ここ最近、猛烈寒かったり暖かくなったり忙しいですな・・・
ナイフ製作もアッチコッチに手を出しながらボチボチに進めてます
しかし本日のネタは最近の作業状況とかではなく、昨年末頃に完成したナイフの紹介
↓こんな感じ
全長220mmぐらい、刃長115mm
ブレードは4mm厚のATS-34をホローグラインド、ミラー仕上げ
ヒルト、ボルトは洋白(ニッケルシルバー)
ブレードの削り抜けは、ワタシの作品の中ではうまく削れた方だと思いますな
ハンドルはデザートアイアンウッドで、インプルーブドっぽく削ってみたです
初めて凸凹のあるハンドル形状に挑戦しましたが、思ってた以上に難しいし大変・・・
でも思ったように削れると、かなり嬉しい!!
シースはこんな感じで、ベルトループにはリザード皮を張ってみました
さて、『な~んか、このナイフ見た事あるな~』と思う人もいるかもしれませんが
昨年のJKGナイフコンテストに応募した物を、ちょっとだけモデルチェンジした物なのですよ~
写真上がコンテスト応募モデルで、下が今回のマイナーチェンジモデル
変更点は全体的にサイズを少し小さくした事
それと自分でも気になってて、コンテストの審査員のコメントにもあった人差し指の掛かる部分
コンテストモデルはブレードから真っ直ぐでしたが、今回はその部分を少しだけ凹ませ人差し指が掛かりやすいように
逆にヒルトはほんの僅かですが出っ張らせてブレードとの間に小さな段差を付けました
ハンドルの形状もコンテストモデルは一般的なコークボトル形状ですが、今回はインプルーブドっぽくして握った時の納まりが良くなるようにしてみたです
この3点を変更した事でデザインの流れを大きく崩さず、コンテストモデルの課題だった『握った時の安心感』は大幅に向上しましたな~
ホントに少しの事で握りやすさ、握った時の安心感というのは大きく変わる事がわかったです!!
話しには聞いたりしてましたが、自分の中で実感できた事で『目からウロコ』でしたね~
ハンドル材も違えばシースの革もまったく違う色で作ってみると、ほぼ同じデザインのナイフでもずいぶん印象が変わるもんですな~
っで、このナイフすでにワタシの手元にはありません
じゃあ、どこへ行ってしまったのかと言うと海を渡ってアメリカへ嫁に行ったのです!!
っと言っても、アメリカ在住の妹にあげたんだけどね~
すでに知り合い達に見せびらかしたらしいですが、なかなか好評だったそうで、ありがたいですな
いや~
ワタシのナイフもついに海外デビューか~
海のむこうでも達者でな~