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65オヤジのスタイルブック

65才茶々丸のスタイルブック。様々なカルチャーにふれて養ったライフスタイルを紹介

ドラマ スリル!赤の章・黒の章

2017年03月06日 | 【映画・ドラマ・演劇】

NHKが仕掛けた地上波・BS連動のドラマ「スリル!」がイケてます。

地上波の赤の章は、僕が、若手女優の中で容姿と色気、演技を兼ね備えた今もっとも魅力的な女優だと思ってる小松菜奈が失踪した詐欺師の娘で警視庁庶務課の職員、中野瞳役で主演。BSの黒の章では、山本耕史が悪徳、腹黒の弁護士ながら、お金に恵まれない白井真之介役で主演。

二人の魅力が赤と黒のイメージたっぷりに展開される、サスペンスコメディです。一話完結の事件簿的な作品ながら、事件の解決に一役も二役も買ってるのが中野瞳。詐欺師の娘らしく、得意のスリテクニックを駆使して、巧妙な事件の謎を見事に解決していきます。しかも、自分の過去を知られることなく、手柄は庁内刑事の小出恵介演じる外河猛に与えて行くのですが、父の人を好きになってはいかない掟に悩みながら、次第に恋する乙女に変わる彼女と外河の二人にも注目です。

黒の主役、山本耕史は、普段の二枚目半的な役どころから、完全なコメディ―俳優的な立ち位置で、登場人物の絡みが多く、どちらにも頻繁に登場します。主役でありながら脇役の部分も多く、誰もが憎めない悪徳弁護士ぶりを発揮し憎めない存在です。

小松菜奈に関しては、ファンなら文句なしの彼女なくして成立しないドラマです。熟メンの僕は、もう彼女の魅力にメロメロになってます。このドラマは、いずれは映画化されてもおかしくない作品で期待してます。

あなたも「スリル!」の魅力にはまってみませんか?

 

 


第40回日本アカデミー賞・私的総評

2017年03月04日 | 【映画・ドラマ・演劇】

昨日、第40回日本アカデミー賞が発表されました。

本家のアメリカ、アカデミー賞と違って、トラブルもなく順当に進み内容もある意味無難な結果ではと感じました。

たとえば、その部分は、主演、助演に現れていて、主演の宮沢りえ、佐藤浩市、助演の杉咲花、妻夫木聡と誰が見ても順当な、ある意味固い結果であったように思います。個人的にも実力のある、宮沢、佐藤、妻夫木に加え、将来性のある杉咲の受賞はうれしいものでした。

また、今回は作品賞と監督賞など7部門に輝いたシン・ゴジラは、特撮、怪獣ファンの支持と将来のファンも取り込んだ日本らしい結果であったと思います。

また、宮崎アニメのみならず、新旧の監督の活躍で興行収入的には日本映画の人気を牽引した「君の名は」は、「この世界の片隅に」にの出現により、アニメ―ション部門の最優秀賞を逃しましたが、脚本賞と音楽賞の2部門に輝いたことで、間違いなく日本映画の歴史を記したと思います。

今回は、作品のバリエーションが豊富で、話題作から口コミにより上映館を増やした「この世界の片隅に」と「湯を沸かすほどの熱い愛」の2作品が、日本映画の底上げに貢献したと思ってます。

映画ファンや評論家により「キネマ旬報」と娯楽映画を中心に映画ファンを増やす「日本アカデミー賞」の両輪がうまくかみ合う時代なって来ていて、映画ファンの僕としても素敵な時代になってきているなと思います。


映画 ナイスガイズ!

2017年03月02日 | 【映画・ドラマ・演劇】

ラッセル・クロウ、ライアン・ゴズリング共演の映画「ナイスガイズ!」を観賞

 

オスカー俳優のラッセル・クロウと今回のアカデミ―賞の主演男優にノミネートされたライアン・ゴズリングが、リーサルウエポンの製作脚本コンビの元でタッグを組んだ痛快アクションサスペンスが誕生です。

1979年のロスを舞台にゴズリング演じるシングルファ―ザーの探偵マーチとクロウ演じる剛腕示談屋ヒーリーのコンビが、失踪した少女の捜索の中でポルノ女優の謎の死により、二人が命を狙われる大がかりな事件に発展するスリルとアクション、さらにミステリーが加わった痛快な娯楽映画に仕上がっています。

自動車ビジネス最盛期のアメリカと退廃した都市LAが舞台の1970年末が舞台だけあって、カラフルでカジュアルな空気とディスコミュージックをポップスをBGMに軽快さと笑いが満ちた娯楽映画です。

キャストも主役の人気俳優二人に加えて、ゴズリングの娘役でキュートなホーリー・マーチ。キム・ベイシンガーなど魅力的な役者が顔を揃えてます。

観た人は、きっと儲けものの作品間違いなしです。