大人のバレエ~不思議な魔法 & Something Good

大人になってバレエを始める方、始められた方に。
なにか、参考になれば幸いです。

コメントありがとうございます。

2011-01-19 18:32:20 | バレエ大人
ひとつ前の記事にたくさんのコメントをありがとうございます。
お一人お一人にお返事を書くべきではあるのですが、私がそれぞれに書いたことがまた火種になることもあるかと思いますので、今回は、記事でご容赦ください。
まず、一番は、記事の意図を汲んで、私の言葉の至らないところを補足していただいた方々に、本当に感謝しています。
間違えないでいただきたいのは、カイロプラクティックの先生VS整形外科の先生の話ではないことです。
整形外科の先生が骨盤はぴくりとも開閉しないというのなら、一般的にそうなのかもしれませんが、私の骨盤は、引き上げた時、閉じます。
コメントにも書きましたが、当然のことながら、自在に開閉したりしません。ほんの少し動くのです。でも、それだけでも、体の使い方が変わります。そして、それは、別に驚くことでもありません。




体は、ひとりひとり違います。
医者でもカイロプラクターでも、そこにひとりの患者がいない限り、一般論的にしか語りませんし、語れません。

余談になりますが、少し前まで、つぶれた関節は、もとに戻らないというのが、定説だったと思います。
でも、今は違います。
私は、頚椎と腰椎に1箇所ずつ、つぶれたところがありました。
当時、整形外科の医者は、つぶれたものは戻らないから、不調とうまくつきあっていくしかない、と言いました。
でも、今、レントゲンをとると、つぶれていた関節部分が、他の関節部分と同じように開いています。
カイロプラクティックの先生は、それだけで治ったとは判断できないということでしたが、ぎっくり腰を起こす度に見慣れてきたレントゲン写真ですから、腰が不調のとき、どうせ、また同じだから、もう、レントゲンとらなくていいよ、どうせ、つぶれたところが原因なんでしょ、と思ってレントゲンをとることにうんざりしていたので、空間ができていた時は、びっくりしました。
そして、医者も、診断に困っていました。
組織の問題ならMRI行きですが、とりあえず、薬を飲んで様子を見ましょう、と言われました。



このブログは、私の個人ブログですから、私の経験や体験も書きます。
ただ、少なくとも、うそを書くことはありません。
確認のために調べたり、聞いたりもします。(一般論ではなく)
ご覧になって、なにかヒントになる方もいれば、そうでない方もいて当たり前です。
体にも個性があるのですから。

それから、もうひとつだけ、大人からバレエを始めると頭でっかちになりがち、というのは、私の場合、ちょっと感覚が違います。
子供は先生の指導どおりにお稽古して、個人差はあっても順応しやすい体を持っていると思います。
大人からバレエを始めた私は、そういう訳にはいかないところを、頭を使い、知識から体の中を探っています。



私がバレエを始めた頃は、そういう情報がなくて苦労したので、このブログを始めました。
コメントをいただいて、なにかのお役に立てた時は、本当にうれしいです。
でも、役に立たないことがあっても当然です。
今回のように、間違っている、というご指摘をいただき、説明の至らなさを反省すると同時に、ジゼルさんをはじめ、さまざまなバレエ経験をお持ちの方々にフォローいただき、本当に感謝しています。

皆さん、本当にありがとうございます。



最後になりましたが、ちょっと母が体調を崩し、それがきっかけで、いろいろばたばたしていまして、ブログを見れていなかったため、途中、お返事をしたりすることもできず、その点、お詫びします。





