あひる製作所

チビっこいバイクをいじったり乗ったり、くだらん工作したり~
さらにボートで海釣り行ったり、山でも遊んだりで大忙しだ~♪

真鍮スペーサー

2017-11-10 17:38:17 | ナイフメイキング

はいはい、ど~も

近頃、朝はけっこう寒い日が増えてきたように思えますな~

本格的に冬になると、また作業場行きたくなくなってナイフ製作停滞な予感・・・

 

っで、今日は前回前々回に紹介したナイフの、少し前に完成してたナイフを紹介

こんな感じ↓ 

形としては至ってスタンダードな3.5incのインプルーブド・セミスキナー 

 

ブレードはVG10の三層鋼、ストーンウォッシュ&黒染め仕上げ

この仕上げのプロトタイプ的な感じでした 

なかなか上手く行ったし、これで得た経験を踏まえてコンテスト作を作りました

 

 

ハンドルはブラックキャンバスマイカルタで

ボルト外側がニッケルシルバー、内側が真鍮のバーズアイ、ソングホールパイプは真鍮

スペーサーには0.5mmの真鍮板を入れてみた

なかなか良い雰囲気なんですが、作るのはいろいろ気を使う事が多く、けっこう面倒くさい・・・ 

 

シースは普通のラブレスタイプでダブルステッチ

色は染料使って自分で染めました

もっとムラっぽくなるはずだったけど、あまりそうならなかったな~ 

まあ、雰囲気としてはかなり好みの感じになった

  

そして、このナイフ

実はコンテストに出す事も考えてました

コンテスト作の良いアイデアがなかなか思い付かず、思い付いてからも具体的なデザインになったのが8月になってから・・・

『これはも~ 間に合わない気がする・・・』っという感じだったので、そうなった時はこれでエントリーしちゃおうと思ってたです

まあ、幸いにもアッチのナイフがギリギリ間に合い、これは出番なしでしたが~

ワタシにいろいろなノウハウをもたらしてくれたナイフですな

 

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双子のもう1本

2017-11-02 17:01:14 | ナイフメイキング

さて、先日の更新で書いた通り、コンテストで受賞したナイフには双子の兄弟がいます

鋼材の切り出しから刃付けまで、この2本だけを同時進行で進めました

なんでそんな事したかと言うと、ワタクシけっこうな心配性なので『途中で失敗したら・・・』と思うと、どうしても予備が欲しくなる・・・

そんなわけで基本的なデザインは一緒で、細々と違いを付けた2本にしました

 

こんな感じ↓

サイズ的にはコンテスト作と同じで、全長220mm、ブレード長110mm弱

鋼材も同じD2で、仕上げも同様にストーンウォッシュ&黒染め

ただグラインドが違っていて、ファイターなどと似た感じのグラインド

バックべベルからスエッジは3incのコンタクトホイール、メインベベルは10incのホイールで削りました

どちらかと言うと、こっちの方が削りやすかったかな~(どっちも簡単じゃないけど・・・) 

 

ハンドル材は染色&樹脂含浸のレッドウッドで、成形はコンテスト作と同じ

ヒルトやバットキャップも同様でニッケルシルバーをストーンウォッシュ&黒染め

ボルトは素材と頭の形が違っていて、コンテスト作は砲金製で角ばったデザインでしたが、こっちはリン青銅製で丸っこいデザイン 

 

 

シースの形はまったく同じで、こちらは黒い革を使い古銭のコンチョを着けた

2本同時に作って一緒に完成、自分で言うのも何ですがどちらも良い出来だったので

どっちをコンテストに出すか悩みましたね~ 

 

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