アートインナガハマ★スタッフのブログ

毎年10月の第一土・日曜日に開催の「アートインナガハマ」のイベント情報をお知ら致します。

老いをどう生きるか。

2012-10-22 13:04:48 | プライベート日記

皆さま、こんにちは。

10月は、週末お天気に恵まれて、各地のイベントが大盛況です

さて、10月6・7日開催のアートインナガハマを終え、私事ですが

いよいよ母を自宅介護する事となりました。

母の入院生活の中で、私は 初めて知るというか、改めて実感することが

多々有りました。

色々な感想については、今はまだ話す時ではないと思いますので

また、改めて記録していきたいと思います。

母の退院から6日間。先週末の土曜日、奇しくも毎日新聞中ほどの面、

くらしナビというコーナーにて、「老い」をどう生きるかというテーマの

記事がありました。

超高齢化に突入している日本にとって、長寿は必ずしも喜ばしいこと

ばかりではない。それに伴う問題、例えば「認知症」などという病気の

患者が増えてきて、今や65歳以上の10人に1人の割合だそうである。

医師で作家の鎌田 實さんの書かれたその文面には、私がいま直面している

問題が投げかけられていました。

超高齢化社会でもう一つ重要なのは「死に方」の問題だ。と鎌田さんは

書かれています。

父・私・妹そして元気だった頃の母の意思を尊重して、胃ろうや鼻からの

チューブによる栄養補給を断った私たちは、自宅介護にて、点滴も

お断りをしました。入院中は、ほとんど口から食べられなくなっていた

母ですが、この6日間は、驚くことに口から食べ、水分も飲んでいます。

しかしながら、もちろん 私たちのようにゴクゴクと飲んだり食べたりできる

わけではなく、食べたもの、飲んだものもベェッ~と口から出てしまうことも

多く、栄養補給という点からは全く足りていません。

先のことは、誰にもわかりません。

『超高齢化社会のいま、自分の最期のあり方を自分で決めることが

より求められるようになるだろう』 と仰る蒲田さんは、『尊厳死の意思表示

カード』を持っていらっしゃるそうです。

母が、5月に入院した時から、私もずい分 このことは考えてきましたし

娘との交換日記の中にも、自分の意志を書き留めました。

母がこのような状態になって初めて「老い」について真剣に向き合っています。

 

 

 

 

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