11月に入り、そこここで初雪の便りが届きます。
窓から見渡せる手稲の山々も薄化粧をはじめました。
そんなある日、炉開きがありました。
八十八夜からお茶摘みがはじまり、行程を得て壺に収めておきます。
それを初めて、新茶として壺より出していただきます。
茶の世界のお正月とでもいいましょうか。
この日のお軸は、「壺中日月長」 玄道御老師のお筆です。
床には、新茶を収めていた壺が飾られます。
紐が結ばれています。(正面、真、向って右横、行、左横、草)
床柱には、今日に相応しく、顔回の花入れに、吉祥草、沙羅双樹の照葉が
水に繋げてあります。
どれもお目出度いお仕度です。
昔の囲炉裏の名残りで、炉が開かれます。
少しでも暖かく、お客様へ火を近付けます。
お部屋を暖かくして、火が見えるだけで、ホッとした感じがします。
お香も今までの、白壇、沈香ではなくて練香を使用します。
香合も、焼物にかわります。
織部の弾香合です。(お香銘は松重)
お菓子は、子孫繁栄、無病息災を祈念する中国のしきたり
から来る亥子餅で、日本でも平安時代から玄猪として、儀式があったようです。
こうして、新茶と新しい設えでお客様をお迎えします。
元気で、炉開を迎えられた喜びを、亭主とお客様共に分かちあいます。
長い冬を迎え、無病息災を祈る気持ちは、何方にも大切なことであります。
一時の楽しい時間を過ごし幸せな気分で、帰宅しました。
「山の向こうは山だった~♪」やっぱりそうなんだ。
山に雪が積もると寒さがひがいますね。
茶室の設えは身がしまる思いです。
落ち着きますね。
ビハビリ頑張って正座できるようになったら、
遊びに行きたいです。
雪ですね~~
今年は、雪が少ないように祈りたいです。
冬に向かいますが、リハビリ頑張ってください。
継続は力なり、ですね。
お茶室も冬本番です。
楽しみながら毎日を、過ごしましょう