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65オヤジのスタイルブック

65才茶々丸のスタイルブック。様々なカルチャーにふれて養ったライフスタイルを紹介

ワールドカップ強化試合

2006年05月31日 | 【スポーツ】
眠い目をこすりつつ、見入ってしまいました。
ワールドカップの強化試合、開催国で優勝候補のドイツと惜しーーーい引き分け。

後半20分までは高原の2ゴールで勝ちを確信してたのに、そこはドイツ、ゲルマン魂に火が点いて激しいチャージで日本を追い込み引き分けに。

しかし、引き分けで良かったのかもしれません。
負けてれば、2点差からの敗戦のショックがあるだろうし、勝っていたら油断が起きると思います。
とにかく、ドイツから2点取って随所にいいプレーが見えたのが弾みになります。

試合内容も、本番さながらの激しさのある好ゲーム。身長差10センチ余りのドイツ相手に互角に競り合い、柳沢のユニフォームが真っ二つに裂け、加地がファールで足を痛め途中交代。交代後の駒野もユニフォームが破けるほど。ドイツをこれほどまでに本気にさせたのですから。
日本代表、本番はオーストラリアに3点取って撃破といきたいです!

現地の日本代表の応援もすごかった。一時は、日本の応援の方が響いてました。
日本にいるサポーターからお礼と現地での熱烈応援をお願いします。

今回の試合は、さすが中田選手の活躍が光ってました。俊輔が目立たなかったので本番に期待しましょう。中田、中村のホットラインで予選突破!
がんばれ!日本代表!

☆日本列島をサムライブルーに染めるプロジェクト
日本代表サポーターズサイトはこちら


みぽりんのえくぼ

2006年05月29日 | 【エッセイ・コラム】
みぽりんのえくぼ

文芸社

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ある朝、何とはなしにテレビのスイッチをつけた時、NHKの生活ほっとモーニングの番組にあるご夫婦が出演されていた。
13才でガンにより逝った娘さんの闘病中の絵手紙の話題だった。
絵手紙というと年配の方の趣味のように思えていたが、13歳の少女の絵手紙はとても新鮮に感じ、しばらくテレビに見いっていた。

その後、その絵手紙展を江南のカフェギャラりーで開催すると言うことで、お店の女性オーナーが出演されていた。
偶然にも、そのオーナーのお店が僕の中学の同級生の紹介で亡くなったご主人の遺作を収める額縁の依頼をいただいた縁があった。

今日、久しぶりにそのお店を訪れ、みぽりんの絵手紙 岡田美穂作品展を観覧した。
繊細な文字と言葉、透明感のある色彩に惹かれ、彼女の純粋な生き方が表れた素敵な作品の数々だった。
絵を通しての感動は、時にこうした技術を超えた純粋無垢な心に現れる。
それは、高貴な芸術をも超越する世界に人々を引き込むものだ。
少女の絵手紙は、そうした世界に人々を導いてくれるようだ。

ぜひ、彼女の闘病記とともに描かれた一片の小さな葉書絵の世界に目を向けていただきたい。

愛知県江南市小折町の珈琲&ギャラリー「予約席」にて6月2日まで開催中。
営業時間14時から22時 電話0587-53-4218

モレラ岐阜

2006年05月29日 | 【エッセイ・コラム】
ゴールデンウイークにオープンした日本最大のショッピングモール、モレラ岐阜に夜出かけた。
オープン当初は、大渋滞に浄化槽のトラブルで臨時閉店するなど何かとお騒がせモールも、一ヶ月たち落ち着いたようだ。閉店1時間前か駐車場も余裕があった。
しかし5千台の無料駐車場は魅力だが、店内は似たようなショップが多く少し魅力に欠けるような気がした。

午後9時専門店は閉店となり、飲食関係も10時閉店と早いのは巨大モールにはふさわしくない。郊外型モールにつきもののシネコンが24時までだからその間の時間の使い道に疑問を感じる。

アメリカの郊外型ショッピングモールにならい、次々と大きなモールができる。
今のところゴーストタウンと化した地域はないが、乱立はゴースト化を進めるように感じる。この自然に恵まれた地域にペンペン草の生えたゴーストモールが生まれることを憂う。

やはり、忽然と生まれる巨大モールは決して美しいとは言えない。

黄色い涙

2006年05月27日 | 【映画・ドラマ・演劇】
漫画家残酷物語―シリーズ黄色い涙 (1)

