山猿日誌

~春夏秋冬~クライミング・山スキー・登山の記録集。

白山スキー2016

2016-04-13 | 山スキー2016

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4月9日(晴れ)
白山・御前峰(2702m)
メンバー:oyaziさん・わさびさん・あっこちゃん・shibata
ルート:別当~砂防新道~御前峰~観光新道~別当

 白峰から自転車こぎこぎ別当まで行こうと思っていたら、前日にまつださんより、ゲートが開き市ノ瀬まで車が入れるようになったと情報が入る。それを聞いたあっこちゃんも急遽参加することとなり4人で白山目指す。

別当のつり橋を渡ると雪が少なく藪っぽい。しかし、急な石階段を登ると雪も出てきてスキー歩行可能となる。(私はしばらくスキー担いで歩いた)


例年に比べ別当の雪少ない。

あっこちゃんのペースが上がらないので、2人には先に言ってもらい。甚之助小屋で日向ぼっこ。



エコーラインから室堂へ向かう。調子の上がらないあっこちゃんとは室堂で待ち合わせということで、僕だけ二人追いかけて頂上へ。
雪は少ないのだが、昨年はつながっていなかった頂上へのラインが今年はつながっている。


エコーライン登り。


別山が大きい。



下りは、まだ滑ったことのない観光新道から。雪はぎりぎり繋がっていて迷路のようなルートを慎重に滑っていく。おかげでスキー脱ぐことなく別当まで滑り降りることができた。


殿ヶ池小屋


このルート落石や雪崩に要注意です。


下部は藪っぽく、来週はもう無理かもしれない。


つり橋渡ることなく滑り降りてこられるところが良い。

別当からの自転車はやっぱり爽快。気持ちよく市ノ瀬ゴール。
天気も良く、思っていた以上に面白かった観光新道が滑れて納得の1日となりました。


ヘルメットかぶってママチャリ、まるで中学生のようです。





猿ヶ馬場山スキー~申年ですから~

2016-02-29 | 山スキー2016

帰雲山登り途中より。(転んで立ち上がれなくなっている人がいます。)

2月28日(晴れ)
猿ヶ馬場山(1875m)
メンバー:あっこちゃん・shibata

申年だからと、山名に猿と付く山へ。
以前から一度行ってみたいと思っていた猿ヶ馬場山へ、出発地点が世界遺産の白川郷となんともうれしい。
今シーズン初山スキーのあっこちゃん、距離が長いので体力的に心配だったが、そこそこ体力あるみたいで頂上へ無事到着。快晴の元素晴らしい景色を堪能できて良かった。

 白川八幡神社裏から雪はあり、すぐにスキー歩行。トレースもあり道に迷うことなく谷沿いに上り詰める。
今日は天気が良いので尾根ルートへ。上部林道合流後、H1336mへの尾根に乗る。先行者のトレースも尾根ルートで、ありがたく使わせてもらう。
初めての山域ということもあり、帰雲山はトラバースせず登頂。バックに見える白山山系の山々が大きく見える。
猿ヶ馬場頂上手前で先行者に追いつき、トップを交代一番に頂上到着で良いとこどり。霞がかっていて遠くまでの景色は望めないが、それでも十分なほど素晴らしい景色が広がっていた。


帰雲山からの下り、右のちょっと高くなっているところが猿ヶ馬場山。


頂上までもう一登り。


山でしか食べない。山だからおいしい。

 昼食後お楽しみの滑降。しばたくは小さなアップダウンが続く。帰雲山のコルまで来ると宮谷に向けて滑り込む。ちょっと重めのパウダー。水の流れる音が聞こえるので、トレバース気味に下っていく。途中二か所スノーブリッジを渡り林道へ合流。このスノーブリッジが消えるのも時間の問題だろう。


この景色ともお別れ下るのがもったいない。


宮谷はトラバース気味に滑降。


転ぶか?!と思ったけど無事に渡り切りました。 ちぇ。


締まった雪に、重い雪に四苦八苦、なのは俺だけか?

