あひる製作所

チビっこいバイクをいじったり乗ったり、くだらん工作したり~
さらにボートで海釣り行ったり、山でも遊んだりで大忙しだ~♪

ベルトグラインダー

2012-05-24 17:46:57 | 工作

ワタシは現在、ベルトサイズ100mmx915mmの汎用ベルトグラインダーを使ってナイフ製作しています

っで、このベルトグラインダーかなりの年代物

なんたってワタシが子供の頃、まだ工場と自宅が同じ敷地内にあった時すでに置いてあった記憶があります

そして先日、いろいろ不具合もあったので修理がてら掃除をしたところ、銘盤が姿を現しまして~

↑こんな銘盤

なんと昭和42年製!!!

いや~ 薄々ワタシより年上の機械だろうと思ってましたが、なんと5歳も年上でした~

いつ頃まで仕事に使われていたのかハッキリしませんが、ワタシが小学校高学年~中学の頃には現役引退

その後かなり長いブランクを経て、2006年からワタシのガレージで再び活躍しておりますよ

しかしま~

これだけの年代物ですからいろいろ不具合も発生してまして・・・

すでにモーター、プーリー、ベルトなどは交換済み

そしてワークレストの付け根部分が削れてしまい、グラグラと安定しない状態に・・・

これではナイフ製作時に安定した研削ができないだけでなく、危ないのでシッカリ修理しなくてはなりませぬ!!

 

グラインダー本体から取り外したワークレスト

削れて変な形になってる部分をフライスを使って一旦すべて削り落とします

その後、本体の溝に勘合する出っ張りをもう一度削り出して作ってやります

この時、ナイフ製作で使いやすい用にちょっとした改造もしちゃいます

加工物がけっこう硬い鋳物の鉄なんで、回転を落とし取り代も欲張らず少しずつ削ります

 

そしてできあがり↓

こっち向いてる段々の面が今回修理の加工した部分

一時は『塊から丸ごと削り出して作るようか・・・』と考えましたが、純正加工で済んだので大幅に楽できましたな~♪

 

これでシッカリ固定できるようになり、ベルトとワークレストの隙間も狭く調整できるようになったので

安全に安定した加工ができるようになりました~♪

 

何の機械でもシッカリしてる状態だと気持ちが良いやね~

そんなわけで御年45歳のベルトグラインダー様ですが、まだまだ頑張ってもらいます!!

(一瞬だけ『バーキングに買い換えか!?』とか思ったのは秘密です・・・)

 

↓おまけ

先日、ちょっと話題に出ましたロータリーエンジン13Bのハウジング&ローター

普通の物と違って排気ポートだけでなく吸気ポートもハウジングに付いてます(ペリフェラルポート)

まあ、俗に言う13Bペリってヤツですね

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スモークサーモン

2009-06-23 15:32:03 | 工作

みなさん薫製って自分でやった事ありますか?

うちでは数年前にけっこういろいろ作ったりしてました

その当時は初めに市販の『薫製キット』みたいな物を買って、

その後もうちょっと大きい薫製器を買ってきて作った記憶がありますね

っで、その時の薫製器は食材と同じ容器の中で火を焚いて煙を出す方式でしたが

それだと薫製したい食材にかなりシッカリと火が通ってしまいます

卵やチーズ、魚に肉などそれで問題無い場合がほとんどなんですが

『スモークサーモンを作りたい!!』っと言う場合はちょっと話が違います

ご存知のようにスモークサーモンは火が通ってなくて生っぽいですよね?

そういう仕上がりにするには冷薫といって、煙を発生する容器と食材を置く容器を別々にして

食材部分の温度が上昇しないようにするらしいんですよ

そこで久しぶりの薫製作りをするためにまずは薫製器を作ってみました!! 

っと言ってもたいした物ではないんですが・・・ 

いつも寒い時期のキャンプで大活躍の蒔きストーブとダンボール箱を煙突で合体させます 

ダンボール箱の中は薫製したい食材が乗るように金網が入ってます 

そして蒔きストーブの中で市販のスモークウッドに火を着けて煙を発生

煙突を通ってダンボール箱に煙が入って、置いてある食材に火が通る事無く燻製できるわけですよ!! 

っで、『4~5時間ほど煙に当てる』→『一晩冷蔵庫で寝かす』

というサイクルを2回ほどやった物がこちら↓↓↓

冷薫のスモークサーモンはけっこう難しいらしいと聞いていたので

正直『うまくいかないかも・・・』と思ってまして、その時には焼き鮭にして食べようと考えてましたが

なんといい感じに出来上がってましたよ!!!

