65オヤジのスタイルブック

老舗の落とし穴 赤福問題

赤福が炎上を続けている。
次から次へと噴出する食の安全への疑念。

老舗和菓子メーカーだけに、このまま消滅してしまうのはしのびがたいが、このままでは会社の存続は危ういように思われる。

老舗メーカーは経営の合理化により販路を広げ大きくなっていくケースは多々ある。
こうなると、以前の不二家のように老舗大手食品メーカーに疑いの目をもってしまう。

僕は、小さくても堅実な経営で地元に根ざした食文化を堅持している会社のほうが、味においては郡を抜いて評価できる食品を多く知る。
地元の名物は、意外と隠れたところに存在し、販路を広げ合理化を図ったメーカーは、そのブランド名に甘んじ肝心な安全面にほころびをだすものだと思う。

名古屋の松坂屋店で赤福が毎月一日に限定で出す「一日餅」を食したがその季節の味を再現した餅でとてもおいしかった。また、包装も洒落ていて文化の香りもした。
よもや、この限定餅も、勘ぐりたくはないが季節の風物品もなくなるとさびしい。

従業員の雇用保障など今後も難題があるが、原点である食の安全を第一に老舗の味の復活を誰もが望んでいるだろう。

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