あひる製作所

チビっこいバイクをいじったり乗ったり、くだらん工作したり~
さらにボートで海釣り行ったり、山でも遊んだりで大忙しだ~♪

近頃の作業状況

2015-09-29 16:26:53 | ナイフメイキング

はいはい、ど~も

シルバーウィークからズッと遊び倒していた為、何やら体の疲れが抜けませぬ・・・

っで、『そう言えば最近、ナイフ製作ネタってあんまり書いてないな~』と思いブログを見返したら、

なんと6月の終わり頃からはショーのお知らせとか、自慢大会ばかりで製作ネタ書いてなかったよ・・・

しかしま~ ナイフの製作はコツコツ続けてるのでネタはあります!!

夏前にオーダー物を一通り完成させた後は、今年のJKGナイフコンテストに出すナイフを作って

それが終わってから現在進行中のネタがこれ↓ 

ありがたい事にオーダーを4つも頂いてまして、それを中心にセッセと作ってます 

しかしまあ、オーダーの物だけ作ってると納品した後、手元から全部無くなって寂しいので少し多めに製作

まずは鋼材の板にケガキを入れて、穴を開けたり外形を切り出します

 

今回は珍しい事に全部がヒルトレスなので、タングのテーパー加工や平面出しが終わったところでハンドル材の用意 

スペーサー貼ったりして、ブレード削る前にタングに合わせ穴を開けちゃいます 

以前はブレード削って熱処理も終えてからハンドルを合わせてましたが、

リカッソを狭く取るデザインだと基準面がほとんど無くなるので、少し前から工程変更しました

難点は熱処理前のブランクをいじくり回すので、打痕などの傷に注意が必要な事と

ハンドル材の平面出しをしてから、タングに貼り付けるまでの放置時間が長くなるので、シープホーンなど反りが出やすい素材では注意が必要ですな

っで、作業も進み熱処理が済んで帰ってきたブランクがこれ↓ 

『あれ? さっきより増えてんじゃね?』と思ったアナタ!! その通りです・・・

写真左上の丸い物はピザカッターのブレード部で、別工程で進めてたので、写真には初登場

写真中央付近の短いスティッフホーンみたいなヤツは先日発掘された物で、ずいぶん前から放置されてたS30Vのブランク

この機を逃すと再び眠りについてしまう予感がしたので、大至急1200番まで磨いて熱処理へ出したです・・・

そして右下の2本は、みんな大好き肥後ノ守タイプのナイフなのだよ~ 

何かと話題になる事もある肥後ノ守タイプ、以前から作りたいと思ってましたが、やっと取り掛かりました 

実は何人ものメーカーさんから作り方のコツを教えていたただいてまして、手元にも3本ほどお手本があります

最初からアレコレ欲張って作ろうとしても混乱するので、

まず今回は写真の一番上の古藤 好視さん作、LF(ライトフォルダー)を参考に作ってみようと思ってます

ワタシ史上初のフォールディングナイフ(折り畳み式)、果たしてどうなるのか!!

 

っとまあ、そんな感じでオーダー物を中心にジワジワとナイフ製作やってます

 

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松本ナイフショウの自慢大会

2015-09-15 15:41:20 | ナイフメイキング

『おいおい、まだ松本ネタ終わってね~のかよ!?』という声が聞こえそうですが

本日は松本で手に入れた物の自慢大会です!!

 

まずはこれ↓

古藤 好視さん

全長145mm、ブレード長50mmぐらいの小形のナイフです

ハンドルとシースは黒柿

このナイフは非常に面白い形で、もう即買いでした!!

山が1つのインプルーブっぽいハンドルなんですが、非常に握りやすいし見ためも面白い

これはぜひ自分のナイフにも取り込んでみたいですな~

 

お次は九鬼 隆一さん作のナイフとフォークのセット

九鬼さんのナイフは、ここでも書いてますがディフォルメやミニなど、そのアイデアがホントに楽しい!!

