あまりにも強大なデルタの力を独占しようとする流星塾生の争い。仲間の生命よりもベルトに執着する彼らを見て、巧は真理に流星塾の仲間と縁を切るよう助言する。
「アルバイトの木村さん」が怪しいなぁ、この子がデルタだったら面白いよね!
とか思ってたら、うっかり画面スクロールして
数話先のタイトルのあらすじを読んでしまった。バカバカバカ!
「乾さん、すごい力を持ってるんでしょ? それって、どんなものなんです?
力を持つって、やっぱり気持ち良かったりするんですか!?」
そんな木村さんの質問に
「うわぁ好奇心丸出しですね!うざー!」とか思ってたんですが。
「いえ・・・でも、もっと優しい人だと思ってました。
『みんなを守るために戦っている』って言うから・・・」
このときの木村さんの失望。
「失望する」ということは、「期待していた」ってことですよ。
なにを? 正義の味方の、あるべき姿を。
なにしろ。今話の中盤くらいまで、澤田がオルフェノクでデルタだと思ってました(笑)
澤田→オルフェノク体、という描写はあるのに、デルタに変身する描写がなく、
両者がまったく別の目的で行動してるのに、この中盤でようやく気づくっていう。遅い(笑)
うっかりネタバレ踏んでしまったけど、把握したうえで見ると、それはそれで面白いですよね。
しかし、真理の近くに堂々と潜入してきたもんだなぁと。
ばれても「偶然」で済ませるつもりだった?
「沙耶がデルタのベルトを追って行方不明」という情報が、真理には届いていないと思ってた?
なんか真里って流星塾の活動からちょっと離れたところにいるよね。
澤田のスパイダーオルフェノク。
調べるまで見当もつかなかった。蜘蛛なんですね。
ともあれ、蜘蛛は仮面ライダーにおいて重要なモチーフであり、
澤田の存在の重要性の証でもあります。
「俺は真理を助けるために来たんじゃない。命を奪うために来たんだ。
デルタの力の代わりに、俺は新しい力を手に入れた。
真理の命を奪うことで、俺は完全に人間の力を捨て、
新しい力を、自分のものにすることができる。
見せてやるよ、新しい力を」
真理、逃げ場なし!!!
流星塾の面々。
「お前たちには関係ないと言っただろ! 口を挟むな。
俺たち流星塾生の問題は、俺たちだけで解決する」
と、相変わらず絆の強さを主張しまくる彼らですが、
塾生の仲間が目の前で砂と消えたのに「ベルト!ベルト!」と騒ぐ様子に
「絆、ねぇ」とニヤニヤが止まりません。
「デルタのベルトの素晴らしさを知っている!あの途方もない力を!」
「お前、なんにもわかってないんだな。人間を変えちまうんだよ、デルタの力は」
なんかね、言ってることが、薬物中毒者みたいだなって。
そんな要素のせいか、今回は全体的にホラーな雰囲気でした。
デルタと対峙した琢磨さん。やられてしまったかと思っていましたが
ご存命なので本当に良かったです(精神的にはやられてるけど)