そして、こあらさんがスモークサーモンサラダを作ってくれたんですが

これがかなりうまい!!

いや~ なんでもやってみるもんですな~ 

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シール打ち込みSST

2009-04-06 16:53:38 | 工作

いや~

近所の桜もけっこう咲いてきて、すっかり春になったもんですな~

っで、もうだいぶ前の事になるのですが

以前に書いた丸いアルミ材を使った作り物の話でございますよ

これですな

材質はアルミ、筒状の物を作るのでパイプ材を注文したわけです

じゃあ いったい何を作るかと言いますと、

バイクのFフォークのオイルシールを打ち込むためのアタッチメントでございます

もっと詳しく言えばミニモトではお馴染みの倒立マルゾッキに使うらしいです 

 

っというわけでさっそく製作に移ります

まずは適当な長さに切った材料を旋盤にくわえて、

内径及び外形を予定する寸法&形状に削りますよ 

 

っで、なんとなく形になった物に写真のような小さい穴を2つあけます(3mm) 

 

そしたら半分に切っちゃいます!!

ちょうどさっき空けた小さい穴が半分になる位置で切るわけですな

え~っと

なんかよけいな切り欠きがいくつか写真に写ってますが・・・

これは製作途中で気が変わったためこのような事に・・・

なので今回の作り方だとぜんぜん必要ない切り欠きなんですね~ 

 

んで、この小さい穴を半分に切ってできた溝に

穴径(3mm)と同じ太さの丸棒を適当に用意します

 

さあご覧あれ!!

ただ丸い物を半分に切って、それを合わせただけでは元の丸い形になりませんが~

切る前に空けた穴にピッタリ合うピンを写真のように入れてやる事で

半分に切った時にできた隙間が補正されて、

元々の位置関係で組み立てる事ができるのですよ!! 

もちろん厳密な話をすれば、こんないいかげんな事は通用しませんけどね・・・

 

接着剤でピンを片方の溝に固定したら出来上がり~♪ 

 

最終的にはこんな形になりました

 

まあなんて言うか今回のネタはわからない人には

まったくぜんぜんわからない話になってしまったですね・・・

 

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久しぶりに

2008-12-24 15:15:01 | 工作

ここ最近ガレージではちょっとした作業だけで、

何かを作る事はあまり無かったんですが久しぶりに『あひる製作所』やりました!!

っと言ってもミニモト関連の部品ではなく、難しい作り物でもないですが・・・

 

それではまず材料を用意します

適当なアルミ丸パイプ(外径35mm、肉厚1.5mm)とアルミ角パイプ

角パイプほんとは50mmX25mm、肉厚2mmを使いたかったんですが

手元にあったのが60mmX25mm、肉厚2mmだったのでこれで代用

角パイプを適当な長さに切って、ホルソーで35mmの穴をポコポコ開けます

っで、その穴にこれまた適当な長さに切った丸パイプを通したら溶接固定

以上で作業終了~

至って簡単かつ適当な作業によって出来上がった物は↓これ!!

まあ海釣りをする人ならすぐわかる物ですが、イカ釣りの仕掛けを絡まないように

投入&回収するための道具ですな

もちろん釣り道具屋さんに行けば売ってるんですが

こんなパイプを束ねただけの物な割には、それなりの値段なんですよ・・・

っで、自分で製作となりまする~

ホームセンターとかで売ってる塩ビパイプで作ってもいいんですが

なんとなく『フルアルミだとかっこよくね?』と思ったのでアルミ素材&溶接での製作となりました

 

っというわけで、年末休みに入ったら早速これを持ってイカ釣りに行きたいですな~♪

 

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こりゃ~ 便利だ!!

2008-04-18 18:09:27 | 工作

さて 最近新しい工具と言うか加工治具を買ったです

それはどんな物かと言いますと

この黒くて丸い塊どもがそれなのです

『いったい何に使う道具なんだよ!?』っと思われる人も多いかもしれませんが

こいつを使ってバーリングという加工をする道具なんですね~

だいぶ前にスタンドを作った時にもちょいと書いたんですが

こんな感じで丸い穴を開けた板に、プレス加工してリブを立てるのですよ

4輪のレース車両なんかにはとても良く使われる加工でして、ワタクシも好きな加工ですな

っで、このバーリングを行うためのプレス型は

市販の物が無かったため(見つけられなかった?)、今までは自分で旋盤回して作ってました

しかしですね~ これがけっこう面倒くさい!!

