山猿日誌

~春夏秋冬~クライミング・山スキー・登山の記録集。

皿川支流

2014-10-31 | 


10月25日(快晴)
勝山市皿川支流
メンバー:Hさん・shibata

先月、石川県側から登った毛無山(H1135m)。
福井県側はどないなってんの?ということで行ってきた。
場所は、勝山市内からでも見ることのできる白い岩が露出した山の辺り、きっとスラブ帯になっているだろうと予想していたのだが・・・。

 7:20スタート。車を止めた地点からしばらくは登山道のような道を歩く、結構沢までの高さがあり、滑って落ちたりでもしたらただじゃすまなさそう。



 8:30H516mの目的の沢入口到着。いきなり小滝から始まる。
すぐに、ミニゴルジュのようなところが出てきて、正面突破は冷たそうな上、きびしく時間がかかりそうなので左岸を大きく捲く。この捲きも悪かった。
その後、滝、ナメ、滝とたて続けに出てきて飽きさせない。更に30mの滝と続き楽しすぎる上に紅葉がきれいで景色も飽きさせない。(楽しすぎてここから遡行図を書くのを忘れてしまった)


沢床は滑り易いため、傾斜が緩くてもロープをだした。 

そして、現れた強大なハング滝、八反谷のハング滝より大きいのではないだろうか?
滝裏に回りそこから右へトラバース、面白そうな(=きびしそうな?)ライン発見。
おもいっきり乗り込んだら落ちそうな岩の上に乗り込み5mほど直上してピッチを切る。そこから左へ10mほどトラバースしてハングの上へ、更にそこから20mほど伸ばし、最後はわざわざ左トラバースし、ランナウトこらえて水流に入り滝の落ち口へと出た。
自分の楽しみのために、肩を痛めているHさんにはとっては悪いラインどりをしてしまう鬼のような男である。


ナメの先に見えてきたなにやら面白そうなもの!


それはハング滝!!


滝裏からの景色も良いものです。

その後もまだまだ続くナメを越えて、当初予定していた毛無山は、時間の都合と下降路の都合で割愛して14:00稜線着。
稜線を数十m下った所から別の沢を下降する。これが大正解。大きな滝も無くロープも出すことなく下降することができた。
16:10再び皿川本流へ戻ってきた。
来た道戻り最後はヘッデンつけて駐車地点到着17:20。

今回の沢、知人数人が登っているという話は聞いていが、記録がまったくなかったので、記録に頼らない分余計に楽しめた。
途中にあったまだ新しめの青いスリングはAさんのだったのだろうか?
近場にこんな楽しい沢が残されていたとは驚きだ、まだまだ開拓の余地あり?
今度は、乾いた白い岩肌部分目指して登りに行こう。


落合橋より。左のH1135m目指して登る。


別角度からアップ、青い線辺りを登った。と思う。




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