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4 コメント

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余計な事を、、失礼しました。 (マンネリ)
2011-01-22 11:45:43
整形外科へ行ってレントゲンをとり「異常なし」処方箋は痛み止めと湿布。。これでは治らないから、整体、鍼灸、カイロと様々な施術を受けに行くわけです。整形外科は腰が痛いと言えば腰だけのレントゲン、、機械の部品なら悪い箇所だけ取り替えればすぐなおります。しかし人間の身体は複雑で色々つながってます、実力のある整体、カイロの先生は多方面からアプローチして、本当の原因を探してくれます。整形外科の先生はカイロ、整体に対しては「医者でもないのに、、」と、思っているようです。また薬、注射信望者の人にも「カイロ?整体?、医者じゃないでしょ!」と否定的な方も多いです。しかし私の周りでは骨折は別としてカイロ、整体、の先生で治った人が大多数です。又、骨、筋肉の仕組みについても圧倒的に詳しく説明してくれるそうです。なので、、すぐれた民間施術を見つけたら、心強いですよね。こんな事から カイロVS整形外科なんてコメントしてしまいごめんなさい。新年から波乱の幕開けとなりましたが、今年もacbeさんのブログに依存し、皆様のコメントにも依存し、図々しく勉強して行きます!
返信する
ごもっともです。 (二ール)
2011-01-22 12:09:59
もっともです。ACBEさんのブログ、いつも非常にためになって愛読しています。
正直言って実際に骨盤がしまるかどうか考えたことがなかったのですが、引き上げに腸腰筋を使うのを覚えた頃からたしかに骨盤が体の中心の方向に集まるのを感じます。
今日試しに手を触れて引き上げたら確かに動くことを感じることが出来ました。
腸腰筋は歩くとき骨盤を出る足の方向へ持っていく筋肉ですが、バレエではこの筋肉を普通で使う以上に強くすることによって腰の安定と大腿骨頭を引き出しアンデェオールを可能にし、より大腿骨の動きの範囲を大きくするのだそうです。
私はブラジルのバレリーナですが、骨盤の開きについて3国語(ポルトガル語、英語、日本語)で医学的情報を探してみました。たしかについ最近まで仙骨と骨盤との関節には動きがないとされていたそうです。つい最近の発見なので整形外科の先生がおしゃった事は無理もないと思います。
私は獣医なので一様解剖学のベーシックな知識はもっています。ですからたぶんこの情報に間違いはないと思います。
とにかく大切なのは骨盤が実際にしまることではなく腸腰筋の鍛えで腰を安定させることだと思います。それによって踊りの安定感を把握し怪我をする確立も少なくなり、もっと自由に踊れるようになるのだと思います。そして大腿骨頭を引きだすことによってアンディオールの範囲も大きくなり、大腿骨頭の負担も少なくなるそうです。
実は私の弟はブラジルの格闘技カポエラを長年やっていたのですが大腿骨頭壊死になって断念しました。格闘技ではアンディオールを使わないので無理がきたようです。
長くなりましたが、私も大人で踊るもので、本当に理論的に考える必要を感じます。子供のころから学ぶプロセスとまったく違うもので、インターネットでACBEさんのブログのように勉強できるチャンスは実に大切なものだと思っています。有難うございます。
PS一様二世なので見苦しい日本語どうもすみません。
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マンネリさんへ (acbe)
2011-01-22 17:07:15
言葉が足りず、申し訳ありません!
マンネリさんのご指摘どおり、多少なりとも連携が見られてきましたが、まだまだ、整形外科VS民間療法が現実にありますよね。
そのことは承知していまして、ただ、私のことを書いている、ということが趣旨だとお伝えしたかっただけなので、どうか、お許しください。

マンネリさんのまわりで、民間療法で治った方が多いというのは、私自身の体験からは、すごく理解できます。
また、実力のある整体、カイロの先生は多方面からアプローチして、本当の原因を探してくれる。これも、ものすごく共感しています。
「なぜ、そこを痛めたのか?」
患部だけでなく、それを起こした要因が重要というスタンスですよね。
私がお世話になっているカイロプラクティックの先生は、それぞれの領域があって、連携できれば、患者にいい治療を提供できると考えていて、提携先の病院も持っています。
日本の整形外科の技術は高いと聞きます。
切らなくていいもの(手術)も切りたがる。
そんな話も聞いたことがあります。
患者の立場にたって、保険も含めて、いい環境がととのってほしいと、つくづく思います。
返信する
ニールさんへ (acbe)
2011-01-23 14:49:29
コメントありがとうございます!
また、ブログをご覧いただいているということ、とてもうれしいです。
解剖学のベースがあるニールさんに、医学的情報を調べていただき、さらに、体の使い方について解説いただけて、ブログをご覧いただいている皆さんにより信頼できる情報をお送りすることができ、心から感謝します。
ブラジルといえば、日本からは地球の反対側。
ネットを通して、ニールさんとコミュニケーションがとれることをうれしく思います。
つたないブログですが、今後ともよろしくお願いします!
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