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素晴らしき茜空の会

主に特撮番組の感想文。ブログタイトルは仮面ライダーキバに登場する「素晴らしき青空の会」より。

仮面ライダー555 第22話

2017-06-29 09:00:00 | 仮面ライダー555
消息を絶っていた雅人が戻ってきた。真理たちは雅人に何があったのかを訊ねるが、雅人は何も話そうとしない。それでも問い詰める真理に、雅人は特別な思いを打ち明ける。その頃、冴子と琢磨はラッキークローバーの新メンバー探しを始めていた。一方、恋に悩む真理は巧に相談をする。


「気持ちはわかるけど、君は今のままでいいんだ。
 今のままでいて欲しい。ずっと、普通の女の子で・・・」


ザッツ、蚊帳の外。

さて人類と人外との生き残りを賭けた戦いの真っ最中なんですが、
登場人物は相変わらず、惚れた腫れたで行動してます。
いや、でも大学生ってわりとそんな生き物だよね? 普通の大学生は変身しないけど。

「違うんです! 私、嬉しくて・・・。
 海堂さんの好きな人、クリーニング屋の真理さんなんですよ。
 すっごく良い人で・・・だから私、嬉しくて・・・」


と。相変わらず不幸ルートしか見えない結花ちゃん。

「君は、それでいいの?」
「はい!海堂さんが幸せになれれば、それで・・・」


いいわけないだろーが!というのが視聴者全員一致の回答だと思うんですが、
木場さんは真に受けて、真理さんの説得に同行。素直か!

やんわりと断る真理に対して憤る結花ちゃん。

「そんな!それじゃ海堂さんの気持ちはどうなるんですか!?」

知らんがな!(全力で)

そして当然のごとく海堂に怒られる二人ですよ。

「ちっ!よけいなことしやがって!
 人の恋路を邪魔するような真似、してんじゃねー!!!」


人の恋路を邪魔する奴は、馬に蹴られて死んじまえ!的なことを言うかと思ったんですが、
そういや馬(ホースオルフェノク)は木場さんだったわ。

一方。真理→木場くんの淡い恋心(恋未満かもしれんけど)を知った草加は
木場くんを呼び出し。外道モードで追い詰めるかと思いきや
意外と紳士モードをキープです。誰彼かまわずかみつくわけじゃないんですね、処世術。

「木場勇治。俺は君に興味がある。
 だが俺も、自分で何がしたいのかわからない。
 君をよく知りたいのか、それとも・・・殴り飛ばしたいのか」


そんな草加が、たっくんに先んじて木場くんの正体を知ってしまいます。

なにはともあれ。立場の違う二人が
かりそめでも背中合わせで敵に立ち向かうというのは、胸熱だな。

仮面ライダー555 第21話

2017-06-28 09:20:00 | 仮面ライダー555
ファイズに変身した琢磨は、巧と勇治にとどめを刺そうとするが冴子に止められる。琢磨は次の標的、カイザベルトの奪回へ向かう。雅人の携帯電話にファイズのベルトが奪われたというメッセージを残す巧。そして、ついにファイズのベルトを付けた琢磨が雅人の前に現れた。


全日本イケメンは水につけろの会、会員です。

ちょっとなに、今回の草加、まじヤバいんですけど。
久々に見る草加が100%格好良いんだが、なにがあったんだ一体。

ラッキークローバーに襲われたはずなのに、平然とベルト奪い返してきて、
大ピンチ中のたっくんにむけて無造作に放り投げてよこしたりとか。
3体のオルフェノクに苦戦するたっくんを目の前に、手助けもせず高みの見物とか。
素晴らしいな!素晴らしいぞ草加!

木場くん。
Wikipediaによると、こちらメイクじゃなくガチの傷だそうです。
生垣の中に突っ込むのは危険だよね。痛々しい。
「監督はその傷を活かす形で続行した」って、石田監督回ですよ(なんか納得)

ていうか、ここ、自衛隊の基地内っすよね?

撮影協力に「自衛隊広報センター」や「朝霞駐屯地」の文字があったので不思議に思ってたんですが、
なぜピザの宅配の最中に、三人そろって基地の中に迷い込んだ???
・・・とか、そんな無粋はさておき。
基地の中で撮影とかめちゃくちゃいいじゃないですか!
すごいな。よく貸してもらえたよね。また貸してもらえないかな。

本編。

「お前・・・たしか、名前は?」
「木場・・・勇治」
「俺は乾巧だ」


この名前交換と、そのあとに見せる二人の信頼関係が、もう胸熱っすよ!

人と交わることに臆病なたっくんは以前、啓太郎に名前を聞かれ
「なんで男同士がいちいち名前教えなきゃなんねぇんだよ、気持ち悪い」とにべもなく突き放し、
紆余曲折あって最後に「お前、まだ俺の名前知りたいか?」と確認してから、ようやく名前を教えていて(4話)。
たっくんにとって名前を教えるということは、相手との関係を始める証みたいなものなわけで。

それがさ、今回は自分から名前を伝えていくっていうさ、すごいよね!

