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acco ZONE

コトバにしなきゃ伝わらないこともある
コトバにしなくても伝わることもある
accosのつらつら日記

棘が丸くなった?

2008年01月12日 | こころ
自分の態度や心の状態は
周りの人に伝播する

ということは
それを受け取った周りの人の態度で自分の状態がわかる


レストランのおにいちゃん編

近所にある庶民派レストランの料理長アニル
彼はいつも持ち帰りカウンターのレジに座って厨房を統括している
ここのマトンフライドライスに一目ぼれして以来
ちょくちょく買いに行ってたんだけど
無口な彼が少しずつ話してくれるようになり
私の注文を彼自身が作ってくれたりするようになった

徐々に仲良くなり
奥さんと子ども
友達まで紹介してくれた

家に招きビリヤニの作り方を丁寧に教えてくれた

最高においしかった

それに
毎日経典の引用なのか素敵な詩を送ってくれる

今やよきメル友です


警備員たち編

彼らは出前先企業の警備員
彼らと話すのはせいぜい1~2分
私がセキュリティーを通るときだけ

でも最近
授業がキャンセルされた次の日に行くと
「どうして昨日は来なかったんだ!」
と残念がってくれたり
「明日はちゃんと来るんだな!」
とチェックしてくれたりするようになった

純粋にうれしい

あと1週間でクラスが終わるから
彼らともお別れ

それを知った女の子たちが
今週末から来週明けに開催されるポンガル祭りに招待してくれた
彼女たちの家でパーティーをするそうです

楽しみ


自分の変化は自分でよくわからないけど
周りが変化してるってことは
私が変化してるってことなのかなと
思ったりします

そうだといいな


とにかく
このようなあたたかい出逢いに感謝

2008年01月05日 | こころ
最近思うんだ

私は
『日本人』というよりも
『日本文化で育った人』といったほうが適切なのかもって

アイデンティティは”日本”にあるのではなく
”人”にあるんじゃないかなって



顔や体型は違うけど『人』は『人』
言葉や文化は違うけど『人』は『人』

みんな同じ『人』


私はずっと自分を主観的に見ることができなくて
全く見えない根本的な私と
客観的に構築され続ける”ワタシ”のギャップに
苦悩し続けてた

だから私は私自身が知りたくて故郷を出てみた
そして日本を出てみた

違う環境に身を置けば
自然と自分が浮き彫りになるでしょう?

だから外に出てみた
怖かったけどやっと出ることができた


そして最近
『私は私』
結局はただそれだけのことなんじゃないかなと感じてる



影響されやすい性格のおかげなのか
価値観がもみくちゃにされる毎日


答えなんかいらない
そのうち欲しくなるかもしれないけど
今はいらないや



最近ちょっと疲れ気味だからなのか
思考に境界線がなくなってきています

睡眠と日本語と現実と授業とごはんと英語とメールなどなどが
全部ごちゃ混ぜ

でもまぁ
ノープロブレム


来週からもう一つ担当クラスが増えます
また忙しくなりそうです

体の異変にだけは麻痺しないように気をつけます

涙がはみ出した瞬間

2007年12月01日 | こころ
出発ギリギリにやっと
ビザとパスポートが届いた

何もかもが急な話で
時間も限られているから
少しの狂いが全体に響いてしまう


そういう緊張感をここ数日持ち続けてたんだけど
さすがに要のパスポートとビザが届かないのは
心配で不安でたまらなかった


昨日も夕方まで待って届かなかったので
うそぉぉぉ…と思って
かなり絶望的な気持ちになりかけてた

でも望みを捨てるわけにはいかない
待つしかないんだもん


夕方から出かけて21時頃帰ってきたとき
1階のポストを見て肩を落とし
4階まで重い足を引きずりながらやっと階段を上りきった

焦りと虚無感とめげそうな自分を奮い立たせる気持ちと
でも待つしかないっていう
いろんな想いを抱えてた


そしたら先に部屋に入った同居人が

「届いとるやん」

と不在通知を部屋のポストから出した


いやぁ
声上げて泣いちゃったよ


本当に嬉しかったし安心した
すべてに感謝したね

泣きながらクロネコさんの携帯に電話して
持ってきてもらった

あとは荷造りだけ


明日
発ちます

最初が肝心

2007年11月13日 | こころ
人と話すとき
それぞれの立場や社会的な関係
によって
あらかじめ
人と向き合う姿勢が制限されてしまう

たとえば

『お客さん』と『店員』
『上司』と『部下』

のように
立場に名前や形がついてしまうと
『人』と『人』
として向き合いにくくなる

お互いが『人』と『人』という
シンプルな状態なのにも関わらず
関係がうまくいかないのなら
まぁわかるんだけど
そういう形でシャットアウトされたり
してしまうと
本当に虚無感を持ってしまう

悲しいし残念

人と出逢って
向き合うことが本当に大切なんだと
心から思える今日この頃

だからこそ
虚無感は大きいのです


苦手科目=電話

2007年11月02日 | こころ
以前から
電話が好きじゃない

顔が見えないから
必要以上に相手の想いを汲み取ろうとするし
前もって話す内容を考えすぎてしまう

完璧に会話を成立させなくてはっ!
というよくわからない使命感も感じてしまう

メールは大好き


バーチャルな世界にドップリいくタイプ?

アダルト・チルドレン

2007年10月29日 | こころ
今年の春ごろ
『アダルト・チルドレンの子どもたち』アン・W. スミス
という本に出逢いました

いろいろと心に大きな負担がかかる出来事が続き
体調を崩していました

精神科へ行っても何だかしっくりこないし
ちょっと違うんじゃないかな…と感じていたときに
この本に出逢ったんです

衝撃だったなぁ

今までずっと漠然と苦しんでたことが
何ともすっきりと書かれていたから


『アダルト・チルドレン』
”機能不全家族”(主にアルコール依存症の親がいる家庭)で育った子供が
心の傷を負ったままそのまま大人になって
 さまざまな困難にぶつかるんです

私の場合は
父親がアルコール依存症(たぶん鬱病も)

父親の理不尽な酔い方や
母親に対する暴力や荒んだ姿や
家族全員の心が日に日に離れていってしまう過程を目の当たりにし
本当に悲しかったです

末っ子の幼い私は
あたたかさが全く感じられない暗く重たい家の中で
みんなの心をつなぎとめようと必死だったように思います

でも結局
虚しさと
悲しさと
絶望と
孤独と
母の新たな裏切りだけが残り
本当にバラバラになってしまいました

だから
今でも家族全員の心がバラバラ

みんなそれぞれが孤独で
一番拠り所となるべき”家族”を心に持たず
消えない悲しみを抱えて生きているんだろうなと思います


こういう経緯で私の心は
私としてはかなり不本意なんですが
バランスを失っているわけです

私が本来持つ性質と
家庭環境によって構築されてきた性格に
かなりのギャップがあるため
余計にわけがわからなくなってるんだと思います

そこで
私が本来持つ性質を開花させようじゃないかと
思うんです

長年培われてきたものを壊していくには
かなりの根気と時間がかかるでしょうが
このまま苦しみを抱え続けるわけにはいきません

というわけで
私が特に克服したい点は

★自尊心がない
★自分の感情がよくわからないし
 うまく表現できない
(一般論を自分の感情だと思い込んでいる)

です


日本語教師という仕事や人との出逢いで
うまく軌道に乗ればいいなと思っています