると。

私はただ風野真知雄作品として読んだだけなのだ。
風野さんにはやはり江戸時代の小説を書いて欲しい。
      
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人質誘拐事件

2015-02-01 13:27:19 | Weblog
 日本人ジャーナリストの後藤健二さんが「イスラム国」に人質にされていた。
政治家達はいろいろ各方面との連携を図り救出を考えていたはずだ。

それが一転して彼らに後藤さんは殺されたらしい。
それが事実ならもっと怒っていいはず。

あまり「イスラム国」を刺激しない方法を取ったのでこういう結果に
なってしまったのか?

その報道で後藤さんの母親がインタビューに答えていた。
えっ?なんであんなに冷静に答えられるの?
普通だったら泣き叫ぶでしょ?

湯川さんの父親は泣いて言葉を詰まらせていた。
こちらの方が本当だと思う。

後藤さんの母親ってどういう人物なのだろう。
(新興宗教の祖って感じ
何か悟ってしまって話を進めているようなそういう風に見えた。
この人大丈夫?

後藤さんの母親のインタビューはしなくていい・・・と言いたい
  
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