そんな中でもワタシが気になったのが、このナイフとフォーク

見ての通りのセットでナイフについては普通と言えば普通なんですが、このフォークがヤバい

普通のナイフを作るのと同じようにブレードを削って、それをさらにスリット入れてフォークにしてます!!

これ、磨きも含めて考えるとかなり面倒くさくて大変ですよ・・・

さらに2本セットで入れるタイプと、ナイフのみを入れる2つのシースが付属

これはナイフのみで持って出たい時の為らしいですが、なんとも気が利いてますよね~

 

っで、2本セットで入れるシースに収めたところ

シースが葉っぱをデザインした物なのですが、ナイフとフォークがきれいにそのラインに収まるんだな~

この発想はお見事ですよね

そして何より驚きなのは、これだけいろいろセットになってたのに、メチャメチャお買い得な価格設定だった事!!!

ちなみにワタシが、これと同じ物を同じ値段で作ってくれと言われても嫌です・・・

これは実際にキャンプに持って行って使いたいな~

 

 

まだあります

これ↓

『はあ? なに、石? 溶岩?? 拾ってきたの?』とか思われそうですが、そうじゃない!!

これは刀匠、加藤清志さんが提供してくれた『玉鋼のスラグ』という物で、会場で行われた抽選会で当たったのだよ~♪

まあ、ワタシも詳しくは良く知りませんが、日本刀の材料になる玉鋼を作る際に出た不純物の塊らしい

大部分は真っ赤に錆びた鉄の塊なのですが、ところどころ銀色のツブツブが見えて、『あ~ これが玉鋼なのかな~』とか思うと、なかなかムネアツ!!(違うかもしれんが・・・)

加藤さんの玉鋼のナイフはホント『小さな日本刀』って感じで凄い迫力!!

ワタシもいつかは欲しい1本なのですが、やはりお値段も凄い・・・

というわけで今回、玉鋼のスラグが頂けたのは非常に嬉しかったですね~

 

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松本ナイフショウへ行ってきた、その3

2015-09-09 17:06:55 | ナイフメイキング

ず~っと雨続きで、今日なんか台風の影響でドシャ降りだよ・・・

まあ、西の方から徐々に晴れてきてるらしいんで、もう少しの辛抱か?

 

それはまあ置いといて松本ナイフショウのレビュー

すでにショーから10日以上経ってますが、ようやくその3・・・

 

加藤 四龍さんのテーブル(ブログはこちら

 

まあ、加藤さんと言ったら、昨年のJKGナイフコンテスト応募作のザクナイフじゃろ!!

もちろんテーブルにありましたよ

今までフォールディングのイメージが強いメーカーさんでしたが、今回はシースナイフもいっぱい

加藤さんのナイフはシルエットが凄くカッコイイのと、実用を非常に良く考えて作られてます

ブログではそのあたりの考えや、居合や刀についての話しも書かれてて、非常に面白いですよ

 

 

宮前 敏行さんのテーブル(ブログはこちら

いつもながら非常にきれいなデザインに、見事な技術で作られたナイフが並んでました

8月初めに開催された銀座ブレードショーではワタシも1本購入させてもらいましたが、まあ触って眺めて楽しくなる作品でしたよ

なにしろ、アメリカのアトランタブレードショーで受賞、JKGナイフコンテストでも大賞受賞、

その他にもいろんな賞を取りまくってる世界レベルのメーカーさんですから、凄いに決まってますけどね

しかし、宮前さん本人は『ちょっと、こんな面白いオジサンいないな・・・』と思わせる愉快な人です

 

 

小池 憲男さんのテーブル(HPはこちら

エングレーバーとして今やすっかり有名人な小池さん、テーブルには見事な彫刻が施された作品の他

試し彫りをしたプレートがいっぱい!!

