え~
『新作開始しました~』 とか言ったそばから別の事やったりしてます・・・
それは鉈の改造
もうだいぶ前に山で使ってた剣鉈、現在は別の物を使ってるので放置されてました
まあ、それなりに使ってアッチもコッチもボロボロ、大きな刃こぼれもあり酷いもんだ・・・
っで、そのまま放置もあんまりなんで、刃こぼれだけでも直そうと思って手にしたところ
『いやいや、待てよ。 1年間のナイフ製作で知識もついたし改造しちゃう?』などという考えが・・・
思い立ったが吉日ってぐらいですから、すぐに分解しちゃう
元の鉈はご覧のような、ごく一般的な感じの物ですな (ちなみに鉈を分解したの初めて)
っで、どんな作業するかと言うと、刃こぼれ直してブレード全体も少しきれにしてハンドルとか全部交換します
ハンドルは以前に知り合いから頂いた鹿ツノ、何か良さげな形だったんでこれに決定
そのツノをものずきさんのブログで紹介されてた革用のWA染料ってヤツで染色~
色は赤茶にしてみたです
そしてヒルトもぜんぜん違う物を付けるので、ブレード側の形状も変更しちゃう
ヒルトを止めるピン穴とタングの穴拡大、それとヒルト装着する部分の形状を整えます
っが、しかし!! 相手は既に焼の入った硬い部分があるので、普通の刃物ではまさに歯が立たない・・・
そこで出番となるのが超硬工具でございます
まあ文字通りチョー硬い素材でできた刃物で、これなら焼の入った物でも加工できるわけですな~
と言ってもこの超硬という素材、硬さや耐熱性は凄いですが靱性があまり有りません・・・
要するに衝撃に弱く折れたり欠けたりしやすいんですよね~
ドリルなんかでも、ちょこっと引っ掛けた瞬間にバラバラに砕けたりします
そんな特性を良く理解して使わないと『何だよ~ 超硬とか偉そうな名前のくせに全然ダメじゃ~ん』という事にもなりかねないです・・・
ちなみに今回の超硬工具は仕事で使い終わった物を捨てられず取っておいた物
超硬工具の『もったいないオバケ』とか怖そうなんで、仕事レベルの加工は難しくなった工具もなかなか捨てられません・・・
まあ、そんな具合に加工した物を仮組したのがこれ↓
真鍮ヒルトに鹿ツノハンドル
もうまったく別物に変身ですな~
そしてヒルトを接着&カシメて取り付け
ハンドルはまだ仮組です
鉈本体だけでなく鞘も新しく作ります
うちの奥さんの木工作材料コレクションの中から、良さげな物を選んで切り出してもらったです
う~ん こんなふうに古い道具を改造してくのも楽しいですな~
リンク飛んで見たら妙な記事ばかりw
初めて見る人は何と思うかな・・・orz
あぁ・・・あひる隊長・・・とうとう実弾の虜に・・・な訳ないですな(笑)
しかし
剣鉈くん、ずいぶんカッコよく変身しましたね
角ナタですが。
サヤは同じく縞黒檀で作ったのですが、重すぎましてやや不評です(笑)
いつもは既製品のを使ってます。
これはハンドルは接着するだけですか?ピンは?
昨日、ハンドルをエポキシで接着しましたんで、固まったらハンドルとヒルトを整えていきます
自分でもけっこう楽しみですね
リンクの先にはナイフ製作とか銃関係さらにはお料理、そして健康飲料まで盛りだくさんですからね~
ヤスオッチさん>
さすがに銃の改造はないっすね~
まあ興味ないわけでもないんですが、もうこれ以上趣味が増えると時間が足りなくなってしまう・・・(今でも足りないけど・・・)
改造前に想像してたよりも、かなり良い感じになってますよ~♪
ホントはハンドルをクラウンにしたかったんですけど
手持ちにちょうど良い大きさ、形の物がなくて
たまたま持ってたこれがちょうど良さげだったんで、使ってみました~
やっぱ縞黒檀のサヤは重いですか・・・
切り出した材料持った時に、ちょっとそんな気がしてたんですよね~
K職人さん>
ワタシも現在使ってる物も含め、鉈は全部購入品ですね~
ハンドルは接着の他に、3mmのピンを2本通して固定しますよ
元の木の柄も捨てがたいですが鹿も良い雰囲気だしてますね♪
ここまで来たら割り込みの鍛造にも挑戦して下さいまし(^▽^)
純和風からちょっと洋風が入ってきたぐらいの感じでしょうかね~
鉈としての実用面では元の柄の方が使いやすいと思いますが、
見ための雰囲気としてはこんなのも面白いかな~と思いました
鍛造面白そうで興味ありありなんですが、さすがに手が出せないでいます・・・
ネットで探すと個人でやってる方もけっこういて驚きました!!