最後は、重たい雪と締まった雪のミックス斜面をスリリングに滑り落ちていく。眼下に世界遺産白川郷が見えて来たらゴールはすぐそこ。
1時間半ほどの楽しくもちょっと厳しい滑りとなりました。


眼下に白川郷


やっぱり違和感あるよな。

出発7:10~帰雲山11:05~猿ヶ馬場山12:25~13:30~ゴール15:05





真名川ダム~荒島岳ピストン

2016-02-11 | 山スキー2016

持篭谷山から荒島岳を目指す。

2月11日(快晴)
真名川ダム~持ち篭谷山~荒島岳(ピストン)
メンバー:単独

 荒島岳に登るたびに眺めて一度歩いてみたいと思っていた南稜、ようやく歩くことができた。それも,これでもか!というほどの快晴の中。


真名川ダム

 ライトアップされた真名川ダムをしばらく眺めてから出発。
作業道のような道をスキー板担ぎ登る。尾根に上がると雪が出てきてスキー装着。


尾根上がってすぐは藪っぽい、あと1メートルほど積もってほしい。

そこからは持篭谷山経由で延々とプチラッセルしながら荒島岳目指す。
山頂手前でクトーつけて登り詰める。
荒島岳頂上には今日も登山者が大勢いた。
20~30分休憩後、南稜に滑り込む。カリカリ斜面の為ほぼ横滑り。
下りの途中でkyuちゃんご一行と遭遇。スキーではなくワカンで僕と全く同じコースをたどってきたようだ。
このルートアップダウンが多く、ある程度下ったらシール付けて持篭谷山まで戻る。そこから再びシールはがしてグサグサに湿った斜面を滑ればあっという間に取りつき到着。


こちら側から荒島岳を眺めることはあまりない。


大野、勝山、そして越前甲の眺めが素晴らしい。

このルートは、荒島岳の眺めが良いのはもちろんのこと、360度非常に眺めが良い。なので絶対晴れ日に行くことをお勧めする。
今回一人だったのでピストンとしたが、アップダウンの多いルートなので、2人以上で計画してカドハラか中出へ車を回して下山はどちらかへ下ったほうが良いだろう。
雪のある時期にしか歩けないこのルートを満喫できた一日となった。

登り5時間ほど
下り2時間半ほど

越前甲スキー

2016-02-02 | 山スキー2016






1月31日(晴れ)
越前甲
メンバー:わさびさん・oyaziさん・shibata

 急遽参戦させてもらった越前甲スキー。
穏やかな天候で、風もなく景色は最高だったが、例年に比べまだまだ藪は濃く、更に斜面カリカリでコンディションはいまいち。
気持ち良い滑りとはならなかったが、半日の良いトレーニングになりました。
このままだと今シーズン、県内で山スキーはあまり楽しめないかな?



大嵐山~シーズインは藪スキー~

2016-01-17 | 山スキー2016

この先に急登の藪が。

1月17日(晴れのち曇り)
白峰・大嵐山(1204m)
メンバー:わさびさん・oyaziさん・shibata

 数日前に多少まとまった雪が降ったので、ようやく今季初出動のパウダー隊。昨年より1か月以上遅い出動となった。
場所は、数年前にも同じメンバーで登っている大嵐山。あまりスキー向けというイメージの無い山だったが大丈夫だろうか?

 藪が隠れていることを期待したが、残念。思っていたよりも雪は積もっておらず、最初はひたすら林道歩き。
その後、林道をショートカットして稜線へ。頂上までの急な登りと藪に苦戦させながら3時間ほどで頂上着。


ひたすら林道歩き。


林道時々ショートカット。

下りは、藪のうるさい箇所がすぎるまでしばらくシールつけたまま滑り、来た道沿いに藪スキー&林道スキーを楽しむ。


藪がうるさくかっ飛ばせません。


杉林はまだまし。


今回は林道だけが快適。

下山はあっという間です。

スカッとした気持ちいい滑りとはならなかったが、シーズン最初、とりあえずケガなく降りてこられたことに感謝しよう。
次回は、藪の無いスカッとしたラインを滑られることを期待しよう。

桑島7:30~大嵐山10:30~桑島12:30