ナイフだけでなく、アクセサリーなどいろいろな物にも彫ってもらえます

彫刻が入るとイメージがガラッと変わり、重厚で豪華な印象になりますな~

 

 

後藤 渓さんのテーブル

今回初めて後藤さんの作品をジックリ見る事ができました

包丁やシースナイフの他、銘木を使った肥後ノ守タイプのナイフも多数ありました

積層鋼やコアレス材などを多く使っていて、非常にきれいでしたね~

 

 

 

橋本 庄市さんのテーブル(ブログはこちら

橋本さんのテーブルはいつ見ても、他とはまったく別世界ですね~

ナイフを始めとして、鍛造成形されたさまざまな作品が並んでます

まさに圧倒的という雰囲気がありますね~

ちなみにワタシが昨年と今年の春に作ったピザカッター、あれを作るキッカケになったのは

一昨年の松本ナイフショウで、橋本さんのダマスカス鋼と杢目金のピザカッターを見た事でした

 

 

山村 信彰さんのテーブル

レザークラフトをされてる方で、銀座ブレードショーにも毎回出展されてます

そして写真の通り、レザーカービングが凄すぎる!!!

ナイフのシースはもちろん、ギターやハーレーのシートまであったよ!!

ワタシが革で作れるのはシースと小銭入れぐらいですが、こんなにも凄い事ができるんだね~

そんな凄い作品の中でも、特にワタシの目を引いたのがこれ↓

小型のバックの真ん中に羽が乗ってるように見える・・・

ところがこれ、別パーツを貼ってあるわけじゃなく、革を彫り込んで羽を浮き上がらせてるんだって!!

フィギアカービングっていう技術らしいですが、こんな事もできるんだな~

写真だとわからないけど、羽の繊維1本、1本がきれいに彫られてて、ホントにフワフワしてるように見えました

 

 

 

水野 清介さんのテーブル

今までなかなかジックリ見る機会の無かった水野さんのテーブルですが、今回は隅から隅までよ~く見せていただきました!!

水野さんの作るブレードは模様の美しさもありますが、非常に重厚な印象

写真の中央下側にある小出刃みたいなブレードを買おうかどうしようか迷ってるうちに、忘れて帰ってきてしまったのが悔やまれる・・・

このブレードに自分でハンドル着けて、シース作ったらけっこう面白いナイフ作れる気がしたんだけどな~

まっ、またの機会を狙いましょ~

 

 

 

斉藤 博さんのテーブル

斉藤さんの作品はいつ見ても新しい物に挑戦されてるのがわかりますね!!

常に新しい作品が、しかもいっぱい並んでます

写真の右から2番目のナイフがワタシとしては気になる作品でした

形状やハンドルの仕上げも非常に面白いし、ブレード表面の仕上げが独特で不思議な感じでした

斉藤さんのナイフはまだ1本も持ってないんですが、いずれ欲しいですな~

 

 

さて、出展者さんの紹介は以上ですが、この他に各メーカーさんが参加して、来場者が投票するコンテストが行われてました 

こんな感じでいろいろなナイフが並んで、来場者は気に入ったナイフに投票をする形式

どのナイフも趣向を凝らした見事な物でしたが、まあいろんな意味で目を引く1本が・・・

長友隼人さん作のトマホーク(斧)だ!!

ちなみに、このコンテストのテーマは『女子ナイフ』らしいんですよ・・・

そこにこの女子力あふれるトマホークでの参戦、素晴らしいと思います

 

まあ、そんな感じで松本ナイフショウレビュー、その3も終了~

あ~ やっと終わったよ・・・

こうやって会場の写真いっぱい撮ってレビュー書くのはけっこう大変だね~

 

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松本ナイフショウへ行ってきた、その2

2015-09-07 16:27:09 | ナイフメイキング

さて、前回に続き松本ナイフショウの様子です

今日は、その1よりも写真多いよ

 

 

刀工  根津啓さんのテーブル(ブログはこちら

根津さんには初めてお目にかかって、話をさせてもらいました

刀鍛冶っていうと、何だか年配の方のようなイメージを勝手に持ってましたが、根津さんはお若い方でしたね~

テーブルには小刀やペーパーナイフが並んでましたけど、これがま~ カッコイイのよ!! 

