当って砕けろ あおき公

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安倍首相が辞めないのは政界再編に繋がるか

2007-07-31 08:34:24 | Weblog
今回の参院選の結果、
比例区の得票、自民1650万票は04年の参院比例区得票と
さほど変わらない。
民主は2320万票で200万票あまり前回より増えた。
100万票で1議席に該当したのが、投票率があがったので
民主は2320万票で20議席だった。自民と民主の対比では、
前回が民主19議席対自民15議席、今回が20議席対14議席
と1議席の増減のみだった。
比例区で候補者名より政党名を民主と書いた投票は1900万票
近く、民主の場合、実に8割方は政党名での得票だった。
議席到達最低ラインは自民が前回15万票、民主が10万票、
今回は自民20万票、民主が6万7千票。
候補者は民主で立候補したほうが効率がよかった。
さくらパパは、だから民主から出馬したのだろう。丸山弁護士や
ヤンキー先生、田中康夫サンも東京選挙区の丸川サンも受かった
のだから、よくも悪くも名前があったほうが勝ちにつながる。
あとは組織票の勘定で比例区の当落が決まっている。

5月までは自民が勝つといわれたのだから、6月からの自民への
逆風が利いた。民主は結局、小沢1人区戦略が功を奏したわけだ。
民主は都市型の政党を志向した結党時とは違う政党のイメージに
なった。
それが支持されたのだから、昔の自民党内の派閥で言えば、安倍
清和会に対して小沢経世会が支持されたようなものだ。

安倍首相が辞めないのは、小泉系譜の新保守対伝統的保守で自民を
分けるという考えがあるのかもしれない。
そうなると民主も含めて政策を軸にした政界再編成になって
いいのではないか、と思う。


KY  だそうだ

2007-07-26 09:20:38 | Weblog
KY だそうだ。

KY?といってもピンとこない、
以前、定例会ゲストに来られた川上和久教授(明治学院大学)
によると、学生の流行り言葉で「空気が読めない人」という意味だそうだ。
つまり、周囲に流れる「空気」に合わせて行動できないことを指すらしい。
根底には学生の軽い乗りでは済まされない、背景がある。
故山本七平の著書に「空気の研究」という本があった。
周囲の雰囲気に押されてなんとなく物事が決まり、一方に流される
非論理構造の日本人の性質を見抜いた書である。
戦時中は空気が読めない人は非国民として牢屋にぶち込まれた。

安倍シンゾーさんはKYなのだそうだ。
次から次への問題噴出への対処は未熟だという印象を与える。
しかもマスコミの下馬評では大敗である。にもかかわらず演説で絶叫する
姿はKYだ。ということになるのか、
KYの一言で片付ける危険性は、論議されない。
論理の葛藤もなければ、展開もない。感覚で物事を決める日本人は
選挙に際しても、結局、戦前となにも変わっていないのか?
やはり例会ゲストにきた三浦博史アスク社長は選挙コンサルタントとして
最近では石原都知事選挙の参謀を務め、有名になり、しばしば
マスコミに登場している。
三浦氏は「自民はさして負けない」と7月初めにも、書いていた。
それもKYと呼ぶか? それとも根拠のない決め付けだったのか?

自民大敗、民主大勝、の下馬評に、その後の展開は急だろう。
そこまで考え抜いた国民の選択なのか、一時の熱狂なのか、
よく見極めたほうがいい。
でなければ89年の消費税導入後の参院選で野党が大勝利、
土井たか子さんの「山は動いた」発言に繋がり、一見政治が変わった
ように見えて、いまに至るまでなにも変わっていない、
という再現の可能性だってある。


麻生外相は8月の中東訪問に行けるだろうか

2007-07-19 16:50:45 | Weblog
NPOフォーラム6月のゲスト、駐日イスラエル大使エリ・コーエン氏
は8月初めには離任して、母国に帰る。
そして延び延びになった麻生太郎外相の8月15日からの訪問を待つ。
麻生外相の訪問は昨夏、小泉前首相が中東訪問し、また今春東京開催
のイスラエル、パレスチナ、ヨルダン、日本の4者協議を経て、日本外務省
が提唱する「平和と繁栄の回廊」(パレスチナ・ヨルダン渓谷の開発) の
促進をする為と思われる。
イスラエル側当事者、コーエン氏の盟友ペレス氏(ノーベル平和賞受賞者)
はいま、大統領になり、穏健派のファタハと過激派のハマスの争いはハマス
が支配するガザとヨルダン川西岸地域を支配するファタハの2派共存状態。
穏健派のファタハのアッバスーパレスチナ評議会議長をイスラエル、欧米
ともに支持する状況だ。
ヨルダン川渓谷開発プロジェクトはヨルダン川西岸を一大農業産地として
開発する計画で、イスラエル企業も技術参加してパレスチナ人に職場を与え、
生産物や加工品はヨルダンを通じて湾岸諸国に輸出してヨルダンにも利益
が落ちる構想である。
日本発の構想がハマスーガザ抜きの片肺飛行でも和平に寄与するのか、
麻生氏の訪問は注目である。
が、果たして8月の半ばに麻生外相はその地位に留まるのか、それとも?


*外務省のHP
イスラエルとパレスチナの共存共栄に向けた日本の中長期的な取組:
「平和と繁栄の回廊」創設構想
http://www.mofa.go.jp/mofaj/press/release/18/rls_0713b_3.html

イスラエルにプロ野球があるのを知っていますか?

2007-07-01 01:55:31 | Weblog
イスラエルにプロ野球が出来たらしい!
米日韓台や中南米にプロ野球があるのは当たり前。
オーストラリア、オランダ、イタリア、にもあるらしいが、
なんとイスラエルにプロ野球が誕生とはビックリ!
たぶんアメリカからのユダヤ移民が広めたのでしょうが
サッカーは盛んだけど、プロ野球に観客が入るのかな?
6月25日に開始されたのですが、その日にNPOフォーラム
のゲストにきたイスラエル大使も知らなかった。
今までイスラエルがとったオリンピックの金メダルは5つ、
そのうち3つが柔道だそうです。
果たしてプロ野球は伸びるのか?
6チームの総当り制、レッドソックスならぬ、
ブルーソックスもあるようで。。

IBL公式サイト
http://israelbaseballleague.com