だがしかし。たっくんと熱い友情に結ばれた木場くんは、
目の前を通り過ぎるファイズを見て、琢磨がたっくんを狙ってると勘違いし、
「たっくんを助けるために、たっくんに襲いかかる」という、
もー、本当にこりゃもう本当にもう!な展開になるのであった。こじれまくりである。

まぁなんだ。これぞ、仮面モノの醍醐味だよね。

「正体不明のヒーロー」という設定は本当に大好物なんですが。
平成ライダーでいうと、そういうハラハラドキドキ設定は
井上脚本のアギト・555・キバくらい。それ以外だと、

・クウガ(本人はわりとオープンだったけど、中盤までは一条さんが隠してた)
・カブト(ZECTには隠してた、のかな? 加賀美くんは隠そうとしてた)
・ドライブ(隠してたけど、そんなにハラハラしなかった)

かな? 意外とみなさんオープンな感じなんですよね。
むしろ変身者がわからないのはウルトラマンのお家芸か!

でも仮面ライダーでもこういう展開、また見てみたいですね。
中盤〜後半くらいで、主人公が最大のピンチに陥って、マスクが割れて素顔が見えて
ヒロインが「そんな・・・」って崩れ落ちる感じのヤツ。
できたら「正義の味方だけど、ヒロインは亡き父の仇だと信じ込んでる系」で。よろしくお願いします!!!

(・・・あとになって「それってカブトじゃん」と思いましたが、
 まぁ天道総司はハラハラとは無縁なのでノーカウントで)

仮面ライダー555 第20話

2017-06-27 09:15:00 | 仮面ライダー555
アルバイトが辞めてしまったピザ屋を助けたいと言い出す啓太郎。いろいろあって巧と勇治が同じピザ屋でバイトすることになった。そんな2人の前に冴子と琢磨が現れる。苦戦する二人。センチピードオルフェノクにベルトを奪われたファイズは変身を解かれてしまう。


久しぶりに555の世界に戻ってきました。2週間ぶり?
もう細かいこといろいろ忘れてます。
忘れてるんですが、なにこの回、めちゃくちゃ面白い。555、こんなに楽しかったっけ。

井上御大はこういう、なんていうか、キャラクターが好き勝手に交錯しまくるの、
見せ方がすごくいいですよね! 楽しい。
楽しすぎて、終盤あたりで「そういやこれ、仮面ライダーじゃね? でももう戦闘とかいらなくね?」
って思ったくらい楽しかった。
いやぁもう、四の五の解説するのが野暮なレベルで純粋に楽しかった。感想文にならんな。

ところで。パパッと料理をしちゃう真理を見て
「肉!肉は先に入れて表面だけでも焼き目つけておかないと!旨味が逃げる!」
とか思ってハラハラして見てましたが。もしかして御大脚本だし、そこまで考慮済みなのか。
「真理は手際は良いけど、料理上手じゃなくて雑なだけ」っていう描写なのか。ありうる。深い。

冴子さん。
ニチアサにあるまじき妖艶さである。こんなお姉さんに迫られたら、そりゃもう砂になる。

「それ、クリュッグのクロ・デュ・メニルじゃないですか!」
「極上のシャンパンだね」


いや、極上のシャンパンの銘柄知ってるとか、
この秘書のお姉さん、夜のバイトしてたりしない? 一般知識なの? 初めて聞いたぞ。


750mlでこのお値段!
御大の、この「庶民にはわからんようなハイソ名称をお構いなくぶっこんでくる」というのが、割と好きです。

冴子さんの駆るオープンカー。
S2000、だよね?
アギト1話の感想(というより話のまくら)で車の話を書いたんですけど、
その「ホンダのスポーツカー」が、S2000ですよ。才色兼備の秘書タイプ。
(ちなみに対する「日産のスポーツカー」がフェアレディZ。好き)
S2000は派手なところのない、シュッとした美しい車なんですが、
冴子さんみたいな人が乗ると似合うな。かっこいいな。

オルフェノク体。
エビですよね?と思ったらロブスターオルフェノクとのこと。
尻尾可愛い。オルフェノクはモノトーンなのに、元ネタがわかりやすくて良い。

ピザ屋の店長さん。
皆川猿時さんか!などとググったところで、彼の正体がオルフェノクだと知ってしまい
おおぅ・・・と呻いている。ホント、ぐぐるな危険ですよね(学習できてない)

琢磨。
ラストでファイズに変身です。おお、アギトではV−1システムに変身してて、
これだってほぼ仮面ライダーだろ!って思ってるんですが、全集見てもスルーされまくっており、
ここでメインライダーに変身できたことをすごく喜んでいます。

「いまのファイズはお前だな」の言葉通り、本当に人を渡るな、ファイズは。

仮面ライダー555 第19話

2017-06-08 09:00:00 | 仮面ライダー555
恵子を守ることが出来ず、部屋の片隅で涙を流す啓太郎。 一方、オルフェノクから逃げる途中に結花と出会った恵子は、勇治のマンションで手当てを受けていた。それを知った啓太郎は恵子を迎えに行くが、彼女は再び部屋を飛び出して行ってしまう。


啓太郎!啓太郎すごいな!
いやもう、内面的には主人公ですよね! 序盤でいろいろ悪口書いたけど、ごめんね!

