人権フェス:アイヌの誇り、次世代に 酒井さん、踊り・歌・トークで /群馬
◇5日、富岡で
アイヌ民族のパフォーマンスグループ「AINU REBELS」の酒井美直(みな)代表を講師に招いた人権フェスティバル「人権教育・啓発講演会」が5日午後2時から、富岡市七日市の市生涯学習センターで開かれる。テーマは「アイヌプライド~私の生きる道」。演奏と踊り、歌、トークで、自身のライフストーリーなどを訴える。
酒井さんは83年、北海道帯広市でアイヌの父と日本人の母との間に生まれた。名前の「みな」(mina)はアイヌ語で「笑う」の意味がある。父は美直さんが5歳の時に死去。小学生のころからアイヌ舞踊を習い始めた。「アイヌ出身」という現実が重くのしかかり、アイヌであることを隠し続けたが、高校1年の時、カナダの先住民族らが自民族の誇りを堂々と表現する姿に衝撃を受け、これを転機にアイヌ民族という誇りを次世代に伝えていくことを決意。各地で講演活動を続けている。06年夏、関東在住の若いアイヌでグループを作り、代表になりアイヌ文化の継承を発信している。
入場無料。問い合わせは同市市民課(0274・62・8362)へ。【畑広志】
毎日新聞 2009年12月3日 地方版
◇5日、富岡で
アイヌ民族のパフォーマンスグループ「AINU REBELS」の酒井美直(みな)代表を講師に招いた人権フェスティバル「人権教育・啓発講演会」が5日午後2時から、富岡市七日市の市生涯学習センターで開かれる。テーマは「アイヌプライド~私の生きる道」。演奏と踊り、歌、トークで、自身のライフストーリーなどを訴える。
酒井さんは83年、北海道帯広市でアイヌの父と日本人の母との間に生まれた。名前の「みな」(mina)はアイヌ語で「笑う」の意味がある。父は美直さんが5歳の時に死去。小学生のころからアイヌ舞踊を習い始めた。「アイヌ出身」という現実が重くのしかかり、アイヌであることを隠し続けたが、高校1年の時、カナダの先住民族らが自民族の誇りを堂々と表現する姿に衝撃を受け、これを転機にアイヌ民族という誇りを次世代に伝えていくことを決意。各地で講演活動を続けている。06年夏、関東在住の若いアイヌでグループを作り、代表になりアイヌ文化の継承を発信している。
入場無料。問い合わせは同市市民課(0274・62・8362)へ。【畑広志】
毎日新聞 2009年12月3日 地方版
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