はいはい、ど~も
シルバーウィークからズッと遊び倒していた為、何やら体の疲れが抜けませぬ・・・
っで、『そう言えば最近、ナイフ製作ネタってあんまり書いてないな~』と思いブログを見返したら、
なんと6月の終わり頃からはショーのお知らせとか、自慢大会ばかりで製作ネタ書いてなかったよ・・・
しかしま~ ナイフの製作はコツコツ続けてるのでネタはあります!!
夏前にオーダー物を一通り完成させた後は、今年のJKGナイフコンテストに出すナイフを作って
それが終わってから現在進行中のネタがこれ↓
ありがたい事にオーダーを4つも頂いてまして、それを中心にセッセと作ってます
しかしまあ、オーダーの物だけ作ってると納品した後、手元から全部無くなって寂しいので少し多めに製作
まずは鋼材の板にケガキを入れて、穴を開けたり外形を切り出します
今回は珍しい事に全部がヒルトレスなので、タングのテーパー加工や平面出しが終わったところでハンドル材の用意
スペーサー貼ったりして、ブレード削る前にタングに合わせ穴を開けちゃいます
以前はブレード削って熱処理も終えてからハンドルを合わせてましたが、
リカッソを狭く取るデザインだと基準面がほとんど無くなるので、少し前から工程変更しました
難点は熱処理前のブランクをいじくり回すので、打痕などの傷に注意が必要な事と
ハンドル材の平面出しをしてから、タングに貼り付けるまでの放置時間が長くなるので、シープホーンなど反りが出やすい素材では注意が必要ですな
っで、作業も進み熱処理が済んで帰ってきたブランクがこれ↓
『あれ? さっきより増えてんじゃね?』と思ったアナタ!! その通りです・・・
写真左上の丸い物はピザカッターのブレード部で、別工程で進めてたので、写真には初登場
写真中央付近の短いスティッフホーンみたいなヤツは先日発掘された物で、ずいぶん前から放置されてたS30Vのブランク
この機を逃すと再び眠りについてしまう予感がしたので、大至急1200番まで磨いて熱処理へ出したです・・・
そして右下の2本は、みんな大好き肥後ノ守タイプのナイフなのだよ~
何かと話題になる事もある肥後ノ守タイプ、以前から作りたいと思ってましたが、やっと取り掛かりました
実は何人ものメーカーさんから作り方のコツを教えていたただいてまして、手元にも3本ほどお手本があります
最初からアレコレ欲張って作ろうとしても混乱するので、
まず今回は写真の一番上の古藤 好視さん作、LF(ライトフォルダー)を参考に作ってみようと思ってます
ワタシ史上初のフォールディングナイフ(折り畳み式)、果たしてどうなるのか!!
っとまあ、そんな感じでオーダー物を中心にジワジワとナイフ製作やってます