暑い日々が続く夏。さらに、例年になく熱い夏となっているのがスポーツ。
東海地方のスポーツファンには、グランパス、ドラゴンズの低迷で元気がなかった。夏に東海地方にゆかりのあるスポーツ選手の活躍に、胸のつかえがとれてます。
今日も熱闘甲子園の言葉にふさわしく、愛知の東邦高校が最大7点差を9回に5点の大逆転サヨナラで3回戦に進出。超満員のファンにテレビでの視聴者を巻き込んで感動の渦に巻き込みました。敗れた主人公のなった八戸学院光星の選手たちの魔物が住む甲子園の経験を受け止め泣きじゃくりながら前を向き甲子園を去る姿にも清々しさを感じました。
オリンピックで活躍する日本選手の態度やコメントにも、今までとは違うものを僕は感じてます。特にオリンピック連続出場を果たした選手の姿に勝敗を度外視して、以前と違うものを感じます。
僕が特に感動したのは、女子ウエイトリフティングの三宅選手。腰痛を抱えながらの銅メダルは、前回の銀メダル以上の価値があります。また、前半からの感動の牽引力なったのは、柔道勢の活躍だと思います。一部のコメンテーターは、銅メダルに終わり、詫びる選手を謝らないでと言いますが、前回大会の篠原監督の「彼らは、金メダルを獲る実力と金メダルを獲ることを目指してきたことへの現れ」と言うような趣旨の言葉に救われました。
一方で初のメダルをもたらした水谷選手のガッツポーズを負けた相手への敬意がないと批判した張本氏には、あきれるばかり。勝利をつかみ取った瞬間の発露に他人が異議を唱えること自体ナンセンスで、勝利の歓喜の後に、お互いの健闘を讃えあう姿に敬意は十分に現れています。
最近はメディアの力不足か、にわかコメンテーターで時間をつなぐケースが増え、選手はもとより、その姿に掛け値なしに感動している人たちに不快感を与えているように感じます。
最後は愚痴ぽっくなってしまいましたが、高校野球、オリンピック、スポーツの熱い力で僕たちに感動を与えてくれる選手の皆さんに感謝と一緒にさらなる活躍を期待しています。