この刃紋なんて凄いよね~

刃紋をクッキリ見えるようにするのに、エッチングする方法と砥ぎで見えるようにする方法があるらしい

日本刀なんかは後者で、砥ぎによって刃紋を浮き上がらせてるらしいのですが、この小刀はまさにその方法で作られてるそうです

凄いな~ 小刀って言っても、もう刀と変わらない工程で作られてるんだな~

まあ、お値段もなかなか凄かったけどね 

 

 こちらはエッチングで刃紋を出してるらしい

正直どちらもきれいでカッコイイ

ワタシのような素人にはパッと見違いがわからなかったよ・・・

このジャンルは自分でマネして作る事は出来ない物なので、憧れますな~ 

 

  

九鬼 隆一さんのテーブル

九鬼さんのナイフはもちろん普通のナイフも素晴らしいんですが、

何と言ってもデフォルメシリーズやミニなど、面白いアイデアがいっぱいなんだよね~

以前にも書いた事あるけど、こういう面白い物って見た目は愉快だけど作るのは意外と難しい・・・

いろんなアイデアが出てくる事と、そのアイデアを形にする技術、凄い事だと思いますよ~

 

九鬼さんのデフォルメシリーズの中でも非常に目を引いたのが、このサブヒルト付き!!

だって、こんなズングリした形なのに、ちゃんとバックべベルがあってサブヒルト付いてるんだよ!!

しかもデザイン的に違和感ない

凄いですな~ 

 

 

山本 徹さんのテーブル(HPはこちら

ワタクシ山本さんのフォールディングナイフかなり好きですね~

よく『センスが良い』とか言いますが、山本さんのナイフはまさにそれ!!

しかもただきれいってだけじゃなく、その製作工程や形に凄い技術やアイデアが入ってるんだな~

山本さん本人も紳士な感じでカッコイイよ 

っで、そんな中でも一番好きなのが、このソムリエナイフ

コルクを抜くスクリューなんて、丸棒から螺旋に削りだしてるんだよ!!

それも旋盤とか機械じゃなくヤスリで!!!

これはワタシの中では、かなり欲しい1本です 

 

 

 

高本 龍雄さんのテーブル(HPはこちら

高本さんのナイフはどれもキッチリした作りで、本人の印象のままって感じの作品です

ワタシが初めてインプルーブドハンドルのナイフを購入したのが、高本さんのナイフでした

最近は自分でもインプルーブド作れるようになりましたが、そんな今でもまだ高本さんのナイフを手本に眺めてます 

高本さんの新しいシリーズ

これはどれもワタシが好きなタイプでしたね~

 

 

鈴木 美朗さんのテーブル

まあ、今さら言わないでも皆さんご存知、『鈴木刃物製作所』のお兄さんの方

お兄さんの作品はシースナイフを1本とフォールディングを1本もってますけど、どちらも凄い技術で作られてます!!

どちらのナイフもワタシはまだマネして作る事は出来ない物・・・

まさに『日本の職人』って感じですよ!!

ワタシが凄く気に入ったのは、この3本

ヒルトからハンドルにかけての形が良いんだよね~

 

 

鈴木 寛さんのテーブル(ブログはこちら

鈴木寛さんには日頃からナイフ製作のかなり、いろいろな事でお世話になってます

国内はもちろん、海外にもファンを多く持つまさに実力派ってヤツですね

鈴木さんのテーブルはいつも多様なナイフが並ぶんですが、そんな中で今回ワタシが気に入ってるのはこれ↓

 

 やや小型のナイフで、かなりシンプルなモデルなんですけど、そのラインやハンドルの削りがメチャメチャ好みです!!

ハンドル材も面白い模様なんだよね~

 

 っで、そんな日頃からお世話になってる鈴木さんから、非常にありがたいお話が!!

