7カ国の先住民族集う 愛知で「サミット」開幕(10/16 08:44)
アイヌ民族の伝統音楽などで交流を深めた「先住民族サミットinあいち」
アイヌ民族と海外の先住民族が連携し、民族の権利回復を目指す「先住民族サミットinあいち」が15日、愛知県で開幕した。4日間の日程で、18日からの生物多様性条約第10回締約国会議(COP10)に合わせ、自然と共生してきた先住民族の知恵をアピールする。
アイヌ民族らでつくる市民団体「世界先住民族ネットワークAINU」(萱野志朗代表)や、愛知県立大などの主催。初日は名古屋市内で開かれ、台湾やインドネシアなど7カ国の先住民族9人のほか、研究者ら約200人が参加した。
音楽祭ではアイヌ民族や東ティモールなどの多彩な伝統音楽や舞踊に合わせ、手拍子が起こり、民族を超えてきずなを深めた。
音楽祭に先立ち、各国の先住民族らが講演。台湾のアミ民族の男性(64)は「多様な生物に対する知識を記録してきた先住民族の言語が失われている」と報告した。アイヌ民族の歴史や現状を報告した萱野代表は「海外でも先住民族サミットを開き、交流を続けたい」と訴えた。
アイヌ民族の伝統音楽などで交流を深めた「先住民族サミットinあいち」
アイヌ民族と海外の先住民族が連携し、民族の権利回復を目指す「先住民族サミットinあいち」が15日、愛知県で開幕した。4日間の日程で、18日からの生物多様性条約第10回締約国会議(COP10)に合わせ、自然と共生してきた先住民族の知恵をアピールする。
アイヌ民族らでつくる市民団体「世界先住民族ネットワークAINU」(萱野志朗代表)や、愛知県立大などの主催。初日は名古屋市内で開かれ、台湾やインドネシアなど7カ国の先住民族9人のほか、研究者ら約200人が参加した。
音楽祭ではアイヌ民族や東ティモールなどの多彩な伝統音楽や舞踊に合わせ、手拍子が起こり、民族を超えてきずなを深めた。
音楽祭に先立ち、各国の先住民族らが講演。台湾のアミ民族の男性(64)は「多様な生物に対する知識を記録してきた先住民族の言語が失われている」と報告した。アイヌ民族の歴史や現状を報告した萱野代表は「海外でも先住民族サミットを開き、交流を続けたい」と訴えた。
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