まして今ガレージにある卓上旋盤で加工するには、非常に時間がかかりました

しかも けっこういろんなサイズの型が欲しくなるわけでして・・・

そして先日 なんとな~くアストロプロダクツという工具屋さんに行った時

見つけてしまったのですよ!! バーリングの型を!!!

サイズも8、15、20、30、40、50、60mmと全部で7種類もある~♪

あまりに嬉しくて全部まとめ買いしてしまったです・・・

こ~んな小さい型までラインナップされてるなんて!!!

あまりの興奮にハァハァしてしまいました・・・

 

アルミ色の方が自作の型、黒いのが今回買った市販の型です

この型には求められるポイントがいくつかありますが

この2つの型は形状はぜんぜん違いますけど、まったく同じようにポイントを押さえていますね

でも市販品の方が材料を少なく製作も簡単になるよう、うまいこと設計されてるな~

改めて勉強になりました

いや~ なんつっても一気に7種類もサイズが増えて嬉しいな~♪

もう工夫次第でいろんな事に使える加工ですから、

今後新しい妄想のネタとなること間違い無しですな!!

 

っで、最近すっかりサボりまくっていたガレージ作業ですが

ずいぶん前からごじゃっぺ将軍様より依頼のツッパリ棒100仕様を作りました

今までは棒の部分がカーボンパイプ&アルミでしたが

今回の100仕様は総アルミ製の溶接仕様です

重量的には劣りますが、強度&安さはこっちが上ですな

っというわけで、大変おまたせしましたが完成したんで週末納品しますね~

 

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工作の続き

2007-02-21 22:50:50 | 工作

っで、作り物の続きです

ネックのとこに固定するブラケットの相手側を作ってました

アルミを削って作ってみたです

こんな具合になりますね

簡単な作りにしてすませようかとも思いましたが、せっかく趣味で作ってんだからね~

やれる範囲でやってみたです

まぁ でも、ちょっと手間だね・・・

というわけで、試作としての1台分は部品全部できたわけなんですが

ボルトが手元にまだ無いんで取り付けできないんですよ・・・

 

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効果のほどは・・・?

2007-02-20 18:24:01 | 工作

さて、先日ようやっとSS車が動くようになって、そっちの作業は一段落

ほんとは細々した作業ありますが、まぁその辺は1回走ってみてからね

っというわけで、今度はストック車の作業ですがな

SS車ばっかりいじってたんで、ちょっとした整備以外まったく新しい事はやってなかったストック車ですが

やりたい作業はけっこうたくさんあったわけですよ

単なる部品交換的なネタもあれば、新しく部品作っての作り物ネタもあり!!

じゃ~なに作ってんのさ~? ってことになりますが

こんな感じの物です まだ完成してないですけどね・・・

さてどんな物になるんでしょうかね~?(すぐわかっちゃいますね)

まぁ劇的な変化が出るようなパーツではないと思いますが、

だいぶ前から作りたいな~と思ってたパーツです(でもあるといいに違いない!)

しかしですね~ 新しく部品を追加すると言う事は、それだけ重量も増加しちゃうわけですよ・・・

それじゃなんだか悔しいので、重量増加対策として軽量化作業も同時進行中であります!!

こんなことやるより練習した方が速くなるのでは? とかの突っ込みはご遠慮願います・・・

 

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こんなん作りました

2006-09-20 23:51:53 | 工作

ちょこちょこと作ってた物ができました

えらく特別な物を作ってたわけではなくて、ただのバイクスタンドです

もちろんCRF50に使うため!!

まぁなんつーか、よぴよぴさんの使っていたFive-Oのスタンド見て

『アルミのスタンドかっこいいな~』と思ったのと

溶接の勘を取り戻す練習にもちょうど良いかな?っということで製作!

っで作り出したらなんかコリ始めてしまいまして

板に穴あけてプレスでリブつけよう~ とか思いついっちゃって

結局、旋盤でプレスの型を作り始めてしまったです・・・

んで作った型はこれ

この塊がそれぞれオス型、メス型です

ホルソーで穴あけた板をこのオスメスで挟んで、油圧プレスかなんかで

ギュギュッと押してやると写真みたいにできあがり!!

こうしてやるとタダ穴あけただけより見た目も良いですし

平べったい板の時より剛性もあがりますね

いや、でも今回のは自己満足以外のなにものでもないんですけどね・・・

ほんと何年ぶり?!ってぐらい久しぶりの板金、溶接加工で楽しかったな~

 

そうそう! 本日ようやくCRF本体にもとりかかりました

 

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