ワタシが所属している災害救助犬チームにナイフを寄贈して頂きました~♪

昨年の広島への出動後、ワタシの考える災害に対応したナイフの条件を鈴木さんに伝え、それを鈴木さんなりのアイデアで形にしていただいた物です 

いや~ もう何とお礼を言ったら良いやら!! ありがとうございます!!!

 

 

古藤 好視さんのテーブル

古藤さんと言ったら、きれいな銘木をハンドルに使った肥後ノ守タイプのナイフ、ライトフォルダーがメッチャ有名

もちろんワタシも持ってます!!

しかし今回のテーブルには、それ以外いろんなタイプのナイフがいっぱいでしたね~

けっこうシースナイフが多かったですけど、やはりどれも古藤さんらしい雰囲気と、手を出しやすい価格帯

 

その中でワタシが一番気になった(というか買いましたが・・・)のがこれ↑

ハンドルが手の中にスッポリ収まるぐらいの小さいナイフなのですが、まず形が面白い!!

そして実際に握ってみると、非常に使いやすそう

これはワタシのナイフにもぜひ取り入れたいですな

 

 

山本 宣弘さんのテーブル(HPはこちら

山本さんのテーブルはいつも賑やかで、ホントいろんなタイプのナイフが並んでます

ワタシのイメージでは山本さんの作品は厚い鋼材から削り出した、迫力のある作風が魅力なんですよね~

そして今回ワタシが気に入ったのがこれ↓ 

オイルで染色されたスタッグをハンドルにした3本のナイフ(1本はみ出してしまった・・・)

ホントにきれいに仕上がってて、欲しくてもなかなかお目に掛かれないようなナイフでした

色のグラデーションを楽しむハンドル材なので、普通のスタッグハンドルより調整が難しいと思うんですが、

それをこれだけきれいに作るってのは、さすがですよね~

 

そんな感じで、その2はお終い

ショウが終わってから既に1週間以上過ぎてますが、まったくお構いなしで、その3へ続く~

 

 

 

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松本ナイフショウへ行ってきた、その1

2015-09-04 16:03:05 | ナイフメイキング

やあやあ、お久しぶり

気が付いたら前回更新から1か月も経ってたよ・・・

っで、その1か月の間に銀座ブレードショーへ行ったり、松本ナイフショウへ行ったりしてましたよ

そんなわけで、今日は松本ナイフショウのネタ

何しろワタシにしては珍しく、会場の写真をいっぱい撮ってきたのだよ!!

写真がかなり多いので覚悟するように 

 

会場は大きな部屋と小さな部屋の2つに分かれてました

大きな部屋の方へ入ると、こんな感じ~

なんたって70以上もの出展者数で国内最大規模ですからね 

 

まずは福田正孝さんのテーブル

もちろん以前から福田さんの事は知ってましたが、6月に行ったキャンプイベントをきっかけに仲良くしてもらってます

テーブルにはナイフだけでなく、アクセサリーや小物も置かれてますが、まあどれも見事な作品ばかり

福田さんの作品は『きれい』とか『カッコイイ』だけでなく、どうやって作ったのかわからないような物もあって面白いんですよね~

 

そしてこの秋に福田さんの本が出るらしい!!

置いてあるのは、まだ中身が白紙の本なんですが、タブレットで内容をチラッと見せてもらいました

かなり楽しみですな~♪

楽しみと言えば、ついに福田さんにナイフをオーダーした!!

しかし、近頃ナイフをオーダーしようとすると、かなりの高確率で『自分で作れば良いじゃん』と言われるんですが・・・

自分では作れないor難しい物をオーダーしてるので、そう簡単にはいかないのですよ~

 

 

お隣は島田英承さんのテーブル

島田さんのナイフはなかなかお目にかかる機会が少ないんですが、こんなにいっぱい!!