ふゅーじょんぷろだくと

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僕の住む、小さな町がある映画がロケに来ることちょっとした騒ぎになっている。
先週から回覧板(各町内に回ってくる連絡簿みたいなもの)でエキストラ募集の案内が回ってきた。ネットショップを運営する友人が家族そろってのエキストラで出るのでのぞきに行こうかと思っている。

その映画は「黄色い涙」漫画家永島慎二作品の映画化。黄色い涙は昭和40年代の若者に大人気の漫画だったそうだ。僕より少し上の世代の人たちが読みふけった作品だそうだ。

まだ、高度経済成長期の真っ只中の時代で、まだものに恵まれているとはいえない時代の青春群像的作品だそうだ。

そんな時代の若者をジャニーズの嵐のメンバーが演じる。脚本は70年代にNHKの銀河テレビ小説で同作品の脚本を手がけた市川森一。監督は「メゾンドヒミコ」「黄泉がえり」「ジョゼと虎と魚たち」の犬童一心。

市川さんの脚本とと犬童監督の作品は好きなほうなので観てみたい作品ではある。
たぶん記憶の奥底にはあったと思うがまずは、漫画の方も読んで見たい。
まあ~。何より僕の家から歩いて5分余りの場所でロケがあるから、余計に親近感が沸いてくるのは確かだ。

漫画家残酷物語―シリーズ黄色い涙 (2)

ふゅーじょんぷろだくと

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海猿

2006年05月25日 | 【映画・ドラマ・演劇】
LIMIT OF LOVE 海猿



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○発売が待ち遠しい。もう一度観てみたい作品。

僕は、タバコをやめてから太りやすい体質になり、風呂上りに3キロのダンベルを持ち軽く筋トレをやっている。
昨夜は、思わずダンベルを持つ手にいつも以上に力がはいった。

原因は遅まきながら観に行った映画「海猿」。
最初から、最後まで伊藤英明演じる仙崎の上腕二頭筋に魅了されてしまった。
ノー天気な仙崎が海上保安任務につくと一変してダイハードのブルースウイルス化する。映画「海猿」からドラマそして今回のリミット・オブ・ラヴのサブタイトルの「海猿」と完結となる今回の作品。非常に濃密なヒューマンパニックムービーに仕上がっている。

そして、今回の注目は訓練生時代バディの工藤(伊藤淳史)やドラマでの先輩バディの池澤(仲村トオル)のバディの死を乗り越えて今回のバディ吉岡(佐藤隆太)との極限の救助と環菜との極限の愛を描いているが最後につきまとうバディの死の宿命を乗り越える姿が感動を呼ぶ。

ハリウッド映画では、極限状態生まれる愛がテーマの場合が多いが、海猿は愛するものを守ることで生まれる強く大きな愛がテーマだ。誰もが内に秘めている愛するものを守るという心を蘇らせてくれる作品に感謝したい。




杉村太蔵君

2006年05月23日 | 【エッセイ・コラム】
杉村太蔵君がまたまたお騒がせ。結婚会見で理由のわからない発言をしたかと思ったら今度は、自分の自分のブログで有名予備校講師の自伝をぱくった。

自殺をしようとした過去をインスパイアーして脚色したらしい。
太蔵君、自分を売り込む権謀術策にはたけているようだ。
キャラクター的にはかつての青春スター、森田健作を彷彿とさせるが、違いは若くして政治家になってしまって勉強よりもパフォーマンスで乗り切ろうとするところ。
先日、キャバクラ勤めが話題になった最年少議員の太田和美さんのほうが、社会経験においては太蔵君的発言でたとえるならば宇宙ほどの差がある。
まあ、一時の未知数の魅力からの期待度は薄れているだろうから、政治家よりバラエティー番組の演出のほうが向いているのかもしれない。
このまま、彼が今の状態なら比例代表上位も難しいだろうし、選挙区からの出馬も及ばないだろう。

結婚会見では、家庭も持つことについて太陽よりも重いなんてチンプンカンプンな発言をしてたけど、家族を養うためにも政治家でリストラされる前に新しい職場を探したほうがいいと思うのは僕だけだろうか。

チョコクロ

2006年05月23日 | 【グルメ・名古屋めし】
財布を開いたらサンマルクカフェのチョコクロのサービス券が入ってたのに気づいて、仕事帰りに春日井のお店でチョコクロを買う。
僕って、けっこうサービス券とかポイントカードとか持ってるんです。こんなところは主婦感覚なのです。結構昼ドラとか、暇なとき見てるし。

ところで、このチョコクロ。食わず嫌いで国仲涼子がお土産にして有名になったらしいけど、別にどこでも売ってるチョコが入ったクロワッサン。味も格別においしいと言う品でもないが、小腹がすいたときや疲れたときにはちょうど良い大きさではある。ちなみに、近くにはなめらかプリンのパステルがあります。このなめらかプリンも好きなオヤジです。(誰か、笑ってます?!)

