閉ざされたドアの向こうに

なんだかモヤっとする。

本来なら土曜日はキックの練習の日だが、今日は実家で親戚が集まっての食事会をした。

本来の趣旨は祖父の月命日で、祖母が生きているうちにみんなが会えるようにというものだった気がする。

コロナ禍で、ここ数年はやっていなかったが今年は開催することに。

もう祖母もこの世にいないけど。

で、冒頭のモヤっとなんだけど、冷静に考えると今日の会ではなく、自分の日々の暮らしに対する不安ではないかと。

一部を除き変な社員もいないし、良い人に恵まれている。仕事も今までの経験で乗り切れるものである。

しかし、この先のことや人生を考えるとね。研修が終わって職場に復帰してから、課長を初め周りの人達の信頼を得ているだろうとは思う。

では何が問題か、

1  育成に関して

研修から戻り、うちの組織の重要な課題である若手の指導育成に寄与しなければならなくなった。自分自身がどう育てられたかいまいち良く分からない。それゆえ、育て方が分からない。なんせ入社後に最初に配属された支店での師匠が問題のある人だったし・・・

自分自身も優秀ではなかったし・・・

もし評価して貰えている点があるとすれば、問題に対して真摯に取り組み、努力と工夫で乗り越えたことか・・・まあそれでも人並みの能力しかないんだが。  

今の勤務先は若い人がとても多い。で、最近の傾向として若手に経験を積ませようというのがあり、普段の営業だけでなく広報の仕事やら何やら色々やっている。

自分の時では考えられないくらい、いろいろ経験しているので、「何を教えれば良いんだよ」状態である。一方で、基礎力も身につけなければならないので、自分の時以上に大変ではある。

2  では彼らとどう関わるか

自分は若手ではないし、大ベテランでもない。まあ中堅といったところだ。

周りの人の印象は転勤後、直ぐに長期研修に行った人ぐらいだろうか。

研修が終わって、この数ヶ月周りは自分をどう見ているだろうか。

この前、久々に職場の公式飲み会があったけどあんまり若手と話せてないんだよね。

当然だが、昇任に伴い若手だけの飲み会には呼ばれず・・・

3  細かいことは気にしなきゃ良いんじゃね?

って思うが、実を言うとちょっと外回りがスランプだ。

課長から、訳あってこの時期にしては重たい案件と若手の同行指導を依頼されている。

3〜4年前なら、まあなんとかなるだろうし、自分ならなんとかできるだろうと思っただろう。しかし、1年間部内の事務に従事して、ブランクがある。その前も結果的には自分の想定通りに案件を処理できたが、その過程がイマイチであった。スタートとゴールが見えていても、走るのが遅くて下手くそな感じである。

こんな状態で何を教えろと。

4・・・働きたくないのか?

数年前の左遷があって、今の都内の支店はある意味既定路線である。これは長期研修がなくてもおそらく今の支店勤務だろう。今の役職は課長補佐級になるんだろうか。この役職で退職する人も多い。

自分は昇任が遅い方だし、優秀でもない、いろんな仕事をたらい回しにされているので、出世とかどうでもよいし、極論もう一生懸命働きたくたないんじゃないか。

実際、自分の師匠を筆頭に今の役職で仕事しないしできない人は多くいる。

別にそれでも良いんじゃないかと思う一方で、長期研修中に考えたことやゼミで討議したことが頭に思い浮かび、それはいかんだろうと思う。

そう、だからこそモヤっとするのかもしれない。

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