あひる製作所

チビっこいバイクをいじったり乗ったり、くだらん工作したり~
さらにボートで海釣り行ったり、山でも遊んだりで大忙しだ~♪

三本目、包丁その2

2014-03-28 17:44:55 | ナイフメイキング

さて、今週もアッという間に金曜だよ

最近、仕事が忙しいから1週間が早いな~

っで、今週末の土日、3/29と30の2日間でJCKMカスタムナイフショーというイベントが銀座で行われます

ワタシも30日の日曜に見に行こうと思っておりますので、会場でお会いする皆さんよろしくです~

 

っというわけで、一昨日、昨日に続いてキッチンナイフのネタです

3部作最後の1本はまた包丁~

最初に紹介した包丁と同じパターンから作ってるので、形は同じです 

ブレード部のスペックもまったく同じで、CROM-7の2.5mm厚をフラットグラインドのミラー仕上げ

 

ピン&ボルトも同じでステンレス

 

違う部分はハンドルがゴールドフィールドバールです

これはユーカリの木のコブ材らしいですよ 

 

バック側からの様子はこんな感じ

写真では見えにくいですがブラックのファイバースペーサーが入ってます

まあ、最初に紹介したマイカルタハンドルの物と、ハンドル材以外ほぼ同じですが

そこは素人がハンドメイドしてる物なので、同じに作ってるつもりでも微妙に違いが出ちゃいますな・・・

 

キッチンナイフ系の物を作ったのは、試作的な物を除けば初めてでした

感想としては『かなり難しくて大変!!!』

何しろ包丁なんかは薄くて幅広なブレードなので、べベルを削るのも難しいし

磨くのもブレードがシナル為に気を使うし、ブレード面積が広いので時間もかかるわけですな~

しかしま~ この3本には実験的な試みや練習的な作業もけっこう取り入れたので、良い勉強させてもらったです

自分の中の引き出しも増えた気がするし、作って良かったな~

 

そして3本とも既にワタシの手元にはなく、めでたく嫁に行きました

台所という過酷な環境でも達者でな~

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二本目、果物ナイフ

2014-03-27 15:30:48 | ナイフメイキング

では、昨日の続き~

 

2本目は果物ナイフを紹介します 

こんな感じです↓ 

ブレード長は60~70mmぐらいだったと思う・・・ 

フルタング構造で3mm厚のVG10をホローグラインド、ミラー仕上げ 

 

ピンとボルトは前回の包丁同様にステンレス

ハンドルはメープルバール

 

レッドのファイバースペーサー入り 

  

バック側からの様子はこんな感じ

ハンドルは握るとスッポリ手に収まるぐらいの大きさですな 

 

包丁は家の台所で使う物なのでシースは付けませんでしたが、

果物ナイフは家の外に持ち出さなくても、台所以外の部屋に持って行く事もあると思い革のシースを付けました

 

シースの構造は鈴木寛さんのペティーナイフを参考に・・・ 

というかマルッとマネして作りました~ 

まあ、腰にぶら下げて歩く事はないと思うんで、ベルトループは無しです

 

この果物ナイフは包丁と比べてサイズも小さく、鋼材も3mmでホローグラインドなので

今まで製作した普通のナイフと同じ感じで、作りやすかったですね~

そのうちにまたマイナーチェンジモデルを作ってみたいと思ってます

 

さて、キッチンナイフ3部作の2本目でした

明日に続く~♪

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包丁など

2014-03-26 17:31:08 | ナイフメイキング

やたらツマミ食いが多くて、なかなかナイフが完成しませんが、ようやく3本完成しました~

包丁2本と果物ナイフ1本ですが、去年の秋頃に友達から頼まれ、年末ぐらいから作り始めた物です

もう、かなり時間かかってますね・・・

 

そんなわけで今日のネタは包丁を1本

↑こんな感じ

ブレード長は120mmぐらい、全長は測り忘れました・・・

 