さっそく運転しながらひとつ食べたが、これが失敗!
クロワッサンは皮がぼろぼろと落ちることを忘れてた。案の定クロワッサンのカスが。。。家に帰ってコロコロでシートを拭いた。

そう言えば、春日井のサンマルクカフェは今日が閉店日だった。
けっこうオシャレなカフェが併設されたベーカリーショップだったけど、このあとの店はどうなるのだろうか。

流行らなかったお店の後は、ダメという定説があるけど。どうなるのかな?
今後のお店の跡地が気になるところ。ここは、場所としては、春日井のグルメストリートなので結構立地はいいが、意外と今も根強い漫画喫茶なんかになってしまうのではないかと思う。

BGMとジャズの関係

2006年05月21日 | 【音楽・ライブ】
Simplified
Simply Red
Verve Forecast

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○シンプリーレッドの新作はとてもジャージなアルバム。
エルビス・コステロのように、ロック歌手がジャズを歌う
時代になった。

音楽好きの僕にとって時折疑問に思うことがある。
いつから、こんなに街にジャズが流れるようになったんだろう。
お店もカフェもそして居酒屋も街のBGMはほとんどがジャズ。
ジャズが街にあふれるようになった。

一説には、スターバックがきっかけで、にぎわうお店の定説がジャズになったようだ。
確かになぜか、ロックやクラシックに比べ、耳障りがなくまた高尚な感じもない。またジャズがクロスオーバーな音楽であることも要因かもしれない。確かに和のお店にもジャズは似合う。世代を超えて聞きやすい雰囲気をジャズが持っているからこんなにも受け入れられるようになったのだろう。

一昔前、ジャズは大人の音楽だった。ロック少年の僕にとっては、高尚で手に届かない存在。だから、ブラックミュージックやロックを聴き続け、ジャズは大人になってからと言う暗黙のルールが僕にあり、ジャズに触れるようになったのは30代も後半。それが、今では老若男女を問わず、一億ジャズ好きって感じが日本にある。だから商業的戦略に利用され、うまく乗せられているように思えてしまう。

ただ一部に、そんな傾向に反するようにボサノバやシャンソンをBGMにするお店も出てきた。これらのお店は、服屋さんや特別なジャンルの商材を扱うところが多い。これはイメージにあう音楽を店側がセレクトしているからだろう。

僕は、BGMとして街にジャズがあふれることを好まない。画一的に音楽が流れることは、他のジャンルの音楽が受け入れられない土壌を生んでしまうからだ。
そこいらの音楽をわかった振りをした店舗プロデュサーの戦略に乗せられ、勝手にお店のポリシーを作られ、売れなければ店のせいにされてはたまったものではない。もっと店主が自分を打ち出していくコンセプトとしての音楽をセレクトすることを僕は望んでいる。

お店に流れている血の中に自然に流れている音楽であってほしい。決して音楽を道具として使ってほしくない。音はアーティストの血でもあるから。

サマーカット

2006年05月19日 | 【オヤジの仕事】
○両耳にブルーの小さなリボンをつけてもらった。

家の看板犬、茶々丸の腰の具合が悪く、お世話になっているひかる動物クリニックに腰痛治療に通っている。

不自由さを補うため、今回初めてトリミングに。見事なサマーカットにしてもらった。けっこう骨格が太く、大き目のゴールデンだがカット後はひとまわり小さくなった感じ。気持ち散歩の足取りも軽くなったように思う。

また顔とシッポを残し5ミリにカットしたのだが、背中の刈り上げた毛がとっても気持ち良いので、病院でも触られぱなしだった。女医のひかる先生が、背中の両サイドにある茶色の毛の模様部分を見て天使のは羽と言ってくれた。
確かに僕にとっても、周りの茶々丸の知人にとっても、彼は天使なのかもしれない。

ここのところの雨で、女子高生へのサマーカットデビュー姿は披露できずじまいだが、そのムートンのような肌触りが女子高生をとりこにするに違いない。
なんともうらやましいチョイ悪(姿は和み系)オヤジ犬である。