まったく独自の世界観がある作品ばかりなので、ワタシ自身の引き出しを増やす為にも、いずれ1本ほしいんですよね~

 

 

長友隼人さんのテーブル

長友さんの作るブレードは熱処理で独特の刃紋が出ていて、もうメチャメチャかっこいいのだよ!!

頼んだら作ってくれるのかな~ 

↑こんな感じにカッコイイ刃紋のあるブレード

凄いよね~ これはマネしたくても出来ない・・・ 

 

 

奈良定 守さんのテーブル

もう、安定のクオリティーですな~

ワタシが奈良定さんのナイフで一番好きなところはハンドル!!

何しろその削りが良いのだよ~

ワタシが初めて購入したカスタムナイフは、奈良定さんの3incセミスキナーでしたが、

これは今でもお手本に眺めたりする事あります 

 

 

ウォータース ぐれんさんのテーブル

名前の通り外国人の方なのですが、作品は日本人以上に日本風です!!

ぐれんさんの作品は初めて拝見しましたが、どの作品も非常に華やかできれいでした

 

 

藤田 守さんのテーブル

銀座のショーなどでもお馴染みな藤田さん、和風なアートナイフという感じの作品

製作過程の話しを聞くと、もう絶望的とも言える手間がかかってるんですよね~

 

 

太田 敦隆さんのテーブル

今回初めてジックリ作品を見て、お話しさせていただいたメーカーさんですが、鋼材への研究心が半端ではない!!

ありがたい事に資料までいただいてしまったです

ありがとうございます

 

 

並木 実潤さんのテーブル

スチームパンクを取り入れた作品で、もう言わずと知れた存在ですな!!

今回もナイフはもちろんアクセサリーや小物もいっぱい

スチームパンクでない物もトートバックや、銅板を叩出して作ったアイスクリームスプーンなんかもあった

並木さんの作品は技術的な事が凄いのはもちろんですが、アイデアが凄いんだよね~

あと、どの作品もちょっとヤバいぐらい手間がかかってる・・・ 

今回、並んでたナイフの中でワタシが一番気に入ったのはこれ↑

写真だと質感が伝わりませんが、ハンドルが銅で表面を叩いて凸凹になってて面白い

 

  

間狩純平さんのテーブル

日頃からブログやSNSで交流のあるマッカリーさん

ホント、もの凄く勢いのある若手メーカーです!!

ワタシもナイフ製作歴まだ長くないですけど、そんなワタシより更に短いのに各地のショーに出まくるは、

難しいナイフもドンドン作るはで、その制作意欲は目を見張りますね

ナイフの写真がちゃんと撮れてなかったので、マッカリーさんのブログで見てくだされ~

 

 

成恒正人さんのテーブル

いつ見ても成恒さんのナイフ、かっこいい

特にスタッグハンドルは、その使い方が絶妙過ぎますね

ワタシも去年1本購入して持ってますが、ホント押えるべきところを押えた作りって言うんでしょうかね~

でも、その割にお値段は買いやすい設定なので、けっこう驚きます

 

 

東洋アソシエイツさんのテーブル

こちらはナイフメーカーではなく、工具や加工機械の販売を行ってる会社

ワタシもここのバンドソーフライス盤を使ってナイフ製作しています

ホビー用の小型の物が中心ですが、据え付けや電源確保など特殊な準備をしなくても良いので、手軽に工作機械を導入できます

小さな機械なので、工業用の大きな機械のようにゴリゴリ加工する事は難しいですが、時間をかけて少しづつ加工していけば、かなりのレベルの物も作れますよ

そしてだな~ 昨年に続いて加工例として、ワタシのナイフを展示して頂いたのだよ!!

インテグラル2本、フルテーパータング2本の合計4本も~♪

ワタシ史上、最大規模の展示です!!

『おまえ、ホント居候が好きだな』と言われそうですが、まあ好きです

 

そんな感じでワタシにしては珍しくショウの様子をお伝えしておりますが、

まだまだいっぱいあるので、とても1回の更新では終わらない!! 

というわけで、その2へ続く~

 

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