山猿日誌

~春夏秋冬~クライミング・山スキー・登山の記録集。

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不帰Ⅰ峰尾根

2014-04-14 | 登山

八方尾根よりⅠ峰尾根(真ん中の尾根)

4月12~13日
不帰Ⅰ峰尾根
メンバー:m本・柴田

12日(快晴)
 
 八方尾根スキー場からゴンドラアダムに乗り込み一気に標高1400m。ここからは少しでも山やらしく!リフトへは乗らず徒歩で登る。(本当は節約が目的だったりする?)
天気は快晴、微風でうだるような暑さで汗が噴き出る。
八方池より八方沢を下りⅠ峰取りつきへと向かう。


Ⅰ峰尾根、右の不帰沢に回り込んでから取りついた。

不帰沢を少し登ったところの急斜面から尾根へと取りつく。
尾根に出ると細い雪稜となり、核心部の断壁手前がナイフリッジとなり、若干ロープをだそうかと思うところではあったが、雪の状態は安定していたためノーロープで抜ける。
 断壁1ピッチ目はm本リード、壁中央のクラック部分から取りつく。ホールドもあり荷物さえなければそれほど難しくは無いが、荷物が重くそして引っかかるためパワー全開で乗り切る。セカンドで登った僕も腕パンパンになりました。この後、2~4ピッチはほぼロープいっぱい50m伸ばし、雪壁、ナイフリッジと緊張する登りが続く。5ピッチ目の簡単な雪壁を登ると傾斜が緩くなり、核心部が終わったのだと少しホッとする。




断壁


急な雪壁、雪稜が続く。

雪洞を作れるポイントを捜しながら登り、H2400m付近に傾斜の緩くなった良いポイントを見つけ1時間30分かけて立派な雪洞を作り上げた。
広く快適な雪洞の中で、明日の打ち合わせしながら、晩飯の焼肉丼と豚汁を食し22時前に就寝。


本日のお宿、大きな雪洞は快適です。

ゴンドラ8:10~唐松沢11:00~Ⅰ峰尾根上12:40~断壁13:50~H2400付近17:30~雪洞19:00


13日(快晴)
 
 朝食を済ませ、出発前の儀式キジウチは、日の出を目の前に眺めながらというなんとも贅沢なものであった。
簡単な雪稜歩きでしばらく登るとⅠ峰直下となる。Ⅰ峰への登りは1ピッチロープを出し、急なブッシュまじりの雪壁そして最後に雪庇ののっこしとなり、思っていた以上に緊張させられる登りだった。


Ⅰ峰はもう目の前。
稜線へ出てからⅡ峰南峰までは、雪壁やトラバースなどがあり気が抜けずロープを所々出しながら進んだ。
南峰を越えると快適な稜線歩きとなりⅢ峰を越え頂上まで一気に登りつめた。


Ⅰ峰からⅡ峰へ続く稜線。


途中の雪壁も油断ならない。



初の唐松岳登頂。頂上からは180度のすばらしい展望とまだ登ったことのない五竜岳への稜線が続いている。今度は五竜のバリエーションルートへ行きたくなってくる。
頂上からは景色を思う存分楽しみながら、登山客でにぎやかな八方尾根を下山。そのにぎやかな中に知る顔あり、パンダさんとI崎さんだ。来ると聞いていたが実際会えるとうれしいものである。
下山もリフト、ゴンドラは使わず、スキーヤーの邪魔にならない場所を選びながら徒歩で麓まで駆け降りた。


八方尾根よりⅠ峰尾根を眺め僕たちの泊まった場所を確認する。

出発5:40~Ⅰ峰頂上7:10~Ⅱ峰北峰9:20~唐松岳10:20~駐車場13:30

 m本さんとの山行で、これほど天気の良かった日はいつ以来だろう?昨年はずっと悪天の日ばかりだった気がする。
そうなると不思議なもので、快晴であるのはありがたく楽しいのだが、何かこの快晴が僕たちにはもったいないような、ものたりないというような感じもした。
まーこんな贅沢なことが思えるのも無事に帰ってきているからであろうが。
後立山にはまだまだ魅力的なバリエーションルートがある。一年に一本づつでも良いから登りに来たいものである。


 

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