ワールドカップ ドイツ大会

2006年05月18日 | 【スポーツ】
2006FIFAワールドカップドイツ大会公式ガイドブック

講談社

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15日のワールドカップ代表メンバー発表は、ジーコのサプライズ人事でどよめいた。
まあ、サッカー通から見れば当然の結果ともいえるか。久保の決定力は魅力ではあったがコンディションの悪さは否めない。
フォワードに似たようなタイプの選手を選ばないのが得策だから、巻と久保を比較したときジーコの決断は正しいと思った。

久保選手はすばらしい選手だ。俊輔が代表に漏れたときのように今回の結果をばねにして次の大会では代表メンバーに名を連ねてほしい。

さて今回のドイツ大会は2度目の開催となる。74年に西ドイツ大会として開催された。決勝は、オランダの若き天才クライフとリベロの地位を確立した皇帝ベッケンバウアーの両雄対決。軍配は西ドイツに挙がったが、可憐なクライフのプレイに魅了された。現在のファンタジスタのさきがけともいうべきプレヤーだった。

当時中学生だった僕たちは、西ドイツチームにあやかり赤と白の縦縞のユニフォームをまとい試合に臨んだ。僕たちは地区大会の準決勝で破れ、県大会出場の夢を絶たれた。しかし、僕たちの夢はこの縦縞のユニフォームとともに後輩たちに受け継がれ後に県大会に出場を果たす。
当時の僕はフォワードだったが、ベッケンバウアーのプレイに憧れアディダスのベッケンバウワーモデルのシューズを履いてプレイしていた。僕たちにとって、西ドイツ代表は憧れのチームだった。

時はうつり、ベルリンの壁崩壊後の統一ドイツ大会とも言える今大会。
注目は、ダントツのカナリア軍団、ロナウジーニョ率いるブラジルだろう。
イタリア、イングランド、アルゼンチンなどの候補もいるが、思わぬアクシデントに見舞われて前途多難な様相だ。
出来うるならば、日本もブラジルとともに予選を突破してほしい。
ただ、現状のコンディションでは厳しい戦いだろう。その下馬評を打ち破り、ニュー大和魂を発揮してほしいものだ。

ワールドカップ2006オフィシャルサイトはこちら



あかりアート

2006年05月16日 | 【町歩き・旅】

先日の15日に美濃のあかりアートを見に行った。
美濃市の重要伝統建造物群保存地区として国が選定するうだつの上がる町並の軒先に展示されたあかりのオブジェによる展示だ。

このあかりアートは昨年の愛・地球博であかりアートの作品をケースに入れて約35点を展示したのが始まりだそうで、万博の時に作ったケースを使って、町並みでも展示してみようと昨年の冬に第一回がスタートしたそうだ。

今回は、約70点が軒先に並べ4月29日から5月21日まで展示されている。
美濃伝統工芸の和紙と現代アートの香り漂う光のオブジェが実にうまく融合し、旧い町並みの情緒とあいまって夜のたたずまいに柔らかな光の彩を添えた演出に癒しと安らぎの時間を与えてくれた。ぜひ見てほしい光のアート展だ。

こういった展示は、行政と市民が一体となることで実現する。美濃市と市民のみなさんの芸術文化の理解に敬服する。美濃を訪れる人たちに安らぎを与えていただけることに感謝したい。

●美濃のことをもっと知りたい方は
美濃市観光協会のホームページを参考に。

  

母の日

2006年05月14日 | 【エッセイ・コラム】
東京タワー ~オカンとボクと、時々、オトン~

扶桑社

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すべからく、すべての男はマザコンだ。
男は、母に守られて育っている。僕の母は、58歳の若さで逝った。急性心不全だった。
父は、母の死を認められなたのか。僕が死を確認している。
その時僕は、母の眠るような穏やかな顔を見て一瞬にして死の驚きはうせた。

母は、太っていて古いドラマだが、肝っ玉母さんの京塚昌子さんのような風貌だった。僕は太った母を嫌っていたが、母は僕に用事を頼むことが多く。けっこう買い物に付き合った。50を過ぎても大きな体で原付バイクで駆け回る活発な母で、ボランティアにも積極的だった。

その母が、僕の家業の修行中の1年でダイエットしてやせたときには、驚きとともに賞賛した。(後にまた太ってしまったお茶目な母である)
僕は、親孝行したいときには親はなし。生前の母には親孝行のひとつも出来なかった。ただ顔を合わせれば喧嘩ばかりだったが母の日には不思議に花屋に足が向き、カーネーションの鉢植えをプレゼントしていたことが僕の唯一の親孝行の印かと思う。

