ど~も、ど~も
例によってご無沙汰しております
熊本への出動の後、『なかなか疲れが抜けないな~』などと言ってるうちにGWで連休となり、当然のごとく遊び呆ける・・・
そして連休明けいきなりの体調不良・・・(1週間近くを棒に振りました・・・)
その後は『この時期は山菜が忙しくて~』とか『仕事もゴタゴタして忙しい』とか『救助犬の訓練もあるからな~』など、
さまざまな言い訳を自分にしていましたよ
まあ、そんなわけで更新はすっかりサボってましたが、ナイフ製作の方は微速前進ながらボチボチやってました
っで、まずは以前の更新でも書いた肥後ノ守タイプがスッカリ完成~
元々オーダーで作ってた物もあったり、作ってる間に『それ欲しい』と言ってもらったりで、
6本も作ったのに気が付けば、手元にあるのは1本だけ~
ありがたい話ですな
鋼材はD2とクロマックス
クロマックスはV銀1号とSUS410の3層鋼、ブレードに加工し終わったら、いつものサンポールで模様出ししてます
ハンドルは右からシャム柿、ワイルドオリーブウッド、チューリップウッド、ブラックウッド、ハワイアンコア、もらった謎の銘木
革ケースに入った集合写真も撮った
しかし、この時はすでに1本が卒業してしまっていたので、5本で集合写真
その後は自分用のナイフ
だいぶ前から山菜採りやキノコ採りで使うナイフを作りたいと思てったんだけど、ようやく考えがまとまって製作
山菜シーズンに間に合わせたいけど、作り始めが遅かったのでけっこう忙しかった・・・
まあ、ギリギリで間に合ったんだけどね
ブレード長さは58mmぐらい
鋼材は1.5mm厚のVG10、3層鋼でハンドルはマルーンリネンマイカルタ
まったくインプルーブドハンドルにする必要はなかったんだけど、何となく小さくて幅の狭いハンドルでやってみたくなって削りました
ちょっと難しい事もあったけど、まあこのぐらいなら何とかなる事がわかったです
ちなみにマイカルタハンドルのこっちがワタシ用
っで、こっちはカミさん用
形やサイズ、鋼材はまったく同じ
ハンドルはエボナイト、これはツルツルピカピカに磨いても、ゴムっぽい手触りで滑らないのが良いんだよね~
2本ともガッチリ実用なので、ハンドル材は人工素材にしたです
シースはちょっと見たとこ普通の革シースですが、ブレード厚が極端に薄い刃物なので、
何かの拍子にシースブチ破って刃先がコンニチハしたら怖い・・・
ウッドシースにしようかなど、いろいろ考えたんですが、革を2枚重ねにして間にベークライトの薄板を挟んだです
これなら簡単に突き抜く事も無いだろうし、中の板が簡単に割れる事もなさそう
ちょっと面倒でしたが良い物になった気がする
っで、ここからは現在製作中の物
またまた肥後ノ守タイプ
ベッコウ風ハンドルとインプルーブドハンドル
なんでベッコウ『風』かと言うと、本物じゃなくイミテーション素材だから
キリナイトっていう樹脂素材の板の間に、自然色のベークライトを挟んであります
ベークライトの経年変化で徐々に濃い色になっていくのも面白いんじゃないかな~
インプルーブドの2本は、ワタシのコレクションの中にある、
鈴木美朗さん作のフォールディングケーパーを元に作りました
家で一杯飲みながら『あ~ こんなのいつか自分でも作ってみたいな~』と考えながら眺めてる時
『あれ? 肥後ノ守タイプにアレンジすれば今でも作れんじゃね!?』と思い付き製作開始
サイズもオリジナルに対してだいぶ違うので、それなりにアレンジと言うかデフォルメして作ってます
3本とも間もなく完成です!!
まだまだ、製作中はあるのだ
『あひる製作所』一番の人気アイテム、ダマスカスピザカッター
1本はオーダーいただいて製作中、もう1本は友人へのプレゼント
難易度で言えばナイフの方が難しいけど、パーツ点数が多かったり、丸いカッターだったりで
ピザカッターの方が手間はかかりますな~
そして、珍しくファイターなんかも作ってる
いや、珍しくというのは間違いで、ワタシ史上2本目と3本目のファイター
作り方を大幅に変えようと思い、治具なんかをセッセと作ってましたよ
そんなわけで、いろいろ手を出しまくってますが、本格的に夏になって暑くなると作業場へ行きたくなくなるので
それまでには、ある程度の本数を進めておきたいな~