山猿日誌

~春夏秋冬~クライミング・山スキー・登山の記録集。

染まる新登山道

2014-11-02 | 


11月2日(雨のち曇り)
菅倉沢?~菅倉山(尾俣山)H923m
単独

 この時期の連休で3日間とも雨に見舞われるのも珍しいのではないだろうか?
予定していた山行が中止になったので、先月開通されたばかりの菅倉山登山道へ行ってきた。
登山道を普通に登ってピストンしてもつまらないので、登りは、雨でも気にならない沢からとし、下降を新登山道とした。

 登山口に着いた途端雨が強まりだししばらく車中で待機。
少ししたら雨も弱まってきたので準備をしていると一台の軽トラがやってきた。
話しを聞くところ、この登山道を開拓した山中山岳会の方でした。沢から登ることを話すと取りつきまで乗せて行っていただけることに。歩くと15~20分ほどかかるので、大変助かった。

車道から沢へ1m強ほどの高さから飛び降りた。その際に草で隠れていた岩に足小指を強打。いや~な汗がにじむ。(下山後靴を脱ぐと靴下がやぶれ更に・・・)
入渓してすぐに二俣になるが、頂上付近へ突き上げる左俣は同会のUさんがすでに遡行済みなので、今回は右俣を選んだ。
沢は大きな滝も無く登り自体は特に難しくないが、とにかくヌメヌメで良く滑る。小指の痛さに耐えながらひたすら登り、100mほどの藪急登を詰めると登山道へと出た。
そこから10分ほど登ると菅倉山頂上。雨も止み、誰も居ない頂上で心地よい風を浴びてゆっくり休憩。
新しくできたばかりの登山道上部は、笹が刈られたばかりでまだ少し歩きにくいが、次第に落ち葉に覆われた気持ちの良い登山道へと変わった。
1~2週間前は紅葉がきれいであっただろうことを思い起こさせてくれる。新緑の時期に来てもとても気持ちの良さそうな登山道だ。


新しい登山道は、踏みしめられていないのと落葉のおかげでふわふわする。

雨の日のちょっとした登山を楽しむことができた。
登り2時間、下り1時間10分

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