晩年、好きな短歌の会に入り誰にも披露することなく逝ってしまったが、参列者の方々へのお返しに母の句を入れテレカを贈った。

真っ青な海の向こうに見える雲の嶺写真に
認めた句

  幾たびも
   挫折重ねて来し吾の
    今平凡に
     空真青なり

母の短くも太く生きた姿を現している。
僕は、母の形見としてそんな生き方に尊敬の念を抱いている。




キトラと高松塚

2006年05月12日 | 【オヤジの仕事】
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おすすめ度 :
コメント:

○キトラ古墳、高松塚古墳の壁画でも有名な四神を配した開運画


昨日のテレビで、キトラ古墳の障壁画の四神のひとつ「白虎」が一般公開されるのに先立ち放映していた。凛とした神獣の神秘な姿が映像を通しても伝わってきた。
同時に、文化庁が、高松塚古墳の壁画の一部を誤って傷つけてしまった事件を隠して修復していた事実が発覚したことについてのニュースも報道され改めてずさんなお役所仕事に美を扱うものとして怒りを覚える。

まったく、文化財を保護の目的とする官庁が見つからなければラッキーなんて感覚だからやっぱりお役所仕事はこんなものかと思ってしまう。彼らに文化財を保護する使命と誇りなどないのだと思う。

高松塚の保護にしても現存維持を目指した結果、無残にも壁画の劣化が進み修復が難しくなった。このときにも議論はあったそうだが結果論かもしれないが、技術が伴わなければ、今回のキトラ古墳のように壁画をはがし保存するべきではないかと思った。

高松塚やキトラなどは遺跡全体の価値と障壁画に代表される部分的価値とに分かれるのだから、現存保護が困難であれば別にして保護することが得策ではないかと思う。

日本の修復技術は、西洋と比べても優れた修復者が多い。しかしながら修復師の扱いは低いように思う。
文化財の修復も多くは大学の研究機関や美術大学関係者にゆだねられている。
国が、日本に誇れる文化遺産を修復保護できる技術者の育成に力を注がなければならない。


誕生美

2006年05月11日 | 【エッセイ・コラム】
花を愉しむ事典―神話伝説・文学・利用法から花言葉・占い・誕生花まで

八坂書房

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実は、昨日5月10日は僕の47歳の誕生日でした。
昨日は、仏滅、大雨の最悪な日ではありましたが、知人がささやかなお祝いをしてくれ心は晴れやかでしたが、なにせ、40も後半になると6だか7だか記憶が無くひとつ年をとったという感覚がなくなるのです。

まあ、そんなことで自分の生まれた5月10日ぐらいは忘れずに記憶にとどめようと誰が生まれたとか誕生花が何か?と検索してみたら、いいサイトを見つけました。
e!mieさんのホームページで携帯版もあるのでチェックしてみると面白いです。

ちなみに僕と同じ誕生日の有名人は和宮様に王監督、橋田壽賀子、山口洋子、フレッドアステアなど超有名人に、草刈民代に高橋伴明など。そうそうたる顔ぶれにとてもいい気分になりました。

誕生かはアイリス(花ショウブ)西洋では騎士の花といわれてるとか。誕生石はエメラルド幸運、幸福の石だそうです。
人生半ばを過ぎると年を数えるよりも、自分の生まれた日に思いをはせながら年を重ねる生き方が美しいと思う昨日でした。

雨に唄えば

2006年05月09日 | 【映画・ドラマ・演劇】
雨に唄えば 50周年記念版 スペシャル・エディション

ワーナー・ホーム・ビデオ

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ここ数日、雨の日が続き気分がすぐれない。心なしか肩も重く感じたりする。
特に迷犬・茶々丸との散歩も気が重い。なにせこいつは、雨が降ろうが槍が降ろうが(ただし、雷だけは大の苦手)びしょぬれ、ぐしょぬれになりながらも外に軽快に飛び出していく。10年以上の年寄り犬なのにそこがとても元気なじいさんだ。

お店のメルマがのあいさつで雨の話を書いていたら、ふとあのミュージカルの名作「雨に唄えば」を思い出した。僕たちの年代が初めて目にしたミュージカルはこの作品か、ジュリーアンドリュースの「サウンド オブ ミュージック」だろう。

特にタイトル通りの雨のダンスシーンを見て、雨靴で水たまりをたたいた思い出が浮かんできた。
僕としては、雨の日の憂鬱な気分を晴らしてくれるDVDに認定します。