「俺、恵子ちゃんのわがままにウンザリして、もうイヤだって思って。 
 最後まで優しくしてやれなくて・・・」


って。
いやいやいや。他のみんなは早々にウンザリしてたよ!
ウンザリしながら、仕方なく話聞いてた感じだと思うよ!
そして、ウンザリした自分に罪悪感をいだくとか、聖人か! オーズの映司レベル。

そんな彼が、オルフェノクを恐れて逃げ出したことをずっと後悔していて、
次に現れたときは身の回りにあるもので精一杯の抵抗をみせ、
たっくんが駆けつけるまで恵子ちゃんを守り抜いたとこ、胸熱でした。

ところで。途中まで「なんで恵子ちゃんはオルフェノクに狙われてるのかな?」って謎だったんですが、
村上社長の指示ですねそういえば。「九死に一生を得た子」を集めてたんだ。

そんな悪党サイドのトードスツールオルフェノクを守るために
ファイズの前に立ちはだかった木場くん。久々のケンタウロススタイル。
倒れこんだたっくんの変身が 解けたとき、正体ばれる!?とヒヤヒヤしました。まだセーフ。

ラッキー・クローバーのジェイがとうとう退場。
ジェイの腕の中で眠るチャコが超絶可愛かったです。

チャコは登場時にビール飲まされたりとかしてて(※ストーリー上の演出で)
ジェイは確実にチャコを愛してるんだけど、チャコ的にはその生活どうなの?とか心配してたので、
腕の中でくつろいでる姿に、なんか安心しました。

とは言え。ジェイが帰ってこなくてもさほど寂しそうな感じもなく(苦笑)
ちゃっかり恵子ちゃんちで第二の人生を送る段取りです。ぶっちゃけ、こちらの方が幸せそうである。

仮面ライダー555 第18話

2017-06-07 09:00:00 | 仮面ライダー555
干した洗濯物に泥をぶつける悪戯が頻発。義憤にかられた啓太郎は街をパトロールし、恵子という少女を犯人として捕まえた。一方、スマートブレインでは社長の命により「九死に一生を得た子供たち」の情報が集められており、その中には恵子の名前も入っていた。


トードスツールオルフェノク。
toadstool:傘状のキノコ、特に毒キノコ。だそうです。
直訳すれば「ヒキガエルの腰掛け」 おしゃれな英語だなぁ。

キノコ怪人には恐怖の思い出しかありません。
怖かったよね。メ・ギノガ・デ。(クウガ18話

さて本編。恵子ちゃん。
もはや「ゴン!ゴンじゃないか!」以外の感想が出てきません。(@カブト)

あと。 恵子ちゃんの登場シーンが現:東京ドームシティーで
昨年末にウルフェスを見に上京した私としては
「ここ!知ってる!」「恵子ちゃんが隠れてるとこ、たぶん行ったぞ!」と
大興奮でした。関東勢はこういう楽しみも味わっているのか。ぐぬぬ。

もうさ、NHKの朝ドラみたいに関東と関西で交代で作ろうよ、ライダー。
京都の太秦で撮影編集しましょうよ。
ライダーシリーズって、1年間以上かけて撮影して、
そのあとスピンオフ作ったりすれば、なんやかやで2年で1セットみたいになりませんか。
関東チームと関西チームで2年サイクルで回そうよ。そうなれば!西日本でもライダーが活躍するのでは!?
(という地方民のひがみ)

まあ。高岩さんは一人しかいないけどな。
(高岩さんに限らず、替えのないスタッフの方たちで作られていることは重々承知ですが)

啓太郎だけが恵子ちゃんのわがままに振り回されているという、まぁ予想通りの展開ですが、
あれだけわがまま言われても、商品台無しにされて
「もう知らない」と言いながらも恵子ちゃんの姿を見守り、後を追いかけるとか
すごいイイやつ。っていうかすごい、すごいよね、人間がすごい。幸せになって欲しい。

木場くん。
たっくんがファイズだってことを知らないのかそういえば。
海堂はそこんとこ把握済みなので、なんかニヤニヤしちゃうな。

草加。
不在の連絡をよこすってことは、おまえ本格的に啓太郎の家に居候してたのか。
やだなぁ一緒に住みたくない。くつろげない・・・。