皆さま、こんにちは。
10月は、週末お天気に恵まれて、各地のイベントが大盛況です
さて、10月6・7日開催のアートインナガハマを終え、私事ですが
いよいよ母を自宅介護する事となりました。
母の入院生活の中で、私は 初めて知るというか、改めて実感することが
多々有りました。
色々な感想については、今はまだ話す時ではないと思いますので
また、改めて記録していきたいと思います。
母の退院から6日間。先週末の土曜日、奇しくも毎日新聞中ほどの面、
くらしナビというコーナーにて、「老い」をどう生きるかというテーマの
記事がありました。
超高齢化に突入している日本にとって、長寿は必ずしも喜ばしいこと
ばかりではない。それに伴う問題、例えば「認知症」などという病気の
患者が増えてきて、今や65歳以上の10人に1人の割合だそうである。
医師で作家の鎌田 實さんの書かれたその文面には、私がいま直面している
問題が投げかけられていました。
超高齢化社会でもう一つ重要なのは「死に方」の問題だ。と鎌田さんは
書かれています。
父・私・妹そして元気だった頃の母の意思を尊重して、胃ろうや鼻からの
チューブによる栄養補給を断った私たちは、自宅介護にて、点滴も
お断りをしました。入院中は、ほとんど口から食べられなくなっていた
母ですが、この6日間は、驚くことに口から食べ、水分も飲んでいます。
しかしながら、もちろん 私たちのようにゴクゴクと飲んだり食べたりできる
わけではなく、食べたもの、飲んだものもベェッ~と口から出てしまうことも
多く、栄養補給という点からは全く足りていません。
先のことは、誰にもわかりません。
『超高齢化社会のいま、自分の最期のあり方を自分で決めることが
より求められるようになるだろう』 と仰る蒲田さんは、『尊厳死の意思表示
カード』を持っていらっしゃるそうです。
母が、5月に入院した時から、私もずい分 このことは考えてきましたし
娘との交換日記の中にも、自分の意志を書き留めました。
母がこのような状態になって初めて「老い」について真剣に向き合っています。
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