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65オヤジのスタイルブック

平山郁夫シルクロードカレンダー


昨日、プロ野球アジア選手権でロッテが優勝したが、決勝で対戦したのが、地元中日ドラゴンズでストッパーとして活躍したソン・ドンヨル監督率いる韓国のサムスンライオンズだ。

サムスンと言えば家電メーカで有名な企業。韓国の大財閥のひとつだが、先日、お客様が額に入れたいと持ってこられたのが、サムスンが文化財保護基金として制作したカレンダーだった。

このカレンダー、平山郁夫画伯の特製カレンダーでサムスン・シルクロード文化財フェローシップとして2005年から2011年までの6年間を東の終着点奈良から西の終着点ローマまでをカレンダーを通してたどるシルクロードの旅でもある。

サムスンが平山氏のシルクロードの各国の遺跡を世界遺産にする理念に賛同して作られたもので、その出来栄えもカレンダーとしては贅沢なものだ。
これが、一口2000円以上の寄付により入手することができる。僕も早速インターネットにてクレジットカードで寄付した。

不況で、日本企業のメセナ(社会貢献)が減る中で、隣国、サムスンの企画はとてもすばらしいものだ。
カレンダーという身近な素材を美しい画集ともいえるレベルまで高めていることに敬意を表する。

日本が固有の文化を叫ぶ人は多いが、シルクロードがなければ今日の日本文化は存在し得ない。また、シルクロードを旅することは多様な文化を享受する平和の旅でもある。
被爆経験をもつ平山氏の平和への思いも作品に感じ取ることができる。ぜひ、この遠大な主旨に賛同される方は、ぜひ寄付をお願いしたい。
サムスン・シルクロード文化財保護フェローシップの詳細はこちら

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