フルタング構造でブレードはCRMO-7の2.5mm厚

フラットグラインドでミラー仕上げですな

 

ピンとかボルトは台所で使う物だし、ステンレスにしたです

 

写真だと黒っぽくて、わかり辛いですがハンドルはブラック&レッドのリネンマイカルタ

レッドのファイバースペーサーも入ってます

 

包丁は一番身近な刃物ですが、薄い鋼材で幅広なので削るのは非常~に難しかったです

さらに包丁としては小型の部類ですが、ナイフと比較したらけっこう大きいので磨く面積も相当に広々!!

しかもべベルの角度が浅いフラットGですから、べベルストップなどダレないように磨くのも気を使いますね~

 

プロのナイフメーカーさんでも包丁作ってる方けっこういますが、販売価格帯は意外と安めな場合が多い気がします

しかし自分で作ってみてわかりましたが、あれって凄い割安なサービス価格だったんですね!!

 

 

っというわけで、2本目に続く~

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使ってみた

2014-03-13 15:08:34 | ナイフメイキング

さて、先月末からネタにしているエンバン用ワークレスト

製作時に試運転はしてますが、実はまだ使ってませんでした・・・

っで、製作中の2本でようやく出番が来て、使ってみたですよ 

テーパータングに取り付けるハンドル材のコバ調整

良い具合にピッタリ加工できてます 

 

↓この写真は試運転時のものですが、こんな感じで加工します

上下方向の角度は以前から使ってたブロック状の角度治具を当てて決定、左右方向はガイドにプロトラクターを合わせて決定してます 

 

以前はこの作業、フライスと簡単な冶具を使って加工してました

しかしマイカルタとか木材など四角い形状で厚さも十分とれる物は簡単なのですが

スタッグなど不規則な形状の物はマシンバイスにクランプするのが大変・・・

しかもスタッグの場合はナイフ本体へ接着後、極力削りたくないのでかなり薄くしたいのですが、クランプする為に制約がありイマイチ攻めた調整ができませんでした・・・

 

っで、そのスタッグもエンバン&ワークレストで加工してみたよ

まあスタッグと言っても高級品のサンバースタッグではなく、お得意の染色エゾ鹿だけどな・・・

う~む、今のところ良い感じに調整できてる気がする!!

厚さもほど良い感じだし、ヒルトとの合わせ面もピッタリ~♪

しかも短時間でわりと簡単にできちゃうのが良いですな

 

っというわけで、ハンドル材とヒルトの合わせ面調整は、かなり良い具合に出来ました

そしてまだ少し先ですが、インテグラルナイフのハンドル材加工にも活躍してもらう予定~♪ 

 

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ワークレストの続き

2014-03-03 12:29:32 | ナイフメイキング

この週末は『また積雪!!』みたいな予報もありましたが、なんとかうちの方では寒い雨ですみました

しかしその寒い雨の中、災害救助犬の訓練に行ってたよ・・・

ま~ 寒い中、重労働したおかげで今日は疲れが残りまくってグッタリだな~

 

っで、そんな事とはまったく関係なく、前回の更新で紹介したエンバン用のワークレストに追加オプション作りました~♪

↑Vブロックの右にあるヤツ

まあ、単品で見ても『は?』って感じですが、左右方向の角度を決めて削る為のガイドです

 

ワークレストに付ければこんな具合↓

ワークレストの天板?部分の縁をスライドするようになってます

本体で上下方向の角度を決めて、今回作ったパーツで左右方向の角度を決める

そしてハンドル材等の被削物をガイドにピッタリ押し当てながら、ガイドを動かせば簡単に2方向の角度を決めて削れます

う~む、これでいよいよハンドル材の端面角度合わせが楽に、高精度で加工できるぜ~♪

 

実はこれ前回更新の時、NOBU'S工房さんからのコメントを読んでピ~ンと思いついたんですよ

